あなたがいるから、“もっと好きな私”になれる。

【TWICE スペシャルインタビュー】ジの画像_1
2020年、突如訪れた“会いたい人に会えない”という状況の中、真っ先に「いつもそばにいるよ」という希望のメッセージを楽曲とともに、さらにはオンラインコンサートという新たな舞台を通して、私たちに伝え、世界を励ましてくれたTWICE。そしてまた、彼女たち9人も「あなた」に励まされ、背中を押されたから、どんな時も未来へと歩みを進められたと語る。韓国デビュー5年、日本デビュー3年を迎えた今こそ「見せたい私たちの姿、伝えたい言葉がある」との強い思いから、国境を越えたTWICE初のリモート撮影&取材が実現。MORE史上初の2号連続表紙を飾った彼女たちのスペシャルインタビューを、『MORE』1月号掲載企画からお届けします。
【TWICE スペシャルインタビュー】ジの画像_2
(右)ジョンヨン●1996年11月1日生まれ。飾らないまっすぐな人柄とどんな衣装も着こなすプロポーションで圧倒的存在感を放つ。メンバーからも頼りにされる姉御肌なところも人気
(左)モモ●1996年11月9日生まれ。圧倒的なダンススキルで、グループのパフォーマンスを引っぱる。踊っている時と話す時のギャップも魅力で、今回の取材でもかんではにかむ姿がたびたび

JEONGYEON ジョンヨン

今まででいちばん成長したメンバーは? それは、やっぱり私かな(笑)
「最近、久しぶりにデビュー当初の音源を聞き返してみたら、レコーディングの時によっぽど緊張していたのか、自分の声ではないように感じられる音源が多くてびっくり! それに比べて、今作『BETTER』のレコーディングでは、今まで積み重ねてきた経験が糧となって、私ならではの声を自然と出すことができました。自分の成長をあらためて実感することができましたね。もうひとつ、5年前から成長したと思うところは、愛嬌ができるようになったこと!(笑)。デビューしたばかりの頃は、私の性格上、ファンのみなさんに愛嬌を見せることがうまくできなくて……。でも、テレビ番組にたくさん出るようになって、みなさんに対して自然と愛嬌のある一面も出せるようになったのは大きな成長だと思います♡
昔、あるファンの方に渡すCDに、『立派な人になって、必ずまた会おう』というメッセージを書いたことがあるんです。しばらくしてその方から『あのメッセージのおかげで、夢を叶えることができました。ありがとう』と報告を受けた時は、とても心が温かくなりました。私たちを応援してくれるファンのみなさんから届く言葉の数々は、私がTWICEとしての活動を頑張るエネルギー源になっていて、私こそ『ありがとう』とお伝えしたいです!」(ジョンヨン)

MOMO モモ

内側からあふれ出る思いをダンスパフォーマンスにぶつける!
「いつも、ステージ上でダンスをする時は、自分の内側からわき出てくる思いのままに踊りたいと思っています。そのために、試行錯誤しながら練習に専念したり、いろんなジャンルのダンス動画をチェックしたりして、日々ダンスの幅を広げているところです。『BETTER』は振付けが独特なうえに細かい動きが多く、先生の振付け動画を本当に1秒ずつ止めながら、メンバー全員で徹底的に動きを合わせました。今となってはいい思い出だけど、大変だったなぁ……(笑)。ぜひ、みなさんもおうち時間に、細部を意識して踊ってみてほしい!
応援してくださるみなさんは、今もこれからも私にとってかけがえのない存在。TWICEとしてデビューする前は、自分が何が好きで何が得意なのかもわからず、自信が持てない時期もあって……。でも、デビューしてファンのみなさんからのたくさんの愛を受け取るうちに、もっと自分のことを好きになれたんです。特に、みなさんがコンサートで掲げてくれるボードなどに書かれた応援の言葉の数々は絶対に忘れない。どのコンサートでも、ステージの上の私たちを見つめながらメッセージを届けようとしてくれる姿に感動するし、どんな場面もはっきり覚えています。またコンサートで、あの景色を見せてもらえたらうれしいなぁ♡」(モモ)
【TWICE スペシャルインタビュー】ジの画像_3
トゥワイス●9人組ガールズグループ。2015年10月に韓国デビュー、2017年6月に日本デビュー。ファンの呼称はONCE(ワンス)。19年春には韓国でデビューしたガールズグループとしては初のドームツアーを実施。デビューから3年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場。2020年は世界がコロナ禍に陥る中、7月にリリースした日本6枚目のシングル『Fanfare』のチアフルな楽曲が話題となるほか、オンラインコンサート『Beyond LIVEーTWICE:World in A Day』を成功させる。11月には日本7枚目となるシングル『BETTER』をリリース(通常盤¥1182 ワーナーミュージック・ジャパン)
撮影/LESS ヘア/Son Eunhee(lulu hair make up studio) メイク/Zia(lulu hair make up studio) Won Jungyo Son Jiye(2人ともBit&Boot) スタイリスト/Choi Kyoungwon Choi Mirim Cho Hayoung(3人ともF9issue) コーディネート/Song Shinhae(TANO International) 取材/藤田麗子 原文/海渡理恵 構成・企画/高戸映里奈(MORE)