芳麗

芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。
【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/

【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

私の恋と、ユーミンと!

私の恋と、ユーミンと!_1
こんにちは、芳麗です。
うっかりしているうちに、5月も半ば。気持ちいい季節ですが、みなさんいかがお過ごしですか?

先日、ある書籍のお仕事に手、松任谷由実さんにインタビューする機会に恵まれました。
あのユーミンですよ!(敬愛をこめて、ここではユーミンと呼ばせていただきます)
思春期から今にいたるまで、いつ聴いてもユーミンの曲は、スタイリッシュでカッコいい。
でも、それ以上に、そこに紡がれている物語が印象的。情景と心理描写がからみあって、いろんな角度から胸にせまってきます。特にラブソングは忘れがたいものが多いなと。
そこで、ユーミン初心者にも、ヘビーリスナーにも改めて聴いてみて欲しい恋愛サプリ的なオススメ。ユーミン激愛ラブソングを紹介しますね。

■ノーサイド

“ノーサイド”とは、ラグビー試合終了の合図を意味する言葉。
歌詞は、恋する彼(恋人、あるいは片思いの相手)が出場したラグビー試合後の風景と、そこにいる彼の様子を描写しています。おそらく、学生時代最後の試合であり、おそらく負けてしまった試合。主人公の女性は、次第に人が居なくなり、閑散としていくグラウンドに残ってたたずむ彼を見つめながら、全力で走り続けてきた、これまでの彼を想う――。
イントロから何とも切なくて、歌いだしの儚さも大好きで、最後のセンテンスで胸がいっぱいになる。学生時代に運動部の彼に恋していた女子なら、ことさらハマる! 甘酸っぱい気持ちになる名曲です。
ちなみに、私は高校時代、男子バスケ部のマネージャーだったので、当時から負け試合の後はいつもこの曲が脳内にずっと鳴り響いていました。

■DESTINY

ユーミンの曲は、ほんの5分の中に物語があるものが多い。良質な小説のように鮮烈な映像が浮かび、心揺らされる類の作品がたくさんあるのですが、これは物語的という意味では最高峰かもしれません(前述の「ノーサイド」もそうですけどね)。
軽快なテンポのメロディとアレンジに乗って紡がれているのは、かつて愛していた彼に冷たくフラれた瞬間から、別れたことへの未練、そして、再会までが描かれた物語。
“イイ女になって、いつか彼に再会したら見返してやるつもりだったのに、不意打ちに街でばったり再会した時は、たまたま安いサンダルを履いていた――”という。
日常的なのにドラマティックで、誰もが思い当たる感情を切り取った歌(物語)です。

他にも、恋愛の名曲はいっぱい。彼に対して、恋に対して優しい気分になりたい時は、『ダンデライオン 遅咲きのタンポポ』。失恋した自分を励ましたいなら『青春のリグレット』……etc. いろんなユーミンの恋の歌をまとめて聴いてみたいと思う人は、恋愛ソングのベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと』がいいかな。

恋愛以外でも数多の名曲がありますが、個人的には、『あの日に帰りたい』『ひこうき雲』『海を見ていた午後』など荒井由実時代のゆったりとしていて抒情的で、何だかとても寂しい曲が好きです。大人っぽいなぁって思うんですけど、これを作っていた頃のユーミンは、結婚前で、ほんの20歳くらいだったんですよねぇ。天才すぎる!

いつ聴いても、豊かなユーミンの音楽。これからも折々で聴き続けたいなぁと思います。

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