
【韓国ドラマ2025】衝撃の展開! 大どんでん返しに驚きを隠せない作品6選!
韓国ドラマの醍醐味のひとつが「予測不可能な展開」。サスペンスドラマから恋愛ドラマまで、衝撃の展開にどんどんのめり込んでしまう、大どんでん返しのある作品を集めました。
※記事発信時点での情報のため、最新情報は公式サイト等でご確認ください
韓ドラマニアのライターがおすすめ!

Kカルチャー・旅・漫画・音楽・スポーツ観戦好きのライター。ドハマりしたK沼が旅沼に直結し、年間十数回は海外へ。最近の趣味は「各国でローカライズされた韓国料理を食べること」。
- 韓ドラマニアのライターがおすすめ!
- 加害者の同級生たちに復讐の牙をむく様子を描いた『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』
- パッとしない大学生が、ある日突然、連続殺人犯に⁉『殺人者のパラドックス』
- コミック・バディ・スリラードラマ『誘拐の日』に、泣いて笑ってほっこり!
- メガインフルエンサーたちの熾烈なパワーゲームを描く『セレブリティ』
- 自分の夫と友人を結婚させる!? 最悪な人生をやり直すストーリーが痛快!『私の夫と結婚して』
- エリート弁護士が、暗い過去を抱えたロースクール院生と出会い、人生を見つめ直す『なぜオ・スジェなのか』
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加害者の同級生たちに復讐の牙をむく様子を描いた『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』

すぐキレるチョン・ジェジュン(パク・ソンフン)の襟足は長い。
『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』
全16話
出演:ソン・へギョ、イ・ドヒョン、イム・ジヨン、パク・ソンフンほか
Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」独占配信中
あらすじ
ムン・ドンウン(ソン・へギョ)は高校時代、裕福な家の娘パク・ヨンジン(イム・ジヨン)を中心とした特定の同級生らから壮絶ないじめを受けていた。ヨンジンの母親は育児放棄の状態で、先生に訴えても逆に暴力を受ける始末。その後、ドンウンは高校を退学。ヨンジンへの憎しみを抱え、働きながら勉強し大学に合格する。ある日、栄養失調で倒れたドンウンは病院で研修医のチュ・ヨジョン(イ・ドヒョン)と出会い、囲碁を教えてもらうことに。そして教師になったドンウンはヨンジンへの復讐を開始する。

ソン・ヘギョ演じるムン・ドンウンの体に残るおびただしい傷。絶句。
ここが見どころ
いじめを受けたヒロインによる壮絶な復讐物語。痛いまでにリアルで緻密な台本と、没入感を倍増させる俳優たちの類まれなる演技によって、まさに「やめられない、とまらない」を地で行く作品です。
本作でソン・へギョ演じるムン・ドンウンを苛め抜くチョン・ジェジュンを演じているのがパク・ソンフン。ええ、『涙の女王』で、ヒロインにとんでもなく執着するサイコな投資家ユン・ウンソンを演じたあの彼が、本作でも悪役を熱演!
「悪役を演じる時は楽しみながら演っている」とインタビューに答えるほどに憎々しい演技を披露してくれたパク・ソンフンのチッケム(ファンカメラ)目線で、本作のみどころを紹介します♡

高校時代のドンウン。絶え間なくいじめられる日々で体中がボロボロに。
高校時代に苛烈ないじめに遭って身体と心に消えない傷を負ったドンウンが、18年後、傷を負わせた同級生たちに復讐の牙をむく、という物語です。
本作でダークヒロイン・ドンウンに扮するのがソン・ヘギョ。大ヒット作『太陽の末裔 Love Under The Sun』(韓国では最高視聴率41.6%! すごっ!)などに主演して“ラブロマンスの女王”の名をほしいままにしてきた彼女が、今作では笑顔を完全に封印。虚無と言ってもいいほどの無表情で加害者たちを地獄へと突き落としていきます。

裏面のヨンジン。
復讐のエッジの効いた容赦のなさは、いじめの凄惨さに比例しています。
ドンウンの高校時代、同級生の男女5人組に苛烈ないじめを受けていました。暴言・嫌がらせ、体中を殴る蹴るは序の口。高熱のヘアアイロンで火傷させるまでにエスカレート。いじめどころか犯罪レベルの所業なのに、加害者たちは学校や警察、そしてドンウンの親にまで手を回して、被害者であるドンウンの訴えを財力と権力にモノを言わせて封じ込めるのでした……。

