この夏読みたい文庫が揃うキャンペーン「ナツイチ」から、あなたに贈りたい言葉をセレクト!

【「ナツイチ」でみつけた名言】背中を押してくれるひと言

疲れたり、泣きたくなったり、道が見えなくなったりした時には沈んだ心を底上げして、前を向かせてくれる名言を摂取しよう。きっぱりと優しい言葉が、進む道を明るく照らしてくれるはず。

【背中を押してくれる至極の一言】結婚しない人生で、 いいかもしれない。

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自分の人生をまるごと預けられるような人に会いたい気持ちはあるけれど、王子さまを待つのはもうやめた! 「そう思ったら、なんか急に視界がパァーッとひらけて、元気が出てきて、自分だけの人生、思いっきり楽しんでやろうって思えた」あゆこ。“結婚するのが当たり前”という呪縛を自ら解き放ってパリを目指す! 「パリにすら行かずに、死んでもいいと思ってたの?」と35歳で人生を見つめ直すあゆこ、74歳でフランス語を習い始めたハナなど、10人の女性たちがパリを夢見る。12の連作掌編を収める。(『パリ行ったことないの』山内マリコ¥460)

【背中を押してくれる至極の一言】 登るしかねぇだろうが 

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いじめに悩む中学生の息子に向けた父の言葉。「恐る恐る人生の山を登ってきて、つらいし怖いし、疲れたから、もと来た道をそろそろ帰ろうかな、なんてことは無理」だし、登る意味が見つけられるか否かではない。とにかく生きろ、登って、頂上からの景色を見てみろ。息子を愛するがゆえの熱い言葉が頼もしい。 小惑星の衝突による地球滅亡まであと3 年。絶望を乗り越え、宮城県仙台の北部に立つ団地「ヒルズタウン」 で生活を続ける住民たちの、再生と幸せとは? 生きていく意味とは? 連作8 編を収録。(『終末のフール』 伊坂幸太郎¥630)

【背中を押してくれる至極の一言】 もうちょっとだけでも、 背筋を伸ばして走ろうよ。 世界はこんなに広いんだから

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「大丈夫、サッカー映画を撮りたくなったら、ルールを覚えるところから僕と一緒にやればいいんだから」に続く優しい名言は、映画部所属の“目立たない人”前田涼也の言葉。体育の授業中、サッカーゴール前で盛大にから振りをした親友へのエールだ。体育が苦手な文化系同士だけど“映画が好き”という思いでつながるふたりだから、この思い、きっと届いているはず。 バレー部のキャプテンが部活をやめた。ひとつの事件が高校生たちの日常を少しずつ変形させていくさまを鮮やかに描き、50万部を突破した人気作。(『桐島、部活やめるってよ』 朝井リョウ¥480)

今なら、雑誌『MORE』9月号に、可愛い「よまにゃ」のマスキングテープがついてくる♡

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集英社文庫は創刊40周年。新キャラクターの「よまにゃ」は、人気イラストレーターNoritakeさんが描く、本屋さんに住む読書好きの猫。ほのぼの、のんびり、愛らしい「よまにゃ」のポーズをプリントした2 色のマスキングテープが、今月号の付録になりました!
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集英社文庫の新キャラクター「よまにゃ」マスキングテープは、1冊に2個ついてます♡ なんだか癒される2 パターンの「よまにゃ」。メモやメッセージを添える時に貼ったり、手帳や手紙をデコったり、使い方いろいろ♪

集英社文庫「ナツイチ」は 全国参加書店で実施中!

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●「よまにゃ」って? 今年5 月に就任した、集英社文庫の新キャラクター。読書が大好きで、どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしているという。口癖は「よまにゃ」。集英社文庫公式ツイッター(@shueishabunko)にて、一日一冊ずつ、おすすめの本を紹介中。
モア9月号
MORE2017年9月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!  構成・文/鳥澤 光 *本テーマ内の書籍はすべて集英社文庫です