ただいまトラジャ担、おかえりTravis Japan。ファンと作り上げた唯一無二のデビューコンサート!

『JUST DANCE!』でジャニーズグループ初の全世界配信デビューを果たしたTravis Japanのデビューコンサート「Travis Japan Debut Concert 2023 THE SHOW ~ただいま、おかえり~ 」が2023年1月28日(土)から3月12日(日)まで行われました。アメリカ・ロサンゼルスへの約7ヶ月の留学、さらに世界最大のアーバン・ダンス・コンペティション『WORLD OF DANCE』にて、全米大会チーム部門4位、世界大会チーム部門9位に輝いた7人。そんな彼らのエンターテイナーとしての魅力、実力を見せつけてくれたライブとなりました。

この記事では、2023年3月12日(日)昼公演が行われた横浜・ぴあアリーナMMの模様を通して、Travis Japan、そしてTravis Japanのショーの魅力もあわせてお届けします♡

オープンリムジンのにって登場するTravis Japanのメンバー

オープンリムジンに乗って登場! (左から)吉澤閑也、中村海人、松倉海斗、七五三掛龍也、川島如恵留、宮近海斗、松田元太

「ただいま〜」「おかえり♡」の感動が交差する!

日本人アーティスト史上初めて、デビュー曲でアメリカBillboard Global exclude. USにて 5位にチャートインし、華々しくデビューを飾ったTravis Japan。大きく飛躍したメンバーと、デビューを待ちわびていたファンが一体となったステージでは、黒のタキシード&黒コートに身を包んだメンバーが、メインステージの宙に浮かぶ煌びやかなオープンリムジンに乗ってド派手に登場! メンバーからの「ただいま〜」の掛け声に、ファンの「おかえり~♡」が会場中に広がります。

オープニングナンバーは、ツアータイトル曲でもある『The Show』。曲の歌い出しから、リーダー宮近海斗くんの“I'm back here”の台詞にキュン♡ 留学から帰国したことを伝えているメッセージにも聴こえてきて感動してしまうし、美声とそのセクシーな表情に釘付けになったファンも多いはず。バックの巨大LEDモニターにはハリウッドの景色から東京タワーやレインボーブリッジが映し出されて、その世界観を盛り上げています。
メンバーが本ステージからレッドカーペットがひかれた花道を歩き、センターステージへ。ここで、ファンが待ちに待ったデビュー曲『JUST DANCE!』が披露されます。ステージに立つ7人のその姿は、まるでハリウッドスターのよう。アップテンポの曲調と歌詞、間奏部分にあるピロブンダンスというキャッチーな振り付けでは、ファンも一緒にダンス! 会場中に一体感が生まれます!

オープニングからノンストップで続くエンドレスショー!

こだわりの演出が詰まった見応えある4部構成

本公演の見どころは「Hollywood」「Electronics」「JAPANESQUE」「street」という4つのコーナーに分かれた演出です。どのコーナーにもファンを飽きさせないパフォーマンスが散りばめられていた究極のエンターテインメントショーを体感できます。

「JAPANESQUE」で『VOLCANO』和バージョンを披露するメンバー

「JAPANESQUE」で『VOLCANO』和バージョンを披露!(左から)中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、宮近海斗、吉澤閑也、松倉海斗(上段)松田元太

「Hollywood」のコーナーでは、タイトル通り、まさに本場ハリウッドのショーのようなステージが繰り広げられます。『Overture(Put On A Happy Face)』では、本ステージ中央の大階段から松倉海斗くんが登場しダンスを披露。スタートからステージングにインパクトがあり見惚れてしまいます。さらに、メンバー、ファンにとっても思い出がたくさん詰まった曲『夢のHollywood』が流れてくると、会場のボルテージもさらにアップ。ステッキを持ってタップダンスをする姿は、まさにエンターテイナーそのものです!

川島如恵留くんのピアノ伴奏でスタートする『Happy Groovy』では、松田元太くんとの即興セッションも! 松田くんがアカペラで歌い、ステッキを使って川島くんに絡むシーンでは「元太がかわいいよね♡」(川島)と、茶目っ気たっぷりのコメント。同感と言わんばかりのファンの歓声がアリーナに響いていました。

本章のラストは、新曲の『Swing My Way』。赤いハットを被り、お辞儀をした姿勢でフォーメーションを組むダンスが、まるでハリウッドのミュージカルをみているような気分にさせてくれます。

 

「Electronics」では、宮近海斗くんと中村海人くんがセンターステージに浮かぶ地球儀のような球体のLEDとリンクさせたダンスを披露! さらに、吉澤閑也くんがメインとなりキレキレのダンスを踊り、本ステージの映像のLED椅子とメンバーのダンスがリンクする演出も。テクノロジーがパフォーマンスの凄さを引き立てています。

さらに、Travis Japanの人気曲でもある『GET ALIVE』『LockLock』の2曲を、このコンサートのために川島くんがMIXしたという斬新な1曲も披露されます。川島くんの才能が光ったロック調でとてもおしゃれなサウンドがGOOD!

後半は、虎の形をしたトロッコ通称“トラッコ”(※ライブをより楽しんでもらうために松田くんが命名したそう!)に乗ったメンバーのファンサービスタイム♪ メンバー紹介曲の『Unique Tigers』では、それぞれにコールアンドレスポンスをしながら、アリーナを駆け巡ります。中でも七五三掛龍也くんを紹介した“Sweet tiger〜SHIME!”のコールに答えた七五三掛くんの可愛い笑顔に、ハートを鷲掴みにされたファンも多かったはず!

JAPANESQUE」では、メンバーが白の紫和衣装と白の足袋で登場。背中に虎柄が施されたオールホワイトの衣装がすっごく似合っていて、高貴な雰囲気すら感じさせてくれます。

松田くんが和太鼓を披露し、メンバーが踊る『VOLCANO』の和バージョン。さらに、大量の羽の中で舞う川島くんと松田くんによる少年隊『君だけに』をコンテンポラリーダンスを取り入れたパフォーマンス。そして、初代ジャニーズグループの“ジャニーズ”に提供され、現在、舞台「ジャニーズ伝説」でも披露されている楽曲『NEVER MY LOVE』。どの楽曲も歌、ダンス、パフォーマンスのクオリティが高く、息を飲むほどの美しさと強さを感じます。

センターステージで踊るメンバー(左から)松倉海斗、中村海人、七五三掛龍也、吉澤閑也、松田元太、宮近海斗、川島如恵留

息のあったパフォーマンスはまさに圧巻! (左から)松倉海斗、中村海人、七五三掛龍也、吉澤閑也、松田元太、宮近海斗、川島如恵留

ラストの「street」では、衣装をストリートカジュアルに着替えてグルーヴィーなナンバーが披露されます。新曲の『Turn Up The Vibe』はストリート感満載なダンスはもちろん、中村くんのラップパートもとってもクール!

続いて、世界最大のアーバン・ダンス・コンペティション『WORLD OF DANCE』にて披露されたメドレーパフォーマンスのショータイムへ!「みんなの前では1位を取りに行くつもりで踊るね」(宮近)の一言に、ファンが歓喜する場面も。デビューコンサートとはいうものの、歌も踊りもパフォーマンスも、どれもそのレベルの高さに驚かされるばかりで、あっという間の2時間半。

アンコールでは、ファンとの絆ソング『Together Now』を歌っていて、ファン想いなメンバーの姿が印象的でした。Travis Japanの今後の活躍が、ますます楽しみです!

撮影/齊藤晴香 文/木村真悠子