池田信太郎

池田信太郎

1980年12月27日、福岡県生まれ。筑波大学卒。2004年、日本代表に初選出され男子ダブルスで頭角を表す。06年、全日本総合選手権大会で初優勝。07年、世界選手権で日本人男子初となる銅メダル獲得。オリンピックは男子ダブルスで北京、ミックスダブルスでロンドンと二度の出場。15年9月に引退。
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リオから帰国! 現地で感じたことと、4年後の東京五輪に向けてのメッセージ!

やっぱり意義深かった、南米初のオリンピック!

無事、リオより帰国しました! ちょうど選手たちも今日の午前、チャーター機で羽田空港に到着しましたね。僕は選手よりひと足先にリオを出て、N.Y経由で昨日の夕方、帰国しました。
リオから帰国! 現地で感じたことと、4年後の東京五輪に向けてのメッセージ!_1
帰国時リオの空港で、サッカー解説者の(右より)福西崇史さん、戸田和幸さん、中田浩二さんと。解説の立場でも他競技の方と親しくなれたのはうれしかった。
さて、今回は最後のブログになります。改めて、選手としてではなく初めて解説者として体験したオリンピックについて少しまとめてみたいと思います。
良かったのは、やはり南米初のオリンピックであったこと! 今回のオリンピックは207の国と地域が参加し、かなりの準備が必要となったと思いますが、本当に意義があったと思います。もちろん僕が経験したロンドンなどの大会に比べると、やはり治安面や運営面、施設面では大きな課題があったと思います。特に治安面は、その影響もあり、僕もほとんど街に行くことはできず、スポーツ以外の文化や歴史、人に触れる機会が少なかったんです。選手村のセキュリティゾーン前では軍隊が銃を持ち警備している姿もありました。4年前でのロンドンでは、街全体がオリンピックムードでしたが、リオでは競技のあるエリアに限定された形だったので、従来のオリンピックの雰囲気を感じることは正直できず残念でした。
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選手村のゲートにも軍隊が。街中もふくめやはり治安面での不安はありました。
ただ、やはりブラジル人のパワー、豊かな感情表現はすごかった。サッカー解説者の方から聞いた話ですが、ブラジル戦の競技場は、98パーセントくらいはブラジル国民の応援で埋め尽くされていたようです。また、優勝したバレーボールの決勝も応援がすごかった。国民の一体感が本当に素晴らしかった。優勝した瞬間、選手は涙を流し、観客と優勝をかちあってしました。“国民”と“アスリート”が一緒になり栄光を手にした感じがあり、これがやはりオリンピックであり、スポーツの力だと感動しました。隣接しているオリンピックパークでも、NISSANやコカ・コーラなどスポンサーブース前で、音楽に合わせダンスをしていたり、彼らの“自ら楽しむ・参加する”文化は非常に学ぶ所が多いかっだと思います。

過去最高メダル数を継続して、東京ではさらなる躍進を!

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ホテルの美しい朝日。ほぼ毎日6時起きで、取材や解説の仕事をこなし、夕食ととって翌日打ち合わせと、実はかなりハードな日々でした(笑)
リオでの経験をふまえて、僕たちは4年後の東京オリンピックをどうするのか? 治安面や運営面に関しては、すでに東京マラソンをはじめ多くの競技の海外トーナメントや試合の実績があるので、その辺の不安要素はないと思います。それよりも、どこまで日本の魅力を世界に発信できるのかがポイントだと思います。スポーツは当然として、テクノロジー、文化、おもてなしの心、食、クールジャパン、そして東日本・熊本の大震災からの復興へのPRなどが挙げられると思います。
競技面では、リオでのメダル数は、41個(金12、銀8、銅21)で、前回ロンドンの38個を上回って過去最高のメダルを獲得することができ、すばらしい結果だったと思います。その特徴は、みなさんと同じ女性のアスリートがメダルの獲得数が多かったこと。そして、若い世代が活躍したことが挙げられますよね。バドミントン競技を例に挙げると、韓国の朴監督など海外の有能な人材を積極的に招いて、目的を持って強化する事で、短期で成績が飛躍的に向上しました。東京にむけても各競技そういう流れは継続していきたいですね。
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あまり現地の方と触れ合えなかったのは残念でしたが、競技場近辺でかわいい女の子たちと! たくさんの国の方に満足してもらえる東京オリンピックにしたいですね。

最後に。短期間ですが、僕のつたないブログを読んでいただいたデイリーモア読者のみなさん、ありがとうございました。今回メディアという立場で参加してやはりオリンピックは人を感動させる力があると強く思いました。みなさんもいろんな競技で盛り上がり感動したと思いますが、国がひとつになれる瞬間でもありましたよね。

4年後には本当に東京でオリンピックが開催されます。これまでの大会の“観る・する”だけではなく、“支える”という要素も加わります。試合観戦からボランティアまで幅広く携われる機会があるのが東京オリンピックです。多様性と調和がとれてこその成功へ向け、みんなでなにか行動できたらいいですね。僕も頑張ります!

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