18年ぶりに、加害者と被害者の5人で再会。写真左からジェジュン、チェ・ヘジョン(チャ・ジュヨン)、イ・サラ(キム・ヒヨラ)、そしてドンウン。
しかも、その後の加害者たちはお天気キャスターになって建設会社の社長と結婚したり、親のゴルフ場を引き継いだり、画家デビューしたり、CAになったりと、キラキラ陽キャライフを満喫。一方ドンウンは、18年もの間、夢も希望も失って、長袖の下に無数の傷跡を隠しながら苦難の道を孤独に歩き続けてきたわけですから、復讐に余念なし。
そんなドンウンの目的はたったひとつ。“加害者連中に社会的な死を与えること”。ゴミ箱を漁ってでも弱みを掴んで、加害者同士の対立を煽って、彼らが大切にしているものをひとつ、すべて取り上げていきます(震)。
「目には目を、歯には歯を、骨折には骨折を、傷には傷をもって償う。
そんなの、あまりにもフェアプレーでは? 皆さん」
魂に刻み込まれた復讐心に則って、ビシッと宣戦布告するドンウンにしびれます!

ドンウンを脅すジェジュン。
敵役のタチが悪いほど、復讐劇は深まるもの。
実際、パク・ソンフンの演技があまりに自然すぎて、役名のチョン・ジェジュンが本名だと思われることもあったとか。
それでは、ジェジュンは、どんなキャラクターだったのでしょうか。
ドンウンをいじめる5人のうちのひとり。裕福な家庭に生まれ、ブティックを経営していたり、親からゴルフ場の経営を任されるなど、金銭的に不自由したことのない人物。しかし、少しでも気に入らないことがあるとすぐキレて、相手を殴るという救いようのない金持ちのドラ息子なのでした。
さらにいじめ仲間のパク・ヨンジン(イム・ジヨン)とも肉体関係を持っているわ、三十代になっても同級生をパシらせるわ、CAやお店のスタッフをアゴでこき使うわの典型的な利己的横暴男。ちょっと思い返してみても、いいところがひとつも見つからないくらいのクズ・オブ・クズでした!

ヨンジンとジェジュンの関係性にも注目を
パク・ソンフンのデビューは2008年。演劇メインで活動していた彼がブレイクしたのはデビューから10年後の2018年のこと。『たった一人の私の味方』で知名度が急上昇し、数々の新人賞を受賞。“国民の婿”と呼ばれ、称号にふさわしく、多彩なジャンルの作品でも主演を務めています。スヨン(少女時代)と共演したラブコメ『ラブ・パッセンジャー』ではクズ度ゼロ、ツンデレ100%が妙にツボにハマりますし、サスペンスコメディ『誘拐の日』では誘拐犯の主人公を追う刑事役を熱演。徹夜続きのはずなのに清潔感と気だるい色気を漂わせるパク・ソンフンの居住まいは、徹夜明けだというのにダンディです。

ヨンジンの娘イェソルに跪くジェジュン。襟足が微妙にイラつきますが、次回作の『イカゲーム2』ではボブカットになっているそう。どういうこと⁉
配信サイト
『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』
全16話
出演:ソン・へギョ、イ・ドヒョン、オム・ジヨン、パク・ソンフンほか
Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」独占配信中
パッとしない大学生が、ある日突然、連続殺人犯に⁉『殺人者のパラドックス』

バイト中のタン(チェ・ウシク)。全身からにじみ出る、やる気のなさが自然!
『殺人者のパラドックス』
全8話
出演:チェ・ウシク、ソン・ソック、イ・ヒジュン、キム・ヨハンほか
Netflixシリーズ「殺人者のパラドックス」独占配信中
あらすじ
平凡な毎日に飽き飽きしている大学生のイ・タン(チェ・ウシク)。授業も真面目に受けず、ゲームに明け暮れ、コンビニのバイトも遅刻気味でやる気はない。ただなんとなく生きる毎日にうんざりしていたある日、タンは、ひょんなことから人を殺めてしまう。事件を担当していた刑事のチャン・ナンガム(ソン・ソック)は、被害者に関する驚くべき情報を得て……。
ここが見どころ
連日の猛暑、まいっちゃいますよね……。そんな時は、涼しいお部屋で韓国ドラマを視聴するのが一番!
今回紹介するクライムサスペンス『殺人者のパラドックス』は、全8話とコンパクトながらも、息を飲む展開の連続に、時間と暑さを忘れること請け合いの作品です。
本作はダブル主演。無気力な大学生から殺人者へと変貌を遂げるタンを演じたのは、米アカデミー賞で4冠に輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』で、ソン・ガンホの息子役を演じた演技派俳優チェ・ウシク。タンを追う刑事ナンガム役には『D.P. -脱走兵追跡官-』や『私の解放日誌』などで注目された遅咲きの個性派俳優ソン・ソックが。唯一無二の魅力を持つ俳優2人の演技対決の見どころに迫ります!
(ネタバレあります)

