芳麗

芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。
【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/

【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

“尽くす”のは女ではなく男の役割!

“尽くす”のは女ではなく男の役割!_1
こんにちは、芳麗です。ゴールデンウィークがあったからでしょうか?
ここ1週間は、1か月分の締め切りや取材が集中しておりました。
途中、何度、くじけそうになったことか。

「どう頭の中で見積もっても、間に合わない! 
どれだけ集中しても、睡眠時間を削っても、すべての締め切りには間に合わないのでは?」

そんな焦りが積もると、どんどん私生活がすさんできます。
次第に、身近な人にアタリが強くなることってありませんか?(笑)
恋愛中は特に気をつけたいところです。

そんな時期は、恋人に限らず、自らの荒んだ心で人間関係を荒らさないよう
心を穏やかに自浄する術をいくつかもちたいところ。

私にとって、そのひとつは、インド医学にもとづくアーユルヴェーダ生活法。
白湯を飲んだり、ゴマ油で全身をマッサージしたり、早寝早起きとヨガを習慣づける生活術をユルめに実行するのですが、どれも単純に気持ち良くて、ほんとうにスッキリします。

でもね、アーユルヴェーダって実は、単なる生活術にはとどまらないのです。

最近、読んだのがこちら。
「死ぬまで 男は自分を認めるな 女は幸福を諦めるな - アーユルヴェーダ的幸せ論」
日本においてアーユルヴェーダ医学を普及させている医師、蓮村誠先生の著書です。

本書には、身体の健康や美容に効く方法論としてではなく、アーユルヴェーダ的思考による男女論、人生論が書かれています。

アーユルヴェーダ的思考とは、ひとことでいえば、「人生の目的は幸福を拡大していくこと」
幸福を拡大する第一歩として、
「男女は思考や行動パターンはもちろん、幸福の感じ方すらも異なることを知ること」。
「男として、女としての本文や本質を大切にすること」と、蓮村先生。

アーユルヴェーダ的思考による男女と色恋の話は、とても面白いです。

たとえば、“「尽くす」のは女の仕事のように思いこんでいる男女は多いけれど、実は、「尽くす」のは男の仕事である”と。

その心は、本書によると――

「すべての女性は、“母性”をもっている。ゆえに、子供に限らず、恋人でも、仲間でも、物事でも、どんなことでも生長するように育もうする。
でも、育てようとするがあまり、身も心も時間も与え過ぎてしまって、それに見合ったものが返ってこないと、心はどんどんすり減っていく、自分が幸せになりたいと信じて尽くしているのに、心が満たされないとか、虚しいと感じることが多かったら、それは与え過ぎている証拠です」
(*引用ではなく、大意です)

ここまでの内容を読んで、本当にその通りだなとヒザを打ちました。私自身にもその傾向がありますが、公私で出会う女子、取材で出会う女子にも、「尽くしたくて尽くしているのに、満たさない。愛を感じられずに疲れてゆくばかり」という人が多かったからです。
でも、男性には悪気がないことがほとんどなんですよね……。
「女性は、もっと自分を大切にするべきだ」と蓮村先生。

「本来、自分のことを度外視して他者のために尽くすのは男性の役目です。
女性はまず自身の幸福を心の中心において、それを大きくしていけばいいのです」

先生曰く、尽くしすぎる女性では、女性らしい女性なのではなくて、オトコ女なのだそう。「私が何とかしなきゃ!」というような強すぎる責任感は、たしかに女性らしさより男気に近いのかもしれません。(それはそれで素敵ですけどね!)

他にも、男女関係でついつい悩みがちな人の視界をひらき、荒みがちな人の心を癒してくれる深みある言葉がたくさんあります。

疲れた時は、アーユルヴェーダ生活に、アーユルヴェーダ思考を心がけたいなと思います。

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