
【2025年春新作】これぞ塗り直しの最適解。『アネッサ』の新UVカットパウダーを正直レビュー
令和の世はUVアイテム戦国時代に突入! いまや紫外線から肌を守る以外にも、スキンケアレベルの美容効果や使い心地のよさを持つハイクオリティな機能性が当たり前に。ベスコス候補が勢揃いと言わしめるほど豊作な今シーズン、どれをゲットするかもう決めた? ベースメイクを日替わりで楽しむこだわり派の美容ライターが、ガチ惚れしたUVアイテムから『アネッサ』の新UVカットパウダーを正直レビュー! この時期だけでなく、夏に使用した場合の肌予想も記事の最後にお届けします。
- 「アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー」の効果や成分は?
- 「アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー」をスウォッチ
- 室内自然光&直射日光で使用感チェック
- 使い方のポイント①:ブラシにパウダーをしっかりなじませる
- 使い方のポイント②:まず皮脂テカリが多いゾーンに使うとGOOD
- 使い方のポイント③:上を向いて使うとパウダーが舞い散りにくい
- 使い方のポイント④:ボディにも使ってベタつき防止に
- 使い方のポイント⑤:ブラシは取り外して洗って清潔を保つ
- 猛暑日はどうなる? 夏の使用感を予想
「アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー」の効果や成分は?

アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー SPF50+・PA++++ UV耐水性★¥3498(編集部調べ・マツキヨココカラ&カンパニー限定品)/資生堂お客さま窓口
サンケアのエキスパートブランド『アネッサ』の新作は、マツキヨココカラ&カンパニーとの共同企画により生まれたブラシ一体型のUVカットパウダー! 年々高まる紫外線対策意識に対して、日焼け止めの塗り直しニーズが十分に満たされていない現状に着目。メイクくずれしやすいゾーンと紫外線ダメージが出やすいゾーンが頬〜鼻あたりで重なることから、一度に両方に対応できるアイテムとして開発されました。

ブラシ一体型のUVカットパウダーは、メイクの上から手軽にUVカット効果をプラスできるのが最大の特徴♡ 容器はキャップを開け、ブラシカバーを一番下までスライドするとブラシがニョキッと出てくる構造です。ブラシ中央に刺さっているストッパーを引き抜いてから、ブラシ全体にパウダーを含ませて使用します。
「アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー」をスウォッチ


ライトベージュのパウダーは粉質がきめ細かく、肌にスルッとなじみます。微細なラメが入っているのが夏らしくてかわいい! パウダーは独自技術により紫外線散乱剤の配合量を少なくしても高SPFをキープでき、白浮きやきしみ感なくふんわり軽い付け心地を実現。
室内自然光&直射日光で使用感チェック

室内の自然光で撮影
自然光の下、まずは室内で撮影。こちらは日焼け止め塗り直しを前提とした製品であり、これ1つだけでUV対策をすませるのは推奨されていない点をご留意ください! それゆえに、使用感は日焼け止め下地+ファンデーションでベースメイクをすませた状態でチェック。時間が経過した肌のテカリを再現するべく、高保湿タイプのアイテムをたくさん重ねてベタベタ感を残してみました。その上からパウダーをサッとすべらせてみると、皮脂吸着パウダーのおかげでフォギーな肌ざわりに!

直射日光を浴びて撮影
自然光を直射日光で浴びた様子がこちら。小鼻や頬の毛穴開きが目立たず、テカリをしっかり抑えて清潔感のある仕上がりに。パウダーに含まれている微細なラメは不自然にきらめく様子は感じられず、肌つやをよく見せてくれるような気がします。また筆者はやや乾燥肌なので皮脂を過剰に奪われないか心配でしたが、ほどよい保湿感を残したまますべすべの肌ざわりをキープしてくれました。
使い方のポイント①:ブラシにパウダーをしっかりなじませる

使い方はちょっとだけコツが必要。パウダーはブラシの中央から出てきますが、肌にくるくるとなじませている最中にパウダーの出が少なくなってくることが。そのため、ブラシを下に向けて手の甲やティッシュの上で軽くトントンと叩き、ブラシ全体にパウダーをしっかり含ませてから使いましょう。
使い方のポイント②:まず皮脂テカリが多いゾーンに使うとGOOD

ブラシからパウダーが出る量を調整できず、均一に肌にのせるのは少々むずかしそう……。まずは汗・皮脂が多いおでこやフェイスラインにくるくると広げ、それから顔全体になじませる順序がおすすめ! 特に髪のはえぎわ付近は皮脂分泌が活発なので、多めにのせてもいいかもしれません。
使い方のポイント③:上を向いて使うとパウダーが舞い散りにくい

パウダーは基本的にブラシの中央から出てくる構造ですが、個体差によってブラシカバーの脇(水色の部分)から漏れ出る場合が。ホウキで地面をはくかのごとく、大きくストロークさせて肌表面をザッ!ザッ!と払うと、パウダーが空中を舞って服についてしまうこともあるのです。そこで筆者がひらめいたのが、顔を上に向けて軽くトントン叩く→スーッと広げる使い方。ブラシカバーの脇からパウダーが出てしまっても顔の上に落ちてくれるため、舞い散らずにお直しができます。
使い方のポイント④:ボディにも使ってベタつき防止に

本アイテムは顔用フェイスパウダーの位置づけですが、併用が気にならなければボディに使うのもおすすめ♪ 日焼け止めを塗って汗をかいた後のベタベタボディに使うと、サラサラの肌ざわりに。肌が服に張りつくような不快な感覚を瞬時に解決できるため、フェスやBBQのような屋外行事に持って行きたい!
使い方のポイント⑤:ブラシは取り外して洗って清潔を保つ

繰り返し使える手軽なブラシ一体型アイテムは、雑菌の繁殖も気になるところ。使用後はティッシュペーパーやウェットティッシュで、ブラシやキャップの内側に残っているパウダーをふき取るよう、製品の注意書きにも記載されています。またブラシは取り外せるため、3日〜1週間ごとに洗って清潔を保っておきましょう!
猛暑日はどうなる? 夏の使用感を予想

冬の寒さが続く発売直後から汗ばむ春先にかけて使い続け、これからの季節にバンバン活躍してくれるアイテムだと確信♡ 蒸し暑い梅雨時期も灼熱の猛暑日も、これがあればたちまち爽やかな肌印象にチェンジ。脂性肌やインナードライ肌の方、外出の機会が多い方は特にマストハブです。
今までは「メイクが全部落ちても仕方ない……(泣)」と覚悟を決めていた日焼け止めの塗り直しを、片手でクイックに完了できる“しごでき”なUVカットパウダー。気になった時にいつでも使って、紫外線ダメージから肌を守る相棒にしてみては?
レビューしたのは

美容皮膚科クリニック勤めの経験をいかして美容・健康に関する記事を中心に執筆。記事で取り上げるアイテムは「必ず長期間使ってみる」をモットーに、ためになる情報をお届けします。
肌データ:イエベ春、乾燥寄りの混合肌、寒暖差&湿度差で肌が荒れるやや敏感肌
肌の悩み:小鼻と頬の赤み、頬にあるうっすら茶色いシミ、たるみ毛穴、目の下にある黒&茶の混合くま
撮影・文/井上ハナエ