タン(写真左)の元へ聞き込みにきた刑事ナンガム(ソン・ソック)。背中だけでデキる刑事ってわかる。
「こんなに冴えない主人公でいいのか」と思うほど、主人公の大学生タン(チェ・ウシク)は卑屈で無気力。そんなタンは、ある日男性に暴力を振るわれ、反撃したところうっかり殺してしまう。パニックになった後、深い罪悪感に苛まれるタンですが、幸か不幸か殺害した人物は凶悪な犯罪者でした。そんなことが何件か続いた後、タンは自分に悪人を見極める能力があると気付くのでした。そんな中、犯罪への嗅覚が鋭い刑事ナンガムに目を付けられ……。
驚くべきはタンの能力。彼が起こす殺人は、すべて証拠が消えてしまうんです。作品タイトルの“パラドックス(逆説)”が意味する通り、指紋を残しても、現場に凶器を置き忘れても、なんならタンが自首しようとしたって捕まらない。
恐るべきこのチート能力と無害そうな見た目が、次第に彼自身と周囲の者たちの運命を狂わせていきます。途中から登場する、タンのバディのノ・ビン(キム・ヨハン)と、猟奇的な元刑事ソン・チョン(イ・ヒジュン)、そして、ナンガムの運命は絡み合って、もつれ合って。特に中盤からは、まるでリュージュに乗せられたかのように、先が見えないまま最終回まで駆け抜ける! 見事に張られた伏線によって「え、そういうことだったの⁉」と納得できるので、最後の最後まで観てくださいね。

人生が変わった運命の日。ここからタンは殺人者として覚醒していく。
チェ・ウシクと言えば、穏やかで柔和なルックスの、おっとり天然キャラ。実際、あの“ウガウガファミリー”の中では、年上のパク・ソジュンにかわいがってもらうだけでなく、年下であるBTSのVにも世話を焼かれるほどの愛されっぷりです。
そんなチェ・ウシクが演じたタンは、崇高な正義感を持つわけもなく、殺人にエクスタシーを感じているわけでもない。ただ、痛いことや死ぬことを怖がる、頼りなげな今時の若者。なのに〝殺人に特化した”特殊能力を持っている……という複雑な役。
普段は覇気ゼロの青年が、人を殺める瞬間だけひょう変する演技と、コトを終えた後、精神的に追い詰められて真っ青になっていく演技の振り幅がすごすぎる!
しかも、回を重ねるたび、キャラクターの性格が変貌していきます。
殺人を犯した当初は恐れおののき、悔いてばかりいたタンは、次第に積極的に殺人を犯す人間へと変わっていく。そして、悪と善の境目にいるような矛盾したキャラクターを演じるチェ・ウシクの顔つきも、何かに取り憑かれたようになって、キリリと引き締まってくるんです。
観ていくとわかると思うのですが、序盤と中盤、そして終盤のタンは、まるで別人で震えます……。

ガム風船を膨らましながらタンに事情を聞く、刑事ナンガム。カッコいい♡
一方、そんなタンの前に現れるの刑事が、ソン・ソック演じるナンガムだ。ガタイが良くて、カンのいい、いかにも有能な刑事の役は彼にピッタリ。
最初は、一匹狼的な暴走系刑事だと思っていたのですが、アウトローどころか、警察という組織の一員として、人間味溢れる人柄がクローズアップされていきます。
執拗で高圧的な捜査の裏に秘められた苦悩。それも、目線や息づかいだけで、その辛さや苦しみを表現するソン・ソックの絶品演技に圧倒されます。クライマックスで、長年の呪縛から解き放たれ、新たな選択をするナンガムの変貌ぶりにもご注目を。
しかし、このナンガム、ワイルドなヒゲ姿で、たたずまいは大人の魅力たっぷりなのに、時折見せる笑顔はとってもキュート♡ このギャップは反則です!
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タンのバイト先に現れたナンガム。“ひょっこり”も素敵だなんて!
実は主演の2人以外にも、物語を盛り立てる重要なキャラクターが。この人たちもとんでもなく演技が上手いんです!
先程もお話しましたが、中盤から登場するイ・ヒジュンが演じたソン・チョンと言う元刑事のキャラクターも強烈。“後半の裏主人公”といってもいいくらい、記憶に残るというか、トラウマになりそうな悪役で、終始ドン引き(ほめてます)。「罪悪感って知ってます?」と問いただしたくなるくらい、サクサクと人を殺していくチョンの狂気に戦慄。それなのに目が離せないというか、気が付いたら、チョンを目で追っている自分に、また戦慄……。
また、タンの相棒となる、“バットマン”オタク(役名もバットマンの相棒・ロビンにちなんだ名前)の、ノ・ビン役(キム・ヨハン)も重要人物。ビンは“本物のヒーローになりたかった男”なのですが、彼の生い立ちや、一貫した正義感からくる活躍(暗躍?)っぷりが、作品をよりドラマチックに仕上げています。
もし、ビンの存在がなければ、本作は「ドキッ! 殺人鬼だらけのパラドックス☆」になってしまい、視聴者の共感度はダダ下がりだったと思います。ナイス、ビン!

