芳麗

芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。
【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/

【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

西原理恵子さんの「ダーリンは70歳」。熟年恋愛って初恋よりも甘くて面白くて幸せか?!

西原理恵子さんの「ダーリンは70歳」。熟年恋愛って初恋よりも甘くて面白くて幸せか?!_1
こんにちは、芳麗です。

1週間前に届いて3度読んだのに、笑って笑って、何だか泣けてきた本を紹介します。

私が涙しているのは、こちらです。
人気エッセイスト、紫原明子さんとランチしている時に勧めてもらった一冊です。
「素敵なカップルですよねぇ」と目をハートにしながら少女のように熱弁する明子さん!

↓ 明子さんは、ブログにも素敵な感想を書いていらした。
もともと西原先生の作品が大好きな私。
著書は、ほとんど熟読しています。

もう、これは一刻も早く読まねば! 
帰り道、Iphoneを開いて、すぐさま、Amazonでポチろうと思ったのですが、なんと品切れ。

先日、増刷分が入荷した折に、やっと手に入れました。

本書は、マンガ家の西原理恵子さん(50歳)と、“YES!! 高須クリニック”でおなじみ高須クリニックの院長である高須克弥さん(70歳)の恋愛実話マンガです。

それぞれが類まれなる(ぶっ飛んだ)個性を持っていて、かなりハードな茨の道を歩んできた。
そんな2人が、人生の熟年期に恋をしたら? 一緒に過ごしていたら?

スペシャルに面白いことが起こらないわけがない!

西原さんは、ダーリンこと高須院長のことを容赦なくネタにしています。
“見た目は若いけど、実際は70歳の老人の体力”だとか、
“世界一自分にメスを入れた男” “改造人間”なんてことはもちろん、
日々、突飛な発想や行動で周囲に混乱の渦に巻きこんでいく。
そんな高須院長のことを、西原さんは、愛しくて大好きでたまらないといった様子で、じゃんじゃん笑いにしていきます。
一方、いくつになっても恋する乙女であり、生々しい欲や毒気もあわせもった中年女である自分のことも、同じくらいネタにしています。

あられもない熟年恋愛ドキュメンタリー。

90%は、大爆笑。
残りの10%は、胸の真ん中あたりにぐさぐさきて、何度読んでも読後感はホロりとします。

90%の大爆笑には、2人だからこそ、笑いに変えられたような人生の苦味も含まれている。
でも、この苦味を享受してきらからこその、貴重なご褒美たる、10% なのだろうなと。

2人は、ずっと友だちだった。
互いの前パートナーや、その人との辛い別れも知っている。
人なみ以上に、濃くて多様な経験をして、人生の苦味も知っている。
そんな2人が、高校生みたいに楽しそうにはしゃいで恋をしている。
一方、大切な人を失う経験もしている、熟年者同士だからこそ、“一緒にいられる時間” の幸せも切に感じている。

「僕には時間がないから、怒った理由を教えてほしい」と高須さんはいう。
70歳と50歳の2人は、時間がないから、手をつなぐ。
「毎年、桜を一緒に見よう」という約束はするけれど、
普段は、くだらない話ばかりしていて、将来の約束はせずに過ごしている。

愛し合っている2人の様子が可愛くて面白すぎて素敵で、読んでいて幸せになります。

同時に、恋愛とかパートナーって何だろう?

しかるべき相手とこういう関係性を育むにはどうすればいいだろう?

なんていうことも、改めて考えさせられます。

こちらの問いについては、西原さんの他の著書にヒントというか、感じ入るところが数多あるなと思うのです。

また、いつか、改めて書きますね!

*ちなみに、「ダーリンは70歳」(税込¥1080)は、またも品切れのようです。
西原さんのツイッターによると、3月12日に重版とのこと。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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