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芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。 【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/ 【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

結婚したい女子も人妻も必読!希望に満ちた「家族無計画」。

読者のみなさんは独身ですか?
それとも結婚している?

どちらもいると思いますが、未婚・既婚を問わず、年齢や性別も問わず、「結婚」について何かしらの思い……モヤモヤや葛藤や悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

「結婚」を思い悩むのは、おそらく、自分を支えてくれる「家族」を営みたいと願っているからですよね。

紫原明子さんのエッセイ「家族無計画」をぜひ読んで欲しいなと思います。

結婚したい女子から、人妻、シングルマザー、恋愛未経験の男子まで、とにかく、愛が欲しい人、楽しく生きたい人にオススメのヒントがたくさんあります。

著者の紫原明子さんは、インターネットの世界で育ち愛され、注目を集めるエッセイストの新星。

今をときめくアラサー女子ですが、実は突き抜けて波乱万丈の人生を歩んできました。

子供の頃は、学級委員長を務める真面目で正義感の強い女子だった明子さんは、18歳の時にインターネットで知り合った21歳の男性と結婚、そして、即出産。
地元の福岡県に住み、月収20万円で家族生活を営んでいたものの、起業した夫が破格の大成功を収めて、突然、億単位のお金が入ってきて、一家で上京。
巨額のお金と都会の刺激で、どんどん変わっていく夫。
キャバクラで月に2000万円も使って豪遊したりして、億単位のお金を短期間で使い切り。
あげくは、都知事選に出馬を決意する。

18歳から必死で子育てと専業主婦をやってきた明子さんは、そんな夫を「地獄の門番」のように待ち続けていたものの、とうとう離婚、シングルマザーに。
さらに、家族を支えるべく、31歳で社会人デビューも果たします!

なんともドラマティックな人生ですよね。
でも、ずっと専業主婦として子育てや日常の雑事と向き合ってきた人だからか、明子さんの視点や思考は、いわゆる普通の人生を生きている女子にも身近に感じられるはずです。
福岡出身の学級委員長タイプ、しっかり者で気さくな明子さんが、女子の人生に訪れるいろんな困難や選択について深く思索しながらも、まるで友人のように親身に解決策や思考を提案してくれる感じ。

読んでいて、なぜこんなにも気持ちよく励まされるのかを考えてみたら、明子さんがあらゆる人に優しくも、人生に対しては前向きで勇敢だから。
何より、文章にも思考にも行動にも、飄々としたユーモアがあるからなのだと思う。

キャバクラで溺れる夫の気持ちを知ろうと、自分もキャバクラに潜入してみたり。
夫婦間のセックスレス問題を考えるにあたって、夫(の性欲)をスペースシャトルにたとえてみたり。

生っぽいリアルな人生経験を語りながらも、様々な示唆や生きるヒントをくれる。
中でも、
「決めごとはすべて(仮)でいい」という示唆には、特に感心して、励まされました。

不況が常態の時代、何かと自己責任を問われ、多くの人が「自分だけは損をしないように」と生きているから、結婚も仕事も、「決断」するのが難儀だし、一度、決断したら、他の選択肢を捨てねばならずその道を変えられないのもまたリスキー。

だから、明子さんは、「結婚も仕事も恋愛も(仮)を適用すればいいのではないか」と言います。
賃貸住宅に仮住まいするように、「恋人(仮)」「結婚(仮)」と、緩く考えられたら、決断・行動しやすくなるし、風通しも良くなるのではないかと。

とても良いアイディアだなと思うし、共感します。
全ては(仮)だと思えたら、過剰な甘えとか依存心も手放せそうですよね。
恋人も夫も仕事も、自分の所有物だと思うから、何かと間違うし、息苦しくなるわけですから。

「結婚」とか「家族」って、個人を支えてくれる基盤であるからこそ、もっと多様で寛容なものであるべきだと私も思うのです。

たとえば、生活や人生のチームメイトとしての家族が欲しいなら、性別も年齢も全部取っ払って、志が合致してチームが組めると思う人なら誰でも「結婚できる」ことにするとかね。
結婚相手が同性だと子供を作ることだけはできないけれど、外の恋人と作ってもいいし、養子をもらうという手もある。

そんな「寛容で新しい家族」は、すでに世界にも日本にもたくさん営まれているけれど、もっと当たり前になるといいのにな。
一般化して、国にも認められ必要な補助をうけられるようになれれば良いのになと。

本書を読みながら、そんなことも思いついて、ますます楽しい気持ちになりました。
ぜひ、読んでみてください!

「家族無計画」紫原明子(著)


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