ナンガムが銃口を向けているのは誰なのか。本編でチェックを。
ちなみに、カナダ国籍を持つチェ・ウシクと、アメリカとカナダでの留学経験のあるソン・ソックは、ともに英語が堪能。
というわけで、2人が出演している本作の番組宣伝の英語版動画を見つけたので、お時間あればこちらもどうぞ♡ 韓国語で話すときより、2人の空気感がセクシーさが倍増。いい感じです!
作品概要
『殺人者のパラドックス』
全8話
Netflixシリーズ「殺人者のパラドックス」独占配信中
コミック・バディ・スリラードラマ『誘拐の日』に、泣いて笑ってほっこり!

写真左から、誘拐犯ミョンジュン(ユン・ゲサン)、誘拐された少女ロヒ(チョン・ユミ)。
Amazon Original『誘拐の日』
全12話
主演:ユン・ゲサン、ユナ、キム・シンロク、パク・サンフンほか
Prime Videoで独占配信中
©ASTORY Co.,Ltd ©KT StudioGenie Co.,Ltd ©ENA
あらすじ
白血病を患う娘の手術費用に悩むキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)は、元妻ヘウン(キム・シンロク)から提案された身代金目的の誘拐を、やむなく決意する。誘拐を実行するべく目的地の豪邸へ向かったミョンジュンの車に飛び込んできたのは、なんとターゲットの少女ロヒ(ユナ)。衝突はしなかったものの、気を失ったロヒを自宅へ連れ帰ると、目覚めた彼女は記憶を失っていた。とっさに父親を名乗るミョンジュンだったが、“天才児”と評判のロヒに丸め込まれて、こき使われるのだった。そんな中、ロヒの両親の死体が発見され、監視カメラに映っていたミョンジュンは、殺人の容疑をかけられ……。
ここが見どころ!
今回紹介するドラマ『誘拐の日』は、作家チョン・ヘヨンの同名小説(日本語版もあります)が原作。ちょっと気の弱い間抜けなお人好しだけど、病気の娘のために誘拐まで決心する誘拐犯のミョンジュンと、記憶を失くした天才少女・ロヒとの物語を描いています。
事件の真相をめぐるストーリーはミステリースリラーだけど、主人公のミョンジュンとロヒの関係性はバディもののロード・ムービーを観ているかのよう。
ラブコメディやラブロマンスといった華々しさはないけれど、「人を労わり、思いやる気持ち」を様々な角度から描いた感動的なヒューマンドラマの要素が詰まっていて、第1話から、胸がいっぱいになります。
以下、3つのおすすめポイントです。
誘拐犯ミョンジュンを演じているのは、大ヒットノワール映画『犯罪都市』(2017年)で、最凶最悪な犯罪集団のボスを演じたユン・ゲサン。少女ロヒ役は、倍率500(!)のオーディションを突破してキャスティングされた天才子役ユナが担当。この二人のかけあいが、“誘拐”という重苦しく物騒な言葉からは連想できないくらい、不思議とほっこりしてしまう。重ためのスリラーなのに! そのやりとりはというと……。
・目覚めたロヒに「自分は父親だ」と嘘をつくも、つじつまの合わない返事ばかりをして、そのたびに“孫の手”ではたかれるミョンジュン
・白チヂミ(賞味期限切れの小麦粉だけで作ったチヂミ)を食事で出すも、ロヒに作り直しを命じられるミョンジュン
・あまりの頼りなさにロヒに「おまえ」呼ばわりされるミョンジュン
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白チヂミにご立腹のロヒ。記憶を失ったとは思えない冷静さでミョンジュンを尻に敷いていく。
完全に、“気の強い娘の尻に敷かれた気の弱い父親”の図です(笑)。
それもそのはず、記憶を失う前のロヒは、豪邸に住み、数か国語を自在に操る天才少女。それなのに、記憶を失ってからは、再開発の街にあるボロボロの家で安物の服を着て、具なしチヂミやインスタントラーメンのような食事を出される始末。一方、どんなに文句を言われても、めげずに食事を用意し、ロヒを本当の娘のように見守るミョンジュンに、イライラしっぱなしのロヒも次第に心を開き始めます。
二人がドタバタの父娘劇を披露している間にも、事件の謎は深まっていく。
身代金についての連絡が取れず、様子を見に行ったミョンジュンは、ロヒの両親が自宅で殺害されたことを知ると同時に殺人犯として指名手配されてしまう。少しだけ記憶が戻ったロヒは、真犯人を探し出すため、自分の記憶を取り戻すため、頼りないけどあったかいミョンジュンの手を取り、警察の捜査網をかいくぐっていく。

