「Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~ 」開催!

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ライブ終盤、ステージで涙するメンバーたち(左から)阿部亮平、向井康二、深澤辰哉、ラウール、目黒蓮、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、岩本照

デビュー5周年を記念したSnow Man初のスタジアムライブ「Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~ 」。その初日が2025年4月19日(土)に国立競技場で行われました。メンバー9人の想いが溢れたスペシャルなステージです。この記事では2025年4月19日(土)に行われた公演と記者会見の模様をお届けします。

※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します。

デビュー5周年を記念したSnow Man初のスタジアムライブ

屋外ならではの開放感とSnow Manの登場を待つファンの期待が、国立競技場内を覆い尽くしている。定刻になり音楽が流れはじめメインスクリーンには9人の映像が。メインステージ3階の中央にセットされた扉が開くと、横一列になった9人が登場! 約7万人の歓声が響き渡って……。
キラキラの衣装にサングラス姿のメンバーがまず披露したオープニングナンバーは、1stデビュー・シングル「Crazy F-R-E-S-H Beat」。サビに入る直前、一斉にサングラスを投げ捨てるメンバー。顔がスクリーンに映った瞬間、ファンから悲鳴のような歓声が上がります。

「ブラザービート」では、歌詞をアレンジして披露するメンバーたち。リーダーの岩本照さんがファンを盛り上げ、会場のボルテージが一気にUP。ダンスナンバー「POWEEEEER」は、メンバーが外周花道からバックステージまで、ファンへ手を振りながら移動。リフターとなったバックステージ上で歌い踊り、佐久間大介さん、岩本照さんがバク転を見せるシーンも。「Nine Snow Flash」では決め台詞に歓声が沸きました。

岩本照「なんだよ~」

深澤辰哉「会いたかったぜ」

ラウール「会いたかったよ」

宮舘涼太「抱いてやるよ」

佐久間大介「愛し合おう」

渡辺翔太「(投げキッス)」

向井康二「サワディーカー」

阿部亮平「晴れたよ~!」

目黒蓮「もっと声出して♡」

見どころ満載! 初の国立競技場で初挑戦がいっぱい

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マーチングバンドと一緒にドラムパフォーマンスを披露する岩本照

初の国立競技場ライブでは、事前にメンバーが話していた通り、たくさんのチャレンジが盛り込まれていました。
ステージにライトがあたり、ドラムセットを前にして立つ岩本照さん。ファンが「まさかと!」息を飲んだ瞬間、岩本照さんが華麗なドラムパフォーマンスを披露。さらに、ステージの後ろから総勢70名のマーチングが登場します。軽快なリズムに合わせて「Tic Tac Toe」、「KISSIN' MY LIPS」などをマーチングバンドのアレンジで披露すると、会場全体に一体感が生まれて。これだけでは終わらないのがSnow Man。続いて、メンバー全員が一列になり、スネアドラムパフォーマンスを披露。先輩から受け継がれてきたエンターテインメントに、今の彼ららしさをプラスしたパフォーマンス。真摯で圧倒的な姿に感動した観客たちは、ステージに一層没入します。外周花道から、メンバーが上手と下手に分かれてダンスバトルまで見せたのも鮮度抜群。
バックステージで披露された「Cry out」では、ダイナミックに踊るメンバーと高さ20メートルまで上がる噴水の演出で、見応え200%! ラウールさんが興奮のあまり靴を脱いでしまい、それを見つけた向井康二さんが履かせてあげるという神がかり的に印象的なシーンも出現しました♡

全9曲のソロ曲をライブアレンジバージョンで披露

本ライブでは、2025年1月に発売されたベストアルバム「THE BEST 2020 – 2025」収録のソロ曲も披露されました。メンバーがバックダンサーについたり、Snow Manらしさと個性がミックスされた演出でファンを喜ばせてくれます。

ソロ曲のトップバッター阿部亮平さんの「いっそ、嫌いになれたら。」。ミュージックビデオに登場するシルクハットを被った2人のダンサーが登場したかと思ったら、なんとその正体は、深澤辰哉さんと目黒蓮さん。爽快感のある曲調に合わせたかわいいダンス姿が印象的。

