
4月も半ばとなり、転職や異動などがあった方 も、そろそろ環境に慣れてきた頃ではないでしょうか?私も10年前の4月に、今の会社へ入社しました。当時は社会人としての自覚が薄く、髪の毛は金髪メッシュだったり、ミニスカートで出社をしたりと、今思えば冷や汗が出るような新人で、先輩方には随分ご迷惑をお掛けしました。。。反省。
さて。今日は、よくご質問を受けるテーマのひとつにお答えします。「ひとり暮らしの場合、家賃や水道光熱費、貯蓄はお給料の何割くらいがベストですか?」というご相談です。
もちろん、人それぞれ生活は違いますので一概には言えませんが、理想の支出バランスを知っておくのは、マネー美人には必須ですよ♪
ひとり暮らしの「住居費」「食費」「水道光熱費」の目安って?
参考までに 。。。実家暮らしで「家賃分を家に入れていない」という方は、その分多めに貯蓄に回しましょう。50%!とは言いませんが、結婚で家を出るまでは少なくとも収入の30%。頑張れる方は40%程度の貯蓄を目指しましょう。
なお、貯蓄の内訳としては、数年以内に使う予定がある「短期」、数年先~10年以内に使う予定がある「中期」の貯蓄と、10年以上先や老後に備えるような「長期」の貯蓄を、銀行や郵便局以外の資産運用も視野に入れながら「1:1:1」で準備していくのが理想的です。
手取りの20%貯蓄を実現するために必要なことって?

でも実際は、自分の支出をしっかり把握できている「しっかり者」は少ないです(笑)。なので、いま家計簿などをつけていない方は、1ヶ月間でも「月の家計費の内訳」を書き出してみてください。レシートを全部取っておいてみることでもOKです。それだけで、自分のお金の使い方の傾向が見えてくると思います。
最初は、理想の割合から大きく外れていて、使い過ぎていたり、全然足らなかったりしても大丈夫。まずはご自身の支出の中で大きく突出している部分、もしくは低い部分を見つけてみてください。特別な理由(親への仕送りや求職中など)もないのに、貯蓄ができない方は、家計の内訳を書き出してみると、どこかに使いすぎている箇所が見つかるはずですよ! 逆に、貯蓄が理想の割合以上になってさえいれば、その他の費目は目安と乖離があってもまったく問題ありません!
いかがでしょうか? もしかしたら、なかなか厳しいなぁと感じられる方も多いかもしれませんね。でも、近い将来結婚して住宅ローンを組み、子育てが始まるとなると、なかなか思うように貯められなくなってきます。働いているうち、もしくは、結婚して出産をするまでがしっかり貯蓄をスタートするチャンスなのです!
みなさんもぜひ「手取り額の20%貯蓄」を目指してくださいね♪