真犯人を突き止めるべくタッグを組んだミョンジュンとロヒ。もちろん、作戦の指示&主導権は頭脳明晰なロヒ。
また、関係性のスイッチングも、二人のバディ度を高めています。
頭脳明晰なロヒと間抜けなミョンジュンの関係性は、ロヒのピンチになると状況が逆転。柔道の元国家代表選手だったミョンジュンが、か弱いロヒを全力で守る姿はヒーローそのもの。また、ロヒに愛情を惜しみなく与える姿も男前です。年相応の姿を見せる二人のギャップがたまりません。
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キム・シンロク演じる、ミョンジュンの元妻ヘウン。
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ロヒにまつわる事件を担当する刑事サンフン(パク・ソンフン)。その正義感ゆえに苦労も多く……。
主役二人のかけあいも素晴らしいのですが、脇を固める共演者の演技も秀逸。
まずは、ミョンジュンの元妻のヘウン役を演じたのは、『財閥家の末息子』(2022年)や『怪物』(2023年)でおなじみのキム・シンロク。難病の娘を夫に押し付けて蒸発したあげく、いきなり連絡を寄越して治療費のためにロヒを誘拐しろ、と気弱な夫をそそのかす悪妻ヘウンのふてぶてしさたるや! 欲と狂気、そして自身の境遇への憎悪を織り交ぜつつ、ここまで憎々しく演じることができたのは、キム・シンロクの悪鬼のような演技力のおかげでしょう。
また、事件を追う刑事サンユンを演じるのは、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(2022年)での怪演が記憶に残る、パク・サンフン。当時のアクの強いキャラクターが思い出されて、正義感あふれる刑事役なのに、ついうち疑いながら観てしまうのも本作のおもしろいところ。
クセが強すぎる共演者の存在が変数となって、物語をかき回してくれます。
また、いま話題の俳優たちがカメオ出演しているので探してみてくださいね。
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振り返る姿に、気弱でお人よしなミョンジュンの人柄がにじんでいる。
俳優ユン・ゲサンの代表作といえば、冒頭でも触れた、マ・ドンソク主演の韓国ノワール映画「犯罪都市」シリーズの第一弾の悪役チャン・チェンの姿でしょう。金に執着し、敵だろうが仲間だろうが、気に入らなければ斧を振り回す、とんでもなくイカレたギャングのボスの印象が強い。ところが、本作のミョンジュンは、“孫の手”を振り回す11歳の少女にあごで使われるわ、文句をつけても完膚なきまでに論破されるわ、ヨレヨレになるマヌケっぷりで、悪の要素ゼロ(笑)。一応、誘拐犯なんですけどね。
犯人は誰か、その動機は何なのか、展開がまるで読めないまま、最終回にもつれ込み、衝撃的なラストで締めくくるドラマ『誘拐の日』。全12話中、一度も中だるみすることなく、ラストまで反転、反転、また反転! を繰り返しながら、衝撃のラストまで駆け抜けます。
ユン・ゲサンを知っている方は「こんなユン・ゲサンは観たことない!」と思うでしょうし、彼を知らない方は「こんなすばらしい俳優さんがいたなんて……」「子役の演技がうますぎる!」と、新発見の連続で楽しめるはず。だまされたと思って、一度観てみてください♡
配信サイト
Amazon Original『誘拐の日』
全12話
Prime Videoで独占配信中
©ASTORY Co.,Ltd ©KT StudioGenie Co.,Ltd ©ENA
メガインフルエンサーたちの熾烈なパワーゲームを描く『セレブリティ』

『セレブリティ』
全12話
出演:パク・ギュヨン、カン・ミニョク、イ・チョンア
Netflixシリーズ「セレブリティ」独占配信中
あらすじ
ある日、死んだはずのメガインフルエンサー、ソ・アリ(パク・ギュヨン)が突如配信を開始する。韓国中を騒然とさせた彼女は、自らの成功と転落をめぐる秘密を暴露すると宣言する。

化粧品の訪問販売員からソーシャルメディアの世界に飛び込んだアリを待ち受けていたものとは?
ここが見どころ!
イベントに招待されたり、高級ブランドからプレゼントを貰ったり。スマホの画面越しに見るンフルエンサーたちの毎日はキラキラと華やか。けれど、その裏は?
本作は、フォロワー数が富となり権力となるインフルエンサーたちの内幕を描いたドラマ。主人公ソ・アリは裕福な家庭に育つも、今は化粧品の訪問販売員として平凡な人生を歩んでいました。いわゆる“映え”には興味がなく、SNSとは無縁なアリでしたが、何気なくアカウントを作ったところ瞬く間に人気者に。アリはSNSの魅力に取りつかれていきます。

