初となるオンライン・グローバル公開インタビュー会を開催

SHINeeの7枚目のフルアルバムであり、オンユさん、キーさん、ミンホさんの兵役後、初のアルバムとなる『Don’t Call Me』が2月22日に世界同時配信されるにあたり、リリース日当日に行われたオンライン・グローバル公開インタビュー会。その模様をお届けします!
左からオンユさん、テミンさん、ミンホさん、キーさん
(左から)オンユさん、テミンさん、ミンホさん、キーさん
司会は同じSMエンターテインメント所属の東方神起・ユンホさんが担当。スタジオに4人を呼び込み、アルバム『Don’t Call Me』について、また久しぶりのカムバックについて、話題は多岐に及びました。

 アルバムについて、キーさんは「2年6か月ぶりのアルバムということで、どうしたら良いアルバムが作れるのか悩みました。でも、いつものように僕たちらしく誠実に向き合いました」。オンユさんも、「9曲収録されていますが、SHINeeを型にはまった視線で定義するなっていう意味がタイトルにはこめられています。バラエティに富んだ音楽性が詰まっていて、新しい姿を見せようとしました」とコメント。
左からオンユさん、テミンさん、ミンホさん、キーさん、MCを務めたユンホさん(東方神起)
(左から)オンユさん、テミンさん、ミンホさん、キーさん、MCを務めたユンホさん(東方神起)
アルバム収録曲を流し、それについてのコメントコーナー。まずは「Heart Attack」から。ノリノリで体を揺らし、歌詞を口ずさみながら、苦痛までをも歓喜に変える愛の力を歌ったダンスポップ曲を聴く4人。キーさんが両手をスピーディーに揺らすような振りを披露すると、それにつられてオンユさんも同じ振りを笑顔で披露。

2曲目は「CØDE」。テミンさんが両手を開いて満面の笑顔で踊り、両手でサムズアップポーズも見せる。かと思ったら、オンユさんの前に右手のサムズアップポーズを持ってきてちょっかいをかける姿が微笑ましい。さすがマンネ(グループ最年少)です。

キーさんが「『CØDE』は今回のアルバムで一番僕が好きな曲」と紹介したあと、テミンさんが爆笑しながら突っ込んだり、4人の仲の良さがふんだんに見られました。
キーさん
キーさん
オンユさんが「清涼感のある夏にぴったりの曲」と紹介した「I Really Want You」では、テミンさんが椅子に座りながらステップを踏む等、やっぱりみんなノリノリ。「Body Rhythm」は、ミンホさんが「キーが大好きな曲でタイトル曲にしようとしてた」と裏話を。4人ともとにかく楽しそうに楽曲にあわせて体を動かし、アルバムが相当の自信作であることがうかがえます。
4曲を聴き、ユンホさんもその多彩な音楽性を絶賛。そこで、アルバムタイトル曲「Don’t Call Me」について、キーさんが「ヒップホップ調の曲で強烈な歌詞の曲です。これまで僕たちは『もうやめろ』とか、『君のことは嫌いだ』というようなヒステリックな歌詞はあまり歌ってこなかったけど、新しい挑戦をしたかったので、これくらいの変化がなければだめだと思った」と、これまでのSHINee の楽曲にはないインパクトのある「Don’t Call Me」に込められた想いを伝えます。

テミンさんは、SHINeeのパフォーマンスについて「とても強烈でダーク化したSHINeeに会えます。SHINeeのカラーが出せるようにアップロードしました」と、過去最大クラスの練習を「Don’t Call Me」のパフォーマンスのためにしたと明かします。

そのMVを初解禁するにあたり、ミンホさんは「衣装にも注目してほしい。序盤に出てくる衣装はキーがアイディアを出したんです」と、メンバー愛をのぞかせます。
オンユさん
オンユさん
そして、MV解禁。冒頭から真っ赤な髪のミンホさんの姿がうつり、キーさんが電話の受話器に向かって挑戦的に話しかける等、大胆にアップデートされた4人の姿が全開です。ヒップホップをベースにした最先端のダンスチューンでもって、クールでパワフルな新しいSHINeeのイメージを印象付けます。

MVの上映が終わり、とても充実した表情で拍手をするスタジオの4人の姿が映ります。興奮冷めやらないといった雰囲気の中、4人が事前に募集した質問へ回答する形もまじえ、話をします。

