何で化粧品成分検定を取ったのか?

先日(結構前ですが)『化粧品成分検定』という資格を取りました。 元々、化粧品の成分表示を見るのが好きだった私。今まではネットで成分を調べたりしていたのですが、資格として勉強することで知識ももっと身につくかなー、と思って受けました。 化粧品成分の世界はやっぱりおもしろくって、資格を取ったら「自分的ベストな化粧品を作りたい!」欲が湧いてきまして・・・・ とうとう始めました、手作り化粧水☆

【美容】目指せすっぴん美肌♡化粧品成分検の画像_1

自分の肌を知る

自分の肌質をわかっていなければ、自分にぴったりの化粧水を作ることはできません。 出来ればコスメカウンターなどで肌質を見てもらうのが近道!! 私は、ハリはあるけれどインナードライで、キメが乱れがち。乾燥はするけれど極端な乾燥肌ではない・・・という中途半端な肌質。鼻周辺の毛穴も気になります。肌年齢は27歳と、実年齢より若干若いもののまぁ年相応かな〜といった感じです。 肌質を把握した所で、成分を選んでいきます!

わくわく♡材料選び!

私の悩みはなんといってもキメ・毛穴・乾燥の三兄弟。 そんな私が選んだのは、こちらの材料!!

ビタミンC誘導体・グリシルグリシン・フラーレン

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色々と聞きなれない名前かも知れませんが。。。 それぞれ何によいかというと、 【ビタミンC誘導体 (APPS) 】 浸透力に優れた新しいビタミンC誘導体! シミ、シワ、たるみ防止(アンチエイジング)・抗酸化・皮脂抑制・毛穴改善の効果 【グリシルグリシン】 毛穴を目立たなくする効果 【フラーレン】 ずば抜けた抗酸化力で、アンチエイジングに期待(抗酸化力がずっと落ちないらしい!) 高い保湿効果 これだけでは物足りないので、更にもう二つ材料を追加。

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【グリセリン】 プチプラで保湿効果が抜群! 【ラフィノース】 オリゴ糖の1種。皮膚の「ラメラ構造」という、内部の水分を保つ構造に働きかけて、肌の水分量を改善。キメも整える効果にも期待。 あとは防腐剤として、1.2ヘキサンジオールという成分を入れました。 (精製水を使うので入れないともたない) これらの材料を調合していきます。 さて、気になるのがどれぐらいの量を入れて、どのくらいのコストがかかったのか、だと思いますが・・・

まず調合した量。水50mlに対して ・APPS 0.5g ・フラーレン 1.5ml ・グリシルグリシン 1g ・グリセリン 3g ・ラフィノース 1g ・1.2ヘキサンジオール 1g 効果を実感したかったので、初めて作った時は全体的に多めの量を入れてしまったのですが、逆に乾燥を招いてしまいました。欲張っちゃだめですね。。。(笑)今はこの量に落ち着いてます。

材料は一体いくらなのか?

材料費、やっぱり気になりますよね。 私は趣味に近いのであまり気にしてませんが、ここでまとめてみます。 ・APPS 3600円/3g ・フラーレン 1000円/3ml ・グリシルグリシン 800円/5g ・グリセリン 600円/100ml ・ラフィノース 2000円/500g ・1.2ヘキサンジオール 550円/10ml ・精製水 100円/500ml

大量に入って安価なものは省くと、100ml作るために大体2000円くらいでしょうか。 フラーレンとAPPS(ビタミンC誘導体)が高いので、これらの価格が原価の大半を占めています。 市販の化粧水もピンキリですが、私が今まで使っていた化粧水と同じレベルの価格で作れている気がします。 この化粧水に変えてから、肌の手触りと毛穴がだいぶ改善されました。 それまでたまに発生していた謎の吹き出物もこの頃は出来なくなっています!

節約にはなりませんが・・・

今のところ、肌の調子はかなり良い感じ! 注意したい点は、ビタミンC誘導体など不安定な成分も入っているので冷蔵庫保管が必須ということ。成分が劣化しないうちに使い切らないといけないので、2週間で作り変える必要があるなど、不便な点は多々ありますが、肌調子上々。(私は25mlずつ作ってます) 市販の化粧水も試しつつ、ベースはしばらくこれでいこうかと思っています♪