こちらのキュートなルックスの彼女、どこかで見たことありませんか? 毎朝、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系・月~金曜5:50~8:00)を見ている人ならお気づきかも。『ZIP!』内のコーナー『あおぞらキャラバン』で全国を旅しているアーティスト、セレイナ・アンさん(20)です。7月13日にミニアルバム『SUNDAYS』でメジャーデビューを飾る彼女に、アルバムの聴きどころから最近のマイブームまで、じっくり聞きました!

日曜日をアルバムのテーマにした理由は、“ドラマが起きる日”だから!

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――デビューミニアルバムは、『SUNDAYS』というタイトルそのままに、すべて“日曜日”をテーマにした楽曲。コンセプトを聞いただけでもわくわくします。でも、なぜ“日曜日”をテーマに? 「アルバムタイトルが決まる前に、収録曲のうち何曲かはできていたんです。どの曲にもつながるテーマのようなタイトルをつけたくて、アイデアを出していたときに思いついたのが『SUNDAYS』でした。完成している曲には日曜日っぽさがあったり、“日曜日”というワードが入っていたりしたからです。日曜日って、一週間の始まりでもあるし、終わりでもある。この一日の中で、いろんな出来事が起きる“ドラマのある曜日”だと思うんです!」 ――ちなみにセレイナさんの理想の日曜日の過ごし方は? 「スケジュールは真っ白なほうがいいんです(笑)。誰かと前々から約束するよりも、当日になって“今日空いてる? じゃあどこか行こうか”って連絡するほうが好きですね。友達がつかまらなければ、ひとりで出かけてもいいし。ひとりなら、思いついたところにふらっと行って、適当に歩きながら買い物をしたり。夜は外食ではなくて、家で家族といっしょにでご飯を食べたい。最近、お仕事で帰宅するのが遅くなりがちなので、家族みんなでご飯が食べられる時間の幸せさを実感してます! なにより、我が家のご飯は世界一おいしいですし♡ そう思えることも幸せですよね」

デビューミニアルバム『SUNDAYS』を、セレイナさん自らが全曲紹介!

『SUNDAYS』の収録曲は、すべてセレイナさん本人が歌詞を担当。作曲もたくさん手がけています。それぞれについて、制作にまつわるエピソードや、曲に込めた思いを教えてもらいました!

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1.『Sunday love』

「“駅で待っている片思いの彼に今から告白する!”という曲なんです。“始まり”というイメージの曲なので、1曲目にしました。私の家から駅までの道のりって、アップダウンが激しいんです(笑)。この曲に出てくる女の子も、駅までのアップダウンのある道を歩きながら、目に映る景色にパワーをもらって彼のもとへと…❤」

2. 『My Own Way』

「英語で始まる歌いだしと、メロディラインに独特さがあります。曲の設定としては、土曜日に彼と別れた女の子が迎えた日曜日。彼との日々にさよならをしたんだから“くよくよせずに前を向いてがんばろう”と、気持ちを切り替えていくというもの。歌詞を書くときはけっこう細かい設定まで考えるんです。恋人同士ならつき合っていた期間とか。この曲のふたりはそんなに長くなくて、数ヶ月。ビジュアルについても、どんな服を着ているタイプかくらいかまでは思い浮かべます。この曲の女の子は絶対パンツ派ですね!」

3. 『Sweet Sweet Love』

「『ZIP!』の旅先で、ロケバスの中で歌詞を書きました。川辺とかのどかな風景が出てくるんですが、それはロケバスが走っていた場所が、まさにそういう感じの景色が多くて。私、今まで発表した曲では歌詞に『好き』って言葉を書けなかったんです。それがこの曲の中では“愛して”ってワードが出てきます! 少し大人になったということなのかもしれません(笑)」

4. 『So in Love』

「遠距離恋愛を描きました。歌詞の内容は恋愛ですが、たとえば家族と離れて暮らしていたり、親友と離れ離れになったり、大切な人が遠くにいることって多々ありますよね。だから、遠距離恋愛中の方以外にも共感してもらえたらうれしいです。曲のイメージによって、歌詞を英語で書くときもあれば、日本語で書くときもあります。この曲は、実は最初に全編英語で作詞をし、後でそれを一部日本語に変えました」