オンユさん「それぞれが各自の分野で活動していたけど、SHINeeの2年6ヵ月ぶりのアルバム発売に向けて準備をしていた時間がすごく幸せでした」

ミンホさん「僕たちは、テミン君以外(兵役という)空白の期間がありました。久しぶりのフルアルバムなので、戦闘的に情熱的に準備をしました。MVを撮りながら、どうしたらもっと良いものができあがるかを考えたし、打ち合わせもたくさんした末に完成しました。ファンの皆さんと直接会えなかったのは残念だったけど、今回の活動を通して多様な活動を見せられると思うので期待しててください」

キーさん「今回はアルバムや活動について、考えられる時間が2年以上ありました。対面で会えない期間もあったことで、より考える時間が増えたので、それを詰め込めたと思います」

テミンさん「SHINeeの長い活動の中で、いくつかターニングポイントがありました。今回もターニングポイントです。ヒップホップをベースにSHINeeのカラーを入れました。強烈で印象的なパフォーマンスができると思ってます。すごく大変でしたが、情熱的なステージを作れると思うので、ファンの皆さんの前に出るのが楽しみです」
テミンさん
テミンさん
「SHINeeは毎回アルバムごとに最前線であり続けるが、今回はどこに気を付けた?」という質問に対し、キーさんが「プレッシャーはとてもあります。良いものを作りたいという気持ちと逃げ出したいという気持ちがあります。今回僕としては、空白期間を経て作り出されるアルバムとしてちゃんと力があるのかと?いう気持ちもあって、トレンドを意識するよりは、久しぶりのアルバムとしての力を意識して作りました。多くの人がトレンドの音楽をやってるけど、自分たちらしさを出すことも大事です。成長した新しいSHINeeの姿が見せられると思ってます」と、苦悩を経てアルバム『Don’t Call Me』が生み出されたことをシリアスな表情で語りました。

先日行われたカムバック記念ARSプロモーションの話題に。メンバーの声を聴いて音声メッセージを残すことができるイベントが行われた際には、10秒あたり1000通を超える電話が集中し、ARSサーバーがダウンする事態が発生しました。

キーさん「初日はサーバーがダウンしてしまったのでファンの音声メッセージを聴くことができませんでした。でも、その後聞くことができて、たとえば『すごく愛してる』っていう言葉を伝えてくれたり。直接会えなかったけど、オンライン上だからこその斬新な試みができたと思います」。

ミンホさん「僕たちがそのメッセージを聞くと思って、声が震えている人もいました。それくらい楽しみにしてくれてるんだなと思って嬉しかったです」
ミンホさん
ミンホさん
「兵役生活を送る中で、SHINeeとしてやりたかったことは?」という質問に対しては……。
キーさん「僕は1番がアルバム作り、2番もアルバム作り」と答え、メンバーの笑いを誘います。

ミンホさん「僕は最後に除隊したんですが、アルバムの準備に慣れるまでに2ヵ月くらいかかったんですが、メンバーが助けてくれたので早く慣れることができました。鏡を見るのも久しぶりなくらいだったけど、それもメンバーが助けてくれました」

オンユさんも、「メンバーという本当に親しい人に会うと一緒に過ごしたいと思いますよね。ダンスをするときも助けてくれて、振りの1つ1つにアドバイスをくれたり。それが心強かったです」と、次々とメンバーへの感謝の気持ちが語られます。

「これからの活動計画は?」という質問に対し、テミンさんが「アルバムをすごく一生懸命準備してくれたスタッフの皆さんに感謝しています。メンバーもベストを尽くしました。音楽の評価は星5つほしい」と言うと、メンバーは爆笑。

終始、誠実さと挑戦性と絆を感じる、“SHINeeらしさ”が感じられたインタビュー会。最後は4人並んで恒例の「輝くSHINeeでした! ありがとうございました!」と挨拶をして、笑顔で幕が閉じられました。
アルバムのコンセプトビジュアル
アルバムのコンセプトビジュアル

SHINeeの7thフルアルバム「Don’t Call Me」2/22発売!