強気なソ・アリを演じ、新たな一面を開花させたパク・ギュヨン。
アリ役を演じるのは、『ワンダフルデイズ』のパク・ギュヨン。『サイコだけど大丈夫』のムン・ガンデ(キム・スヒョン)に片思いする看護師役や『悪魔判事』のガオン(ジニョン/GOT7)に想いを寄せながらも友達として寄り添う刑事役など、これまで親近感のあるキャラクターで視聴者の心を掴んできた彼女が、キラキラなインフルエンサーに大変身! 超強気なアリをカリスマ性たっぷりに演じています。
アリはインフルエンサー集団「佳賓(カビン)会」と出会うのですが、アリと「佳賓(カビン)会」のバチバチ感がすごい! 最初はアリのことを見下していたのに、フォロワー数が逆転した途端におべっかを使うし、かと思えばすぐ蹴落とそうとしてくるし……。その展開がとにかくド派手で、作品の世界観にぐんぐん引き込まれちゃいました。

佳賓(カビン)会のメンバーたち
サスペンスの部分も見逃せません。死んだはずのアリはどうやって配信をしているのか。なぜ死んだのか。そして、アリは何を暴こうとしているのか。最後まで予測不可能な展開が続くので、ハラハラするストーリーが好きならドハマりするはず!

登場人物たちのファッションも話題に。
また、刺激的なストーリーと同じくらい注目を集めたのが、登場人物たちのファッション。ソ・アリのパツっと切りそろえられたボブヘアやハンサムな要素とガーリーをうまく組み合わせた着こなしがかわいいと話題に。
また、イ・チョンアが演じるユン・シヒョンのエレガントなファッションスタイルもおしゃれ。トレンドの“オールドマネールック”ど真ん中なスタイリングに憧れる視聴者が続出しました。シヒョンは「佳賓(カビン)会」のメンバーでありながら、唯一まともな感覚を持っているお姉さん的存在。優雅で洗練されたオーラがとても素敵なんです。

ドラマ序盤から髪を掴み合う喧嘩シーンが登場。
パーティーで髪を引っ張り合う喧嘩をしちゃうし、相手の服にワインだってぶちまけちゃうし、インフルエンサーたちのぶっ飛んだ行動は驚きの連続。もちろんドラマなので現実はそんなことないだろうけれど、“こういうこともあるのかなあ”なんて思ってしまうシーンもあったり。
ハラハラしながら、そしてツッコミながら夢中になってしまうので、週末に見始めることをおすすめします(笑)。
配信サイト
『セレブリティ』
全12話
Netflixシリーズ「セレブリティ」独占配信中
自分の夫と友人を結婚させる!? 最悪な人生をやり直すストーリーが痛快!『私の夫と結婚して』

© Studio Dragon by CJ ENM
Amazon Original 『私の夫と結婚して』
全16話
出演:パク・ミニョン、ナ・イヌほか
Prime Videoで独占配信中
あらすじ
末期がんを患うカン・ジウォン(パク・ミニョン)は、ある日、自宅で夫と親友の不倫現場を目撃する。2人に殺されたジウォンは、突然10年前の過去にタイムスリップし、2度目の人生で運命を変えようと奮闘する。
ここが見どころ!
韓国ドラマにあまり詳しくないという人でも、『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018)は観たことがあるのではないでしょうか。バリバリ働いて、優秀で、美しくてかわいいヒロインの敏腕秘書ミソに心を掴まれた人も多いはず。
2024年元日にスタートし、今年最初の話題作となった『私の夫と結婚して』は、そのミソを演じたパク・ミニョンの最新主演ドラマ。もう、それだけで見始める理由は十分でしょう。「ラブコメの女王」「視聴率女王」の異名をとる我らが(?)パク・ミニョン様が、またもやヒット作を生み出してくれちゃいました!

© Studio Dragon by CJ ENM
夫ミンファン(イ・イギョン)から金を無心され、姑から嫁いびりを受けるジウォンにとって、学生時代からの親友スミン(ソン・ハユン)は唯一の味方でした。ところが、ミンファンとスミンは不倫していた挙句、ジウォンにかけた保険金を狙っていました。しかも、わざとジウォンの病の発見を遅らせていたという最低最悪ぶり!
2人に裏切られ、命を落とすジウォンでしたが、気づくと結婚前の10年前にタイムスリップ。最悪な人生の結末を避けるために、自分を裏切ったミンファンとスミンを結婚させて、運命を変えることを決意します。
なんと、パク・ミニョンは、余命宣告されたジウォンを演じるために37kgまで減量したそう。「いつまでこのようにキャラクターに対する情熱を注ぐことができるのか疑問もあった。最後に大きな力を振り絞って死ぬ気でやってみました」と制作発表会で語ったパク・ミニョンの言葉から、役者魂と本作にかける強い思いが感じられました。

