6人組のグローバルボーイズグループ「DXTEEN」

6人組のグローバルボーイズグループ「DXTEEN(ディエックスティーン)」。彼らは、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で誕生したグローバルボーイズグループのJO1とINIが所属するLAPONEエンタテインメントから、2023年5月10日にシングル『Brand New Day』でデビューする期待の新人グループです!

(後列左から)寺尾香信、田中笑太郎、福田歩汰  (前列左から)谷口太一、大久保波留、平本健

(後列左から)寺尾香信、田中笑太郎、福田歩汰

(前列左から)谷口太一、大久保波留、平本健

田中笑太郎は、メンバーに手料理をふるまっていた

「唐揚げやチャーハンを共同生活中によく作りました」

DXTEEN
田中笑太郎

たなか・しょうたろう●2005年10月18日生まれ。山梨県出身の17歳。身長179㎝。メンバーカラーはパープル。グループ最年少メンバー。小さな顔に、くりっとした大きな瞳が印象的。グループでは末っ子だけれど、肝が据わって堂々としているという一面もあり!

田中笑太郎さんは、歌やダンスのスキルもさることながら、場を盛り上げるムードメーカーとしての才能も豊か。明るくて、メンバーの変化にもよく気づき、料理もできる。なんなら、UFOキャッチャーでの隠れた才能もあるという、最強の末っ子です!

 

――まず、自己紹介をお願いします。

 

田中:「DXTEEN一、クセが強い末っ子」、田中笑太郎です! 

 

――グループ内での立ち位置は?

 

田中:笑わせ担当です。ムードメーカーで場を盛り上げる感じです。グループの雰囲気が暗くなると、自分の明るい部分が出ちゃうようで、誰かにちょっかいを出したくなります。あと、自分自身“かまちょ(かまってほしい)”な部分もあるので。メンバーだと、(福田)歩汰くんが、一番かまってくれます。韓国の時は部屋が一緒だったんですけど、いろいろ話を聞いてくれたり、かまってくれました。

 

――アーティストを目指すキッカケは?

 

田中:お姉ちゃんがダンスをやっていて、家で踊っているのを隣で見ているうちに、僕も踊りたいと思ったのが小2の頃。そこからダンスをはじめて、6年生ぐらいのときに、エイベックスのオフィシャルチームにオーディションで受かりました。そこからいろんなステージに立たせてもらってきました。一番規模が大きかったのは幕張メッセです。そこで踊った時に見た景色が忘れられなくて……。「ここ(アーティストが立つステージ)に行くべきだ」というのを、その時に決めました。僕は勉強が得意なタイプではなかったので、ダンスとか、エンターテインメントで生きたいな、とも。

アーティストの夢を描いたのは、K-POPを聴いて「こんなに歌って踊ってるのに、どっちもめちゃくちゃうまい人たちがいる」と思ってから。僕は、歌は習ってはいなかったんですけど、好きだったので家で歌ったりはしていて。だんだん、ダンスだけでなく歌にも興味が湧いてきて、今の事務所のオーディションを受けました。そこで初めて歌と踊りの両方のレッスンをきちんと受けたんですが、けっこう大変でした。

 

――どんなアーティストになりたいですか?

 

田中:ロールモデルはNCTのヘチャンさんです。僕と声が若干似ている気がするのもあって。ただ、僕が今、声変わり中なので、あんまり高い音が出ないんですよね。ヘチャンさんは、すごく高音が出るんです。僕も声変りが終わったら、あんな風にすごい高音を出せるようになれるかな?と、憧れています。

――今までの人生で出合った、大切な一曲は?

 

田中:TREASUREさんの『ありがとう』(2022年)という曲です。日本人メンバーのASAHIさんが作詞・作曲した曲で、タイトルそのまんま、「ありがとう」という気持ちを伝える曲で、いつも元気をもらっています!

DXTEEN田中笑太郎

「悩んだらリーダーの太一くんに相談します」

――グループの強みは?

 

田中:若さとフレッシュさとキラキラ、あとは仲の良さです。やっぱり、共同生活をしていたので、仲のよさは抜群じゃないかなって。

 

――韓国での共同生活で大変だったことは?

 

田中:お風呂がふたつしかなかったこと。6人いると順番が大変で(笑)。早く帰ってきた人から先に入るので、いつも取り合いをしていました(笑)!

 

――韓国でのトレーニング生活で「克服したと思うこと」や「新しく知った自分の一面」は?

 

田中:コロナ禍の自粛期間中、僕はダンスを全然やっていなかったんです。その時、ちょうど背が伸びて、体の使い方とかもわからなくなっていました。そんなブランクや不安を抱えた状態で韓国に行ったので、練習についていけるか心配だったんです。けど、行ってみたら、心配していたよりも自分の体の使い方がわかり、むしろ、ダンスも大きく踊れるようになっていた。そういう意味で成長したのかなって思います。

グループで言えば、3月のプレデビューイベントでステージに立って、この6人でよかったな、この6人じゃないとだめだなってあらためて思いました。パフォーマンスをしていてもそうだし、普通に会話をしていてもそう思います。

最初は、「思ってるけど言えないな」ってことがあったんです。けど、ミーティングを重ねてきて、最近はみんな思ったことをちゃんと腹を割って話すまでに成長してます。グループとしても成長できたのかなって思います。

 

――先輩であるJO1、INIからもらったアドバイスは?

