MORE世代のためのコスメブランドHUNTING

“No more rules.”。メイクにおける自己規制を取り払い、“なりたい私”へ導いてくれるのが『KATE』というブランドだ。クール&シャープな世界観を名作と共に振り返る。

KATE 変身願望を満たす、メイクの魔法

『KATE』のレジェンド級コスメ! アイの画像_1
『KATE』のデビューは1997年。つまりモア読者とほぼ同年代。そんな20年以上の長きにわたり、予定調和ではなく、なりたい自分を表現するための“攻め”のメイクを常に提案してきた。ブランドを一躍有名にしたのが、「フラッシュクラッシュ」という大粒ラメのアイシャドウ。開発するカネボウ化粧品のラメや粉体技術は当時から高く、「フラッシュクラッシュ」は美容のプロたちから絶賛を浴び、市場でも数々の1位を獲得した。先日発売された新アイシャドウにもそのDNAは脈々と受け継がれ、進化し続けている。この新作が面白いのは通常、黒やグレーといったダークな色合いで締める影色を赤やオレンジにしている点。色で影をつけるという新感覚のブラウンシャドウの提案はまさに『KATE』の真骨頂。「もっと大きな目に」、「もっと彫り深く」、「もっと美肌に」……。メイクマニアたちの潜在的なニーズをいち早くくみ取り、形にし、ネクストトレンドを生み出してきた。『KATE』を使っていれば、時代遅れの顔にならない。メイクマニアからビギナーまで幅広い層が信頼を寄せる理由がここにある。
1 パウダリースキンメイカー
リキッド状なのに肌の上でパウダーファンデに変わる衝撃! リキッドならではの均一な化粧膜でべたつくことのない軽やかな仕上がりに。(全6色)30㎖¥1600

2 フェイクティアーズメイカー
クリアなジェル状ペンシルの中にパール感のあるピンクの芯が入ったライナー。涙袋に引くだけで、泣いた時のようなうるみ目を簡単演出。PK-1(全2色)¥1400

3 マンガジェニックライナー
コスプレイヤーたちが複数のアイテムを駆使して漫画同様のデカ目をつくり上げているという噂をキャッチ。そこで肌の凹凸を自然に描けるパウダーと黒色のジェルパウダーをひとつのパレットに収めた『KATE』らしいマニアックなひと品。(全1種)¥1500

4〜8 デザイニングブラウンアイズ
定番のブラウンシャドウパレットにも『KATE』の“攻め”の姿勢がキラリと光る。通常は黒やこげ茶などダークな色で締める影色に赤やオレンジ、グリッターゴールドといった明るい色をあえて組み合わせた。目幅が自然に拡張され明るさがアップ。抜け感のあるまなざしに。付属のチップのクオリティの高さもひそかなこだわりだ。BR-8 ・BR-3・BR-6・BR-7・BR-5(全8種)各¥1200

9 スーパーシャープライナーEX2.0
筆ペンで有名な「Pentel」と共同開発。一本一本、繊維の先端に向かって徐々に細くする加工が。流麗な極細ラインが描けるリキッドアイライナー。寝かせても立ててもぶれにくく描きやすい。お湯で簡単にオフできる。BK-1(全3色)¥1200

10 ラッシュフォーマーWP(ロング)
日本人の約4人に3人のまつ毛が下向きにはえていることに着目。塗るたびに自まつ毛を上向きにクセづけするマスカラ。ロングとボリュームの2種展開で、それぞれウォータープルーフとお湯オフが選べる。¥1400

11 レアフィットジェルペンシル
極細芯で、とろけるように軟らかなアイライナー。にじみにくく、落ちにくい。1.5㎜の極細芯ながら、くっきり濃厚で美しい発色が持続。BK-1(全3色)¥1100(価格はすべて編集部調べ)/11カネボウ化粧品

レジェンド級眉アイテム この描きやすさ、手放せない!

『KATE』のレジェンド級コスメ! アイの画像_2
(右)デザイニングアイブロウ3D EX-7
(左)アイブロウペンシルA BR-3
時代によって形や色、質感などの流行が目まぐるしく変化する眉メイクも『KATE』の得意分野でありベストセラー。(右)立体グラデ眉とノーズシャドウで彫り深い印象になれると人気のパウダーアイブロウパレット。即、シャレ顔になれそうなオリーブグレー系はweb限定カラー。スリムなパッケージながらミラーつきは優秀すぎ。(全4種)¥1100・(左)眉尻まで繊細に描けてかつ落ちにくい。1.5㎜の極細芯はなめらかな使い心地で、植毛したかのように自然な仕上がり。定番の黒や茶色だけでなく黄色みや赤みのあるニュアンスカラーも豊富。(全7色)¥550(2点とも価格は編集部調べ)/カネボウ化粧品

KATE is…

『KATE』のレジェンド級コスメ! アイの画像_3
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
女性の可愛らしさを最大限引き出し、元から美人に見えるメイクの達人。「絶対、可愛くしてくれる」と女優やモデルの信頼も厚い

メイクに“今っぽさ”を足したい時に使うのが『KATE』

「『KATE』にはメイクをしていて、あと何かひと押し欲しいな、と思う時につい手が出るものが多いんです。しっかりラメ感が出せるとか、逆にとことんマットな質感とか。質感も色もピンポイントで極められているから『そうそう、欲しかったのはこれ!』となる。仕事では『ラッシュフォーマー』のマスカラ下地を使う頻度が高め。マスカラを塗らずにまつ毛を際立たせたい時に大活躍。常に時代の気分にしっくりハマる、そんなブランドです」(中山さん)
撮影/ケビン・チャン スタイリスト/鈴木美智恵 取材・原文/平 輝乃 構成・企画/芹澤美希(MORE)