前世のシーンの撮影後は2週間かけて体重を戻したそう。© Studio Dragon by CJ ENM
最初の人生で学んだことを活かして、2度目の人生を切り開いていくジウォン。復讐というテーマこそあるものの、ドロドロの愛憎劇とは一味違う、ポジティブなエネルギーも共存しているのが本作の魅力。裏切り者たちに仕返ししながら、優しいがゆえに人の言いなりになってきた自分とも決別し、自分らしく生きようとするジウォンを応援したくなります。
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すっぴん&メガネの地味女子だったジウォン。
© Studio Dragon by CJ ENM -
「生まれ変わりたい」とおしゃれを頑張って大変身!
© Studio Dragon by CJ ENM
例えば、ドラマの前半に登場する同窓会のシーン。学生時代、ジウォンは理由もわからないままクラスメートからいじめを受けていて、半ば強制的に参加させられた同窓会は、彼女にとってトラウマとして残っていました。しかし、今世ではばっちり着飾って周囲を見返し、いじめが始まった真相を突き止めて、相手をギャフンと言わせることに成功します。
リベンジにはきっと色々な方法があるだろうけれど(SNSで暴露するとか、巨大な権力を借りるとか)、あくまで自分の力でできる範囲内で一発お見舞いするジウォンに好感が持てました。

会社の後継者であることを隠し、部長として働くジヒョク(ナ・イヌ)。© Studio Dragon by CJ ENM
そんなジウォンの2度目の人生において重要な人物になるのが、上司のユ・ジヒョク部長(ナ・イヌ)。1回目の人生ではほとんど関わりがなかったはずなのに、タイムスリップした後は何かとジウォンのピンチに登場して……。
お察しのとおり(?)、ジヒョクはジウォンに想いを寄せているのですが、それがジウォンの2度目の人生にどう影響するのか。最初の人生で起きた出来事は次の人生でも必ず起きる中で、ジウォンはミンファンとの結婚を回避できるのか。転生&復讐&ロマンスが融合した刺激的なストーリーは、一度見始めたら止まらなくなること間違いなしです!
配信サイト
Amazon Original『私の夫と結婚して』
全16話
Prime Videoで独占配信中
エリート弁護士が、暗い過去を抱えたロースクール院生と出会い、人生を見つめ直す『なぜオ・スジェなのか』

チェ・テグク会長を前に、少しも怯まず意見するスジェ。
『なぜオ・スジェなのか』
全32話
出演:ソ・ヒョンジン、ファン・イニョプ、ホ・ジュノ、ぺ・イニョクほか
©SBS @PLAN K Entertainment
あらすじ
韓国最大の法律事務所「TKローファーム」のオ・スジェ(ソ・ヒョンジン)は、手段を選ばない非情さで勝訴をもぎ取る凄腕弁護士。チェ・テグク会長(ホ・ジュノ)の右腕として、事務所のトップ就任も内定していたある日、国会議員による性的暴行事件を巡る醜聞に巻き込まれ、ロースクールの教授職に左遷されてしまう。スジェが教授として指導を担当するロースクールの学生たちの中には、10年前に弁護を担当したコン・チャン(ファン・イニョプ)や、チェ会長の息子であるユンサン(ペ・イニョク)が学んでいた。スジェと学生たちは性的暴行事件の真相解明へと乗り出すが……。複雑に絡み合う2人の過去と現在。企業売却、土地再開発を取り巻く、権力者たちの欲望と悪事。上へとのぼり詰めるため、スジェは何を捨て、何を得て、何を悟るのか。

