アニキ

アニキ

今年本厄の3児の父。ってことで「アニキ」ではなく、本当は「オヤジ」が正しい編集部の黒一点。『週刊プレイボーイ』(男塾)→『MORE』(女子の園)という異例のキャリアの持ち主でもある。
「モツ煮&ハムカツ&黒ホッピー」があれば、他になにもいらない“ひとり呑みニスト”。ホームグラウンドは横浜・野毛。
好きなことわざは「他人のふんどしで土俵を取る」。過去に取材した数多くの偉人・偉才の考えや言葉を多用して、モア世代の悩みを解決しますよ。

【お悩み5杯目】職場以外で彼氏を作るには? でも合コンは苦手で……

【お悩み5杯目】職場以外で彼氏を作るには? でも合コンは苦手で……_1
アニキ:おまっとさんでした!(追悼キンキン) 土曜の夜、『アド街』と同時刻にひっそり更新中の「居酒屋アニキへようこそ!」。第5回目の今週は、河岸を変えて、大好きな飲み屋街のひとつ、“神田駅前”にやってきました。ゲストは、前回の高橋さんからご紹介をうけた、田中さん(仮名・26歳)。では早速、お悩みプリーズ。


田中:いま彼氏募集中なんですが、職場以外で彼氏を作るにはどうしたらいいんですか? 私、過去に付き合ったのは、学校や会社など同じコミュニティーの人ばかりで。でも、昨年転職した今の職場には未婚男性がいないので困っているんです……。


アニキ:なら、合コンとか行くしかないよね。ほら、ご友人の高橋さん、今バラを摘みに行ってるはずだし、一緒に行けば?
田中:もちろん、合コンにもそれなりには行ってるんです。でも、過去の合コンでも「カッコいいな」と思った人には、必ず彼女がいるし。あと“男性を見る目ないんだな”と思う事件もあって……。


アニキ:なにそれなにそれ興味ある! 


田中:昨年の合コンでのことなんですが、私のことを気にいってくれた同じ年の男性がいて、すごく積極的にアプローチしてきたんです。ルックスは、あまりタイプじゃなかったんですが、2ヶ月くらい毎日連絡してくれるし、4~5回、食事なんかもして。その時も、きちんとお店も予約してくれたり、無理に飲ませたりもせず、すごく誠実で紳士な対応で。「次のデートでは『カルティエ』でなにかプレゼントしたいな。そろそろ付き合わない?」なんて言ってくれて。ちょっとお金持ちな人だったこともあって、「この人、悪くないかも」なんて思ってきたんです。


アニキ:ふんふん、それでそれで。


田中:でも、いざ「付き合う付き合わない」の話になってきたら少しだけ気になって、SNSを検索してみたんです。「俺、SNSとかやってないんだ」とか言ってたから。そうしたら、彼らしき人がヒットして、そのページまわりをいろいろ見ていたら……。


アニキ:彼女の影があったわけか……。SNS時代にありがちなふた股ネタだなあ。


田中:でもそれだけじゃなくて……。その彼女らしき女子の写真をみてたら、なんか微妙に見覚えがあって。なんと、私の小・中学校時代の友人だったんです! 高校以降は別だったから、10年以上、会ってなかったけど。


アニキ:マ、マジでー! 東京だけでも1千万以上の人間がいるってのに! これぞ、まさに『事実は小説より奇なり』! 


田中:それで彼にも問いただしたら、やはり彼女がいる、と……。で、その事実を話したら、生まれたての小鹿みたいにブルブルふるえて、「ぜ、絶対、彼女には言わないで」と。本当に偶然だったんですけど、それ以来、やっぱり誠実そうにみえても、合コンで恋人を探そうと本気なのは女子だけで、男子は遊び目的が多いんだろうなあ、と。


アニキ:それはハードなできごとだったね。でも俺、モア世代の恋愛って、田中さんのこれまでのように、学校や職場とかで相手を見つけるといいと思うんですよ。実際、そこでの出会いが一番、多いと思うし。
でね……


田中:あ、そろそろ「ことわざ」ですか。
アニキ:の、つもりだったんだけど、ごめん、今回は微妙にしっくりくる「ことわざ」なくって。代わりに童話でいこうかと。童話もことわざ同様、古くから伝わる話しだから、それなりに真理があるんですよ。


田中さん『花咲かじいさん』知ってるよね? 飼い犬が「ここ掘れワンワン」といった場所を掘ったら、宝物がざくざくでてくるやつね。最終的には、その犬は意地悪なじいさんに殺されて灰になるんだけど、その灰を枯れ木にまくと花が咲くって話です。


田中:はい。もちろん知ってます。


アニキ:今の田中さんにはこれヒントになると思うんだ。職場には未婚男性がいないわけだから、会社は「はい、消えた!」(再び追悼キンキン) 


となると、今まで出会っていたけど、まったく恋愛対象ではなかった同級生や友人たちを少し掘ってみるしかないんです。題して「過去掘れワンワン」!


田中:……ふざけてるんですか。


アニキ:いやいやマジですよ。実際、モア世代以降の恋愛って、だんだん“新しい恋をするのがちょっと面倒”になってくるんです。まったく初めての人との出会いだと、「私はどこで生まれて、こういう風に育って、こんな趣味があって、こんな仕事してて……」と、自分のことをお互いに説明していかないといけない。それが面倒になってくるんだよ。25年や30年も生きてきたら、話すことっていっぱいになるわけだしね。だから、気を使わずさらっと話せる相手だと、ラクだし楽しい。


田中:……確かにその気持ちわかります。あ! 実は、その中学の同級生女子のことがあってから、少し同級生たちが懐かしくなって、同じテニス部だった男友達と「今度ひさしぶりに一緒にテニスしようよ」なんて話になっていたところでした! まったく恋愛対象じゃないんですけど。  


アニキ:すでに掘ってんじゃん! うん、最初は恋愛対象じゃなくていいんです。でも、もともと田中さんは、共通のバックボーンがある、同じ学校や職場の人と恋愛してきたタイプなんだから、とりあえず少しの間は、そうやって過去をどんどん掘ってみてください。その中に「あれ、この人いいな」という思える人もきっといます。そして最後には、恋の花を満開に咲かしてくださいよ。ガハハハハ。


田中:結局、オヤジギャグでまとめられたような気もしますが、少しテニス部の同級生が気になってきたかも。ちょっと掘ってみます。



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今回の居酒屋
「鶴亀」
●編集部のある神保町からも近い神田駅前は、
ナイスな居酒屋がたくさんある飲み屋街!
今回は中華系メニューが豊富な大衆居酒屋「鶴亀」。
なぜか日替わりフルーツがつく「チューハイ」も名物。

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