芳麗

芳麗

NHK山形放送局のキャスター業を経て、ライターとして活動開始。デビュー雑誌がMORE! 以来、10年以上にわたってMOREで執筆。 ロングインタビュー、 女心をつかんだコラムに定評があり、書籍、雑誌、WEBなど数多くの媒体で連載・執筆する。著書『相手も自分も気持ち良く話せる秘訣』『Love リノベーション』(主婦の友社)など。
【公式HP】http://fafa-yoshirei.com/

【ごあいさつ】 MORE読者のみなさん、こんにちは! 芳麗です。 ここでは、恋に効きそうなカルチャーやライフスタイル。わたしが恋したこと、もの、人を紹介していきますね。よろしくお願いします。

夫婦関係というミステリー! 宮藤官九郎×麻生久美子『結びの庭』

夫婦関係というミステリー! 宮藤官九郎×麻生久美子『結びの庭』_1
こんにちは、芳麗です。

先週は、舞台『結びの庭』を観劇。
とても、濃密な135分でした。

作・演出は岩松了さん。
『シブヤから遠く離れて』(出演:二宮和也、小泉今日子など)をはじめ、
いわく言い難い人間関係や、心の奥にひそむ感情を掘り起こす。
観客の想像力を喚起させる作品を生みだす人。

今作の、主演に宮藤官九郎さんと麻生久美子さん。
2人の演じる夫婦関係が軸となるミステリーです。
ミステリーとは、目に見える犯罪だけでなく、
男女関係のミステリー、人の心のミステリーも含まれています。

あらすじをお伝えすると……

“弁護士・水島(宮藤)は、経済界の大物・来宮信介の一人娘、来宮瞳子(麻生)との結婚。なれそめは、瞳子に殺人の容疑がかかった事件の弁護を水島が担当したことだ。
結婚生活は、家政婦の丸尾(安藤玉恵)と秘書の近藤(太賀)にも支えられ、順調そのものだったが……。
ある時、瞳子は実は有罪だと主張して、大金をゆすり取る末次(岩松)という男の出現で、事態は急変。瞳子を守るため、慎一郎と近藤は大胆な犯行に突き進む……”

メインは謎解きではなくて、やはり、会話の妙や役者たちの存在感、空気感から伝わってくる、男女の機微や心の秘めごとに揺さぶられること。

舞台俳優としての宮藤さんは、作品ごとに異なる顔でありながら、毎回、何とも言えない魅力的な異物感があるのですが、今作では、カッコいい弁護士を演じています。
でも、大いに笑いももっていきます。
麻生さんは、上品・清廉としているのに色っぽくてミステリアスな妻がはまっていて魅力的。
安藤玉恵さん、太賀さん、演者としての岩松さんも素晴らしかった!


さて、現在発売中のMORE4月号では(そろそろ、次号が出ちゃうけど)
宮藤さんと麻生久美子さんの対談が掲載されており、わたくし、進行と執筆を担当しています。

いつだって突出して面白くて魅力的な2人ですが、
今回は、“ステキな夫婦のつくり方”というレアなテーマでお話を聞いています。
レアなだけでなく、とっても濃厚でヒザをうつような話が読めます。

「(結婚)は大変なこともあるけど(笑)、1人の自由が欲しいとは別に思わない。
結婚したほうが精神的に自由になっている部分も大いにある」(宮藤さん)

「(結婚の決断について) 多少は不安もありましたけど、この人の子供は欲しいと思ったから。そこは決断する上で大きかったです」(麻生さん)

ユーモアもアフォリズムもあふれている対談。
ぜひ、読んでくださいね。

そして、舞台『結びの庭』も!
東京公演は、本日で終了してしまいましたが、大阪、島根、広島、愛知、静岡、宮城、新潟でも公演があります。当日券も出るみたいなので、気になる方はぜひ問い合わせて見てくださいね。

ほんと、生の舞台の一回性は、とても貴重なものですから。
観たいと思うならば、その気持ちに素直に突き進むべしですよ☆

Ranking

もっと見る