芳麗

芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。
【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/

【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

こんな感じに“愛してる愛して欲しい” from サンボマスター

こんな感じに“愛してる愛して欲しい” from サンボマスター_1
こんにちは、芳麗です。
いろんな音楽を聴きますが、情熱的な音楽は頻繁には傾向があります。
特に恋とか愛にまつわる音楽は、熱いよりも、ゆるやかだったり、色っぽかったりするほうが好き。歌詞はあまりストレートじゃないほうがいい。

でも、何においても、例外があります。

ものすごく熱くて(暑苦しくて?)、激しくて、息苦しくなるほどストレートでピュア。
そこが初めて出会った時から、大好きです。

サンボマスター。

デビューから数年間は、いくつかのヒット曲に恵まれたものの、インパクトのあるモサいビジュアルが話題を呼び過ぎて、一部の人にしか彼らの“芯”の素晴らしさ、格好良さが伝わっていなかった気がします。

だからこそ、改めて聴いてみて欲しいなと。

『そのぬくもりに用がある』
『光のロック』
『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』

熱いロックンロールにのせて、壊れそうなほど愚鈍に不器用に愛を叫ぶだけではなく、
一方では優しくてメロディアスな楽曲に、果てしなく孤独で繊細な心が歌われていたりします。
『ラブソング』や『週末ソウル』はとっても繊細でほろ苦くも甘い、サンボ初心者女子に聴いて欲しいです。


私は聴きながら不器用な自分を重ね合わせるだけでなく、
「サンボマスターみたいな男子に愛されたい」とも思っていました。

本音をいえば、こんな風に愚鈍なくらい愛されたいなと。

先週発売されたサンボマスターの新しいアルバム『サンボマスターとキミ』を聴きながら、そんな気持ちを思い出していました。

だって、デビュー15周年にも関わらず、初期衝動にあふれる素晴らしいアルバムなんですよ。ミュージシャンとして、おそらく男子としてもいろいろと進化・深化しているにも関わらず、サンボマスターはあの頃のまま――
愚鈍で懸命に好きな子を愛している、それでも孤独で傷つきやすい心優しい男子のままだったから。

1年7か月ぶりの8th アルバムは、『サンボマスターとキミ』というタイトル通り、1人1人の心に突き刺さるであろう、聴き手と彼らの距離が近い。とてもエモーショナルな作品です。

自分たちの弱さを素直に表現している「生きたがり」。
「時をとめるラブソング」、「私をライブに連れてって」など、そこには誰かに言って欲しかった純度の高い愛の言葉があり、孤独をそっと救う音楽があります。

本作には、大ヒット中の映画『ビリギャル』の主題歌となった『可能性』も収録されています。なんと、楽曲の世界観と映画のストーリーがあまりにも合致しているということで、映画の劇中で出演者たちが、この歌を合唱しているシーンが生まれたのだそう。このエピソードを聴いて、映画も観たくなったと同時に、「さすがサンボマスター!」と自分の恋人を褒められたような気持になりました。

サンボの愛は世界を動かすんだね。

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