ほんの少しのテクニックで“大人っぽさ”が叶う。今どきチークの入れ方、基本のキ。

毎日つける、でもいまだに試行錯誤しちゃうのが“チーク”。「変えたいけど実はよくわからない……」そんな人のために、大人女子のチークの入れ方を教えます!

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●そもそも、チークってどうして必要なの?

顔に血色感と立体感を与えてくれる、魔法のパーツだから!

お風呂上がりの肌が若く、明るく見えるのは血行がよくなっているから。慢性的な冷えなどで顔の血行も悪くなりがちなモア世代は、チークの色を借りると顔全体に一気に明るさが戻ってきます。またアイメイクとリップをつなぐほおに色が加わると、視線が分散するため顔に奥行きが生まれたような印象に。私たちが欲しいふたつの要素を同時に叶えてくれるんです。

●失敗したくない&大人っぽく見られたいなら……チークを“縦”に入れてみる!

「今っぽく、それでいて失敗しづらいのは断然『縦チーク』。日本人は目の下からあご下までが、長いタイプの人が多め。そのためチークを横に入れてしまうと、縦にも横にも長く見えるので、顔が大きく映ってしまうんです。そこで、あえて顔における面積が広い“縦ゾーン”をチークで埋めると、顔の中央に目線がいきよけいなフェイスラインが削れたような印象に。またチークを塗った部分が視覚的に前に出てくるため、顔に立体感も生まれて一石二鳥なんです!」 トップス¥11000/ペルルペッシュ

●パウダータイプもクリームタイプも。“のせる前のひと手間”が勝負を決める

つける前の下準備で、チークののりが見ちがえるように変わるんです!

【パウダーをのせる前のひと手間!】

定番のパウダータイプはブラシの使い方が肝。付属のブラシでも十分ですが、より正確にのせたい人は細めのチークブラシを使って。

  • 【1】なでるようにつけるのではなく、ブラシは立てて、クルクルとかき混ぜるように
  • 【2】ブラシを立てたまま、手の甲にブラシを叩くようにして余分なパウダーを落とす

【クリームをのせる前のひと手間!】

人気のクリームタイプは、ツールを使わないからこそ指の使い方が重要に。指全体ではなく、人さし指の腹だけを使うのがオススメ。

  • 【1】人さし指の先を、ポンポンとやさしく叩くようにしてクリームをつけていく
  • 【2】一度手の甲にも指を置くようにして色を出す。肌が透けるくらいまでがベスト

●ブラシなの? 指なの? どう動かすの? “つけ方の正解”、知ってた?

【パウダーのつけ方】

パウダーチークは、いちばん初めにブラシを置いたところが濃く染まるため、まずは視線を集めたい黒目の下にブラシを置く。そこを拠点に上下にブラシをスライドさせると自然なグラデーションに。

【クリームのつけ方】

すべらせるようにのばし塗りする人が多いですが、ムラになりやすく取れやすいので実はNG。クリームタイプは肌を上に引っぱるように、指で細かくタッピング塗りをするのが◎

つけ方もアイテムも、もしかして何年も同じじゃない? 変えるなら今!「大人チーク」、基本のキ。

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