5. 『CHANGE』

「毎日同じことを繰り返していると、変化が欲しいと思うことってありますよね。でも、いざ変化のチャンスが来ると、怖くなって引いちゃう気持ちってあると思うんです。私自身、高校生のときに、音楽活動をするという変化にチャレンジしてみたかったのに、できなくて……。でも、大学生になって行動派の友人がたくさんできたことで刺激を受け、勇気を出してYouTubeに自分の歌をアップしてみたんです! その一歩を踏み出すことで新しい景色が見えた。だから、私もこの曲で、一歩踏み出したい人の背中を押すことができたら嬉しいなと思います」

6.『19』

「19歳のときに書いた曲で、去年の秋くらいからツイキャスで披露してきました。今まで自分なりに大変だったことを乗り越えてきた“私”がいるから、これからもきっと壁を乗り越えていけるよね、と。これまで頑張ってきた自分自身に、今の、そしてこれからの自分が励まされるという曲。ひと晩で一気に書き上げた曲なので、すごく思い入れがあります」

■セレイナ・アン メジャーデビューミニアルバム『SUNDAYS』 耳にすっとなじむ歌声と洋楽テイストの心地よいメロディーは、日曜日にお部屋で聞くのにぴったり。日曜日のはじまりに、テンションをあげたいときに、まったり過ごしたいときに。気分やシチュエーションにハマる1曲が見つかるはず。(¥1800/ユニバーサルミュージック)

ファッションも美容も、自分らしさや自分に合うかどうかを大切にしています

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――Instagram(@celeinaann)に様々なコーディネートの写真を投稿していますが、どんなテイストのファッションが今一番好きですか? 「ベースはシンプルなカジュアルで、そこにひとつだけ個性のあるアイテムを入れるのが好きです。例えばファストファッションブランドで買ったシンプルなアイテムに、アクセサリーや帽子で1点個性を。そういう自分らしさを出すためのアイテムは、原宿のヴィンテージショップで買うことが多いです」 ――買い物は感覚派? それとも慎重派? 「即決して豪快に買うってことができないんです! ちょびちょび買う派です(笑)! 選ぶのにもかなり時間をかけますね。いいなと思っても、一度別のお店に行って、やっぱり戻ってみたり、とか。だれかと一緒に買い物に行くと“早く決めてよー”って怒られそう(笑)。だから買い物はひとりで行くのが好きかなぁ(笑)」 ――最近買ったお気に入りアイテムは? 「パールのチョーカーと、シルバーの華奢なチョーカーを買いました。トレンドアイテムですし、上品なムードが気に入って❤」 ――セレイナさんのInstagramを見てると、食にもこだわりがあるのがわかります。どんなことを意識していますか? 「私自身はベジタリアンやヴィーガンではありませんが、ベジタリアンやヴィーガンの食事については健康のために注目しています。ひとりでランチに行くときは、そういうお店に行きます。以前はフルーツにハマってたくさん食べていたんですが、最近あまり食べすぎないほうが調子がいいのに気づいて控えるように。私の場合、体が冷えちゃうんです。食べ物って人によって合う合わないがあるんだって、最近分かってきました。私の場合は、フルーツや乳製品を食べすぎるのは控えるようにしています」 ――楽曲からプライベートまで、多岐にわたって教えてくれたセレイナさん。最後に一言メッセージをお願いします。 「はじめまして、セレイナ・アンです。私が人生で一番大切にしているのは、“ハッピーでいること”“ポジティブでいること”。それを音楽を通じて届けたいと思っています。ぜひ一度聴いてみてください!!」 (取材・文/古川はる香) 【Profile】 セレイナ・アン●1996年生まれ。日本人の父とアメリカ人の母のハーフ。父の影響で洋楽に親しみを持ち、シンガーソングライターを目指す。2014年から自身のYouTube公式チャンネル『Celeina Ann’s Channel』で洋楽カバーをアップしたことから注目を集め、15年に音楽プロダクションと契約。16年7月13日、満を持してメジャーデビューミニアルバム『SUNDAYS』をリリース。

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