続いて、宮舘涼太さんの「I・だって止まらない」。この曲のバックについたのは岩本照さんとラウールさん。3人が作り上げる世界観とキレッキレのダンス。さらに、宮舘涼太さんのいつも以上にためた歌いだしで会場を沸かせました。

渡辺翔太さんは、「オトノナルホウヘ」向井康二さんと佐久間大介さんがバックにつき、きれいなハモリを披露。楽しそうに肩を並べて歌う3人はもちろん、渡辺翔太さんの美しいロングトーンが国立競技場に響き渡りました。

目黒蓮さんはバックダンサーなしで「朝の時間」を披露。スポットライトを浴びながら、トロッコで客席を移動。目をウルウルさせながら、感情を込めてメッセージを届けるかのように歌い上げます。
歌い終えた目黒蓮さんが優しい一言が。

 目黒蓮「明日からもがんばって生きていきましょう」

 とびきりの笑顔を見せてくれます。さらに、

 目黒蓮「やべえ、歌いながら泣きそうになった」

この一言で、ファンの涙腺が崩壊。

さらに、ソロ楽曲の世界観を存分に再現したステージが続きます。

向井康二さんの「ファインダー」では、メインステージのセンターで歌う向井康二さんの後ろに、メンバー8人の姿があります。会えない人を想う切ない気持ちを歌った曲で、最後に9人で写真をパチリ。メンバー愛に溢れたパフォーマンスで魅了しました。

深澤辰哉さんの「iro iro」にもメンバー8人が登場します。ミュージックビデオの再現そのもので、イラストの描かれたボードを持ってメンバーがダンス! 裏返したボードには「イケメン☆たつや」の文字が。深澤辰哉さんらしいユーモアを忘れないパフォーマンス。さらに、8人がメンバーカラーの傘を持つなど、ライブならではの演出が感動的。

続いて、佐久間大介さんの「守りたい、その笑顔」。佐久間大介さんが元気いっぱいにステージを駆け回ります。すると、ペンライトを持ったメンバー8人が登場! 9人揃ってオタ芸を披露するという展開に!息のあったオタ芸と鳴り止まないコール&レスポンスに、会場がヒートアップ!

岩本照さんの「7%」では、雰囲気が一気に大人なムードへ。ミュージックビデオに登場する女性ダンサーに代わって現れたのは深澤辰哉さん。隙のないパフォーマンスに国立競技場中がうっとり……。

ラウールさんは「Induction」を披露。スモークの中から登場したラウールさん。圧倒的なダンスパフォーマンスとそのオーラは、もはや芸術のひとこと!

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360度、ファンに見守られながらセンターステージで歌唱するSnow Man

ラストスパートはさらに勢いが止まりません。
火薬や炎、噴水といった豪華な演出と共に「Grandeur」「D.D.」「EMPIRE」などのダンスナンバーを次々に披露。5周年メドレーでは、「HELLO HELLO」「オレンジkiss」が流れ、このステージに辿り着くまでの軌跡を辿るかのように、当時のミュージックビデオと一緒にメンバーの映像が映し出されます。

ここで、メンバーからのメッセージが。

岩本照「幸せって思える初めての経験をくれて本当に感謝しています」

阿部亮平「国立という舞台に立つことは昔の自分では想像できなかった。みんなといると何でも叶う気がしています」

佐久間大介「夢のステージにSnow Manが立てたこと、本当にありがたいと思います」

向井康二「楽しかったです。これからもいろいろな感情を共有して、楽しい思い出を作っていきたいと思います」

宮舘涼太「笑顔が溢れるライブだったと思います。これからも愛し合いましょう!」

深澤辰哉「皆さんにとって明日の活力だったり、これからの元気の源みたいになってくれていたら本当にうれしく思います」

渡辺翔太「本番に出る前は緊張しながらも、皆さんに元気と幸せを与えられたらいいなと思っているのですが、いつももらう側になってしまいます」

ラウール「皆さんの近くに行った時、自分の顔を見てるみたいに同じ表情をしていたんです。エモかったです。同じ感情を共有できる存在はなかなかいないなと思います。またすぐに会おうね」