左遷先であるロースクールでのオ・スジェ教授。
ここが見どころ!
女性弁護士を描いた話題の朝ドラ『虎と翼』を観ていて、もう1回見たくなったのがこの作品。「この話を観たらやめよう」「次の回を観たら寝よう」というループに陥って(各話30分ほどなのがうらめしい)、リモコンのボタンを押す手が止まらず、イッキ観してしまいました!
『女神降臨』で大人気のファン・イニョプの熱烈な健気ワンコっぷり、そしてソ・ヒョンジンとホ・ジュノの演技対決(本作で2022年のSBS演技大賞、演技賞を受賞)があまりにも素晴らしかったので、ご紹介します。
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不幸な事件に遭遇したスジェ。
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謀略によって重要参考人となったスジェは、警察に連行される。
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冤罪によって拘置されるが……。
国の支配までをも目論む権力者たちの果て無き欲望のために人生を狂わされた女性弁護士オ・スジェが、彼らを踏みにじるまでに上り詰めようとする姿を描いた、ミステリーあり、復讐あり、成長あり、ロマンスありのサスペンス。狡猾で貪欲な権力者たちと互角に渡り合うスジェが、強く美しくカッコいい!
勝利のために手段を選ばないスジェの辣腕ぶりは、第1話から堪能できます。
ある時は、依頼人の弁護のために、性的暴行被害者の素性を調べ上げて「ネットに公表されたら死にたくなるかも」と追い詰め、またある時は、自分を引きずり降ろそうとする同僚たち(しかも、全員男性)が数多く集まる会議室で「この中で私より収益をあげた人は? 私より裁判で勝った人は?」と啖呵を切る。
最初からギラッギラしているスジェの野心にドン引くでしょうが、回を追うごとに、彼女がなぜそういう人間になったのかが明らかになっていきます。
片親の貧困家庭で育った高卒のスジェ。死に物狂いで弁護士になるも、立ちはだかっていたのは、学歴・性・階級といった、本人の努力ではどうにもならない差別の高い壁。踏みつけられる日々の中、泥水で口を濯いでいたスジェは、その後泥水をがぶ飲みしながら、捨て駒にされるピンチを、自らの機智でチャンスに変え、のし上がることで自らの地位を築いていくのでした。
「見下ろしてやる! 一番上に立って、全部見下ろしてやるから!」と、全身全霊を込めたスジェ渾身のカウンターパンチが、男社会の巨大ローファームの闇を白日の下にさらしていきます。上り詰めるためには手段を選ばない彼女の賢さに感嘆し、ずる賢い権力者たちを鼻であしらう姿にほれぼれ。スジェの悲しい過去が明らかになってからは、その目的と復讐劇から目が離せなくなり……という、様々な感情がミルフィーユのように幾重にも折り重なるドラマがたまりません!
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会長テグクと向き合うスジェ。この後、とんでもない事態に見舞われる。
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自分の右腕スジェに、釘を差すテグク。まるでハブとマングース……。
韓国ドラマを観ていると、悪役に対して「想像の斜め上を行くクズだなぁ」と思うことってありませんか? そんな気持ちいいくらいの悪役っぷりを見せてくれたのが、スジェが務めるローファームの会長チェ・テグク(ホ・ジュノ)。
登場シーンから既にラスボスの香りがプンプン。回を追うごとにマトリョーシカのように飛び出してくる悪事や罪にも、毎度びっくりさせられますが、身長が180cmもあるホ・ジュノの凄みある演技が相まって、スジェの次に印象に残るほどの存在感。
高級料亭で出された料理の魚の目玉を箸で執拗に突き刺したり、薬とエビスナックをむしゃむしゃと食べたあとに焼酎でイッキに煽ったり、息子たちを恫喝するシーンでは平手で“会心の一撃”を叩き出したり。ホ・ジュノの神経質そうなルックスと、大手ローファームの会長という知的悪役キャラとの相乗効果で爆上がりの恐怖度でした……。

チャンにこんな目で見つめられたら……。
ヒリヒリ、ハラハラする本作での心のオアシスは、『女神降臨』でのアウトローな役で注目されたファン・イニョプ。『アンナラスマナラ-魔法の旋律-』では一転、優等生を演じたけれど、本作では、スジェを支え続ける健気な年下男子コン・チャンを好演しています。
普通のロマンス作品なら、2人が出会って、誤解したり、衝突したり、わかりあったり、ぶつかりあったりをくり返してロマンスが進展していくもの。しかし、本作は最初からラブ度フルスロットル! チャンによるスジェへの一方的な片思い、それも“好き”をすっ飛ばしてのメモリ最大値の“愛”で始まります。
雨が降れば、自分の傘をスジェに差し出し、コップが割れる音が聞こえるとすぐに駆け、「危ないから」と言って彼女を抱き上げてデスクに座らせる。傷付いていれば、「良くないことばかり押し寄せてくるように感じる時があります。でも、少し待って、まわりを見渡すと、いいことがすぐ横にあったりします。出来事も、人も」と慰める。まさに天使!

スジェ(ソ・ヒョンジン)とチャン(ファン・イニョプ)雨の2ショット。“傘”は彼らのキーアイテムですよ♡
この揺るぎないスジェへの愛の始まりは、チャンが孤立無援の地獄にいた10年前、スジェだけが自分を信じてくれたことからでした。「(スジェの)“信じる”という言葉で息ができ、生きることができた。信じてくれる人がいたんだから、それで十分です」と、チャン。一心に愛し続ける彼の愛の深さよ……(号泣)。
2人のロマンス描写はあまり多くはないけれど、だからこそチャンの愛が、スジェの過酷な人生に与えられた、たったひとつの癒しであり救いのように思えるのでした。
いかがでしたか?
演技派俳優たちの鬼気迫る競演に、人気俳優ファン・イニョプの健気ワンコっぷりが光る本作。
「ラブストーリー、大好き!」と言う方には重めな内容でラブ不足かもしれませんが、ヒロインの生き様や筋の通し方に、きっと心を動かされるはず。
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『なぜオ・スジェなのか』
各動画配信サービスで配信中!
DVD レンタル中/DVD-BOX1~2 発売中
発売元・レンタル販売元:PLAN K エンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
Ⓒ SBS
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