SHINeeの7thフルアルバム「Don’t Call Me」のジャケット写真

Track List

01. Don’t Call Me 02. Heart Attack 03. Marry You
04. CØDE
05. I Really Want You 06. Kiss Kiss
07. Body Rhythm 08. Attention
09. 빈칸 (Kind)

Information

●7th Full Album『Don’t Call Me』 各音楽配信サービスにて配信中!
● アルバムの詳細はUNIVERSAL MUSIC STOREでチェック!
※UNIVERSAL MUSIC STORE でしか手に入らない”限定超レアな完全独占ビジュアル”を使用したメンバーソロビジュアル A5 クリアファイルの特典をプレゼント。

Profile

2008 年 5 月に韓国でデビューし、音楽賞の最優秀新人賞を多数受賞。
2011 年 6 月 22 日に 1st シングル「Replay-君は僕の everything-」で日本デビューを果たし(オリコンウィークリーチャート最高位 2 位)、その 後、2nd シングル「JULIETTE」(最高位 3 位・2011 年 8 月発売)、3rd シングル「LUCIFER」(最高位 2 位・2011 年 10 月 発売)を立て 続けにオリコン TOP3 にチャートインさせ、海外アーティスト(ソロも含む)による「デビューから 3 作連続 TOP3 入り」という、シングルランキング発表開始 以来初となる快挙を成し遂げた。唯一無二の存在感と圧倒的なパフォーマンスで瞬く間に 人気を獲得。高い歌唱力と見る者を圧倒させるダンスパフォ ーマンス、ファッションセンスが話題を呼び、アジアのみならずヨーロッパや世界中に活躍の場を広げている。
2016 年 1 月 1 日には 4th アルバム「D×D×D」を発売し、1/11 付オリコンウィークリーチャートで 1 位を獲得。前作に引き続きアルバム首位を獲得し た。1 月 30 日からは 4 度目の全国ツアー「SHINee WORLD 2016~D×D×D~」がスタート。5 月には 2 度目の東京ドーム公演 2DAYS、そして 初となる京セラドーム 2DAYS 公演も開催し、全国 10 箇所 20 公演でグループ史上最多となる 35 万人を動員したことにより、日本でのツアー総動員 数 100 万人を突破した。5 月 18 日にはシングル「君のせいで」をリリースし、シングルチャート初登場 2 位を獲得。6 月には日本デビュー5 周年を迎 え、9 月に 2 度目の東京ドーム公演を収めた映像商品「SHINee WORLD 2016~D×D×D~ Special Edition in TOKYO DOME」をリリー ス。同年 12 月には最新シングル「Winter Wonderland」をリリースし、初登場 2 位を獲得し話題をさらった。
2017 年、日本でのデビュー5 年目を迎え、2 月 22 日に 5th アルバム「FIVE」をリリース。日本で 5 度目となる全国ツアー「SHINee WORLD 2017 ~FIVE~」も開催し、4 月 4 日の名古屋公演では、日本での公演、100 公演目を迎えるなど、大成功を収め、9 月に 3 年連続東京ドーム公演、2 年連続の京セラドーム大阪公演を開催した。
2018 年、4 年連続のドーム公演(4 年連続東京ドーム公演、3 年連続の京セラドーム大阪公演)を開催し、4 公演で 18 万人を動員し、日本で の全国ツアー通算 120 公演 168 万人動員を記録した。そして、4 月 18 日には、ベストアルバム「SHINee THE BEST FROM NOW ON」をリリー ス。自己最高枚数を売上げ、オリコン週間アルバムランキング初登場 1 位(4 月 30 日付)、同日付オリコン週間デジタルアルバムランキングでも初登 場 1 位を獲得した!海外男性グループによる CD&DL アルバム同時1位獲得は、史上初の快挙となる。また、ビルボード・ジャパン Top Albums Sales(2018 年 4 月 16 日~4 月 22 日までの集計)でも 1 位獲得、さらには iTunes16 カ国で 1 位を総なめするなどと初のベストアルバムが各ラ ンキングで初登場1位を記録した。さらに6月27日に月に行われた「SHINeeWORLDTHEBEST2018 ~FROMNOWON~」の東京ドー ムファイナル公演を完全収録した LIVE Blu-ray&DVD「SHINee WORLD THE BEST 2018 ~FROM NOW ON~ in TOKYO DOME」をリ リースし、7 月 9 日付オリコン週間 BD ランキングで過去最高初週売上を記録して自身初の 1 位を獲得した。8 月 1 日には、ニューシングル「Sunny Side」をリリース。7 月 26 日には、単独ファンイベント「SHINee WORLD J presents ~SHINee SPECIAL FAN EVENT~ in TOKYO DOME」を初めて東京ドームで開催し、55,000 人を動員。その映像作品を 12 月にリリースした。
2021 年、オンユ、キー、ミンホのメンバー3 人の兵役後、初となる韓国での 7 枚目のフルアルバム『Don’t Call Me』を 2 月 22 日にリリース。
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文/小松香里