目黒蓮「周りの支えがあって、僕たちはこうして皆さんと同じ景色が見れて、同じ時間を過ごせていると思います。僕たちを支えてくれるファンの皆さん、スタッフの皆さん、関わってくれる方々に心から感謝したいと思います」

“この日このステージ”に辿り着けたことへの感謝の言葉を精一杯に伝えているメンバーの姿が印象的。
メッセージが終わり披露されたのはファンへの想いを詰め込んだ「Dear,」。ゴンドラに乗って会場を見渡す9人の表情は、多幸感があふれて。夢に見た景色を噛み締めながら、涙を流しながら。そんな9人の姿を見たファンも一緒に涙を輝かせるシーンに。感動のままライブは終了し、会場には、Snow Manコールが起こります。

9人が笑顔で再登場するとアンコールがスタート。全力で会場の端から端まで、ステージを行き交うメンバーはファンへ手をふり感謝を届けます。
アンコールのラスト「Weʼll go together」。センターステージで歌う9人の頭上に、3000発の花火が! メンバーカラーで彩られた花火が夜空を彩るあまりにも美しい空間。メンバーとファンの一体感が永遠の思い出になった瞬間でした。
ファンとの絆、メンバー同士を思い合う姿など、愛が溢れた本ライブ。夢を諦めずに9人でたどり着いた国立競技場でのライブ。次はどんな景色を見せてくれるのか、今後も9人から目が離せません。

ライブ直後のSnow Manをお届け! 記者会見レポ

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ライブを終えて記者会見でポーズをとるメンバー(左から)岩本照、佐久間大介、渡辺翔太、向井康二、ラウール、宮舘涼太、目黒蓮、阿部亮平、深澤辰哉

ライブを終えた感想を語ったメンバーのコメントを紹介!

深澤辰哉「自分たちが国立でライブできると思わなかったですし、5周年というタイミングで立てた事はすごくうれしかったです。すてきな景色が広がっていて感無量です」

ラウール「本当に奇跡だと思います。自分たちがこの会社に出会えて、Snow Manになれて、ファンの方に出会えて。すべての運命が今日につながっていると思うので、そういう意味で奇跡的な景色でした。うるっときちゃいましたね」

佐久間大介最後の所でゴンドラに乗って上の方からスタジアムを見たとき、夢にまで見た景色だと思って、感極まって号泣しました。泣きながら歌いました。ペンライトの海がきれいで泳ぎたかったです」

目黒蓮「改めてファンの皆さんを生で見た時に当たり前じゃないなって。ただただ感謝しました。ちょっとでも楽しい時間が、もっともっと続けば良いのになぁって思いました」

インタビュアーからいつものライブと違ったところを聞かれると。

渡辺翔太「セットリストの決め方とかも違います。屋外なので日没の時間帯も計算したりして。夕暮れだったらこういう曲かなとか。このあたりは、ラウールとふっかさん(深澤辰哉)が率先して意見をまとめてくれました」

深澤辰哉「僕たちも皆さんと同じタイミングで初めて花火を見て、キレイだな〜ってと思って、横をパッと見たら、、阿部ちゃんが大号泣してました!」

阿部亮平「きれいなだけじゃなくて、花火がSnow Manのメンバーカラー順に並んでいたんです。きれいすぎてうるっときちゃいました」

次なるSnow Manの夢を聞かれると、楽しそうに顔を見合わせたメンバーたち。そこで佐久間大介さんがまとめました。

佐久間大介「日産スタジアムの公演が楽しみでしょうがないです。まずはこの2会場を全力でけがとかなく突っ走れたら良いなと思います!」

6月の日産スタジアムファイナルまで、9人でケガなく全力で走り抜けてください!

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会見の様子(左から)ラウール、宮舘涼太、目黒蓮、阿部亮平、深澤辰哉

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会見の様子(左から)岩本照、佐久間大介、渡辺翔太、向井康二

Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~ - SCHEDULE | Snow Man|MENT RECORDING

撮影/齊藤晴香 文/木村真悠子