 

田中:「謙虚であること」もそうなんですけど、「仲間を大事にする」とか「ファンを大事にする」と言われたことが心に刺さりました。DXTEENをはじめ、すべてのアーティストは仲間やファンがいないと成り立たないので。ファンの方やスタッフさんを大事にして、愛し愛されるアーティストになりたいです。

そのためにはまず、挨拶ですよね。たとえば、スタッフさんには最初の挨拶を大きい声で明るく。そして、一日同じテンションで挨拶するっていうのを心掛けています。

 

――メンバーに対しては?

 

田中:メンバーも人間なので、落ち込んでいる時もあるんですよ。そういう時は、気がついたタイミングで相談に乗ってあげたりします。逆に、僕が他のメンバーに相談に乗ってもらうことも。こんな感じで、お互いに助け合いながらやっていけたらなって。悩んだらリーダーの(谷口)太一くんに相談します。細かく、的確なアドバイスをくれます。

 

――JO1、INIという先輩たちの姿から学んでいる事は?

 

田中:みなさん、トークが本当に上手。落ち着いているというか、自然な感じで話しているじゃないですか。そういうところが慣れているなって思います。僕たちもそうなれたらいいなって思っています。「こうした方がいいんじゃない?」みたいなことを思いついたら、僕らのグループチャットに送って意見を出し合ったりしています。

 

――デビューに向けて個人的に準備していることは?

 

田中:個人でなく、全員でやっていることなのですが……。僕らは豊かな表情が強みなので、メンバーのひとりが、5人のパフォーマンスをお客さん目線でチェックするようにしてます。前に出てチェックするメンバーは、「こういう表情をしたらいいよ」とか「この表情は甘いんじゃないかな」とか、思ったことを伝える。動画で見るのと実際に生で見るのは全然違うので、実際に見てのアドバイスとかフィードバックが大事。それを全員で回してやって、「こう思った」っていうのを言い合うんです。「こうしたらもっとよくなるからこうやってみよう!」、「曲にもっと入り込んだ方がいい」とか、ほんとそれぞれの意見が勉強になります。

DXTEEN田中笑太郎

素顔やプライベートを深掘り!

――疲れた時、何で癒されていますか?

 

田中:TikTokなどで笑える系の動画を見ています。あとはお風呂に浸かるのが好きなのでそれに癒されてますね。泡のお風呂とか(笑)。休みの日なら、携帯をいじりながら1時間くらい湯船に浸かってます。

 

――理想の休日の過ごし方は?

 

田中:日帰りで近場の観光名所をめぐるとか? 僕は山梨出身なので、東京には何度も遊びに来ているんですけど、メンバーは関西出身とかもいるので、地元が離れているんですよ。東京で一人暮らしするのは初めてだと思うので僕が案内したいですね。今なら浅草ですかね。前はみんなで原宿に行こうという話も出てたんですけど、いかにも東京っぽいところに行ってみたいです。

 

――浅草に行ったら何をしますか?

 

田中:以前浅草に行った時は、一番最初に「Gong cha」へ行ってタピオカドリンクを飲み、その後「くら寿司」でお寿司を食べて帰りました(笑)。あ、浅草じゃなくてもできるんですけど、その時はそこに行っちゃいました!

 

――今コレクションしてるものは?

 

田中:「おぱんちゅうさぎ」のキャラクターグッズです。デビュー記者会見が終わった頃、SNSで「笑太郎くん、おぱんちゅうさぎに似てる」っていうのを見かけたんですよ。で、「“おぱんちゅうさぎ”ってなんだ?」と思って調べてみたら、けっこうかわいくて。SNSのスタンプも持ってます♪

前にメンバーと一緒にUFOキャッチャーをしに行った時、おぱんちゅうさぎの人形があったので、みんなが頑張って取ってくれたんですよ。その後も、「これとれたから」って僕にくれるので、部屋には今おぱんちゅうさぎの人形が3つあります。

なる(大久保波留)くんはアニメの『ブルーロック』にハマっていて。だから、『ブルーロック』のフィギュアが置いてあるUFOキャッチャーを探して、みんなでとりに行ったんですが、そこでも捕獲。ラッキーなことに、わりとうまく取れています。

 

――好きな食べ物は?

 

田中:唐揚げが好きです。おばあちゃんが作る唐揚げが“サクジュワ”で、めちゃくちゃおいしくて。韓国で生活している時は、僕が手料理、唐揚げとかチャーハンみたいなものを振る舞っていたんですけど、一人暮らしをはじめてからは、忙しくてあんまりできていないです。男飯系メニューが人気だったので、また作りたいですね。

DXTEEN

DXTEEN|'Brand New Day' Official MV

DXTEEN プロフィール

JO1・INIが所属するLAPONEエンタテインメントから新たにデビューする3組目のアーティスト「DXTEEN(ディエックスティーン)」。 メンバーは、大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰。
LAPONEの練習生制度である「LAPONE BOYS&LAPONE GIRLS」から初めて誕生した平均年齢18.6歳の6人組グローバルボーイズグループ。 

2022年1月から1年以上に及ぶ韓国でのトレーニングを経て、2023年5月10日にデビューが決定している。

公式サイト▶ http://dxteen.com
公式Twitter▶ http://www.twitter.com/official_DXTEEN
公式Instagram▶ https://www.instagram.com/dxteen_official/

公式YouTube▶ https://www.youtube.com/@DXTEEN
公式TikTok▶ https://www.tiktok.com/@official_dxteen
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撮影/齊藤晴香 取材・文/中川 薫