宮沢氷魚、『メンズノンノ』卒業を前に集大成的写真集を発売！

ファースト写真集『Next Journey』の舞台裏と、この一冊にかける思い

メンズノンノ専属モデルとして活躍中の宮沢氷魚さんが、ファースト写真集『Next Journey』を2023年１月20日（金）に発売します。
宮沢さんと彼が信頼を置くスタッフが集結し、京都と沖縄の２都市で、計６日間のロケ撮影を敢行。1万枚を超えるシャッターが切られ、膨大な写真の中から厳選したカットが写真集に凝縮されています。この撮影の舞台裏と、この一冊にかける彼の思いを探ります。

ニット ¥46200（ヘリル）／にしのや　中に着たシャツ ¥35200（アルテリア）／イーライト　パンツ ¥14300（ジムフレックス）／ビショップ　シューズ ¥71500（アー・ペー・セー）／アー・ペー・セーカスタマーサービス　[SHOP LIST] アー・ペー・セーカスタマーサービス：0120-500-990　イーライト：03-6712-7034　にしのや：03-6434-0983　ビショップ：03-5775-3266

宮沢氷魚さんプロフィール

みやざわひお●1994 年 4 月 24 日生まれ。アメリカ合衆国出身。
第 30 回メンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、2015 年 10 月号よりメンズノンノモデルとして活躍。ドラマ『コウノドリ』で俳優デビューを果たし、その後は、ドラマ『偽装不倫』、連続テレビ小説『エール』などに出演。初主演映画『his』で数々の新人賞を、映画『騙し絵の牙』では、第 45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。 2022 年には、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演。現在、映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』、映画『エゴイスト』の公開が控えている。

『Next Journey』というタイトルにこめたもの

自分が思っていた以上のクオリティに仕上がった写真集

宮沢氷魚さん（以下、氷魚）：撮影は京都と沖縄で計6日間かけて行いました。撮っている時から手ごたえと自信はありましたが、実際に仕上がってみたら、はるかにいいものができていて、満足いく一冊になっています。いい写真がたくさんあったけど、ページ数は変えられないから、泣く泣く落としたカットもありました。全部入れたかったのですが、バランスとメリハリも大事なので。特にお気に入りの写真は、京都の喫茶店で本を読んでいるカットです。スタイリングも好きで、青いシャツにメガネをかけて、喫茶店でくつろいでいる。僕の理想の休日だからよけいに思い入れがあります。現実の休日は、パジャマを着て、ボサボサ頭でコーヒーを飲んでいる（笑）。いつか、写真のような過ごし方をしてみたいものです。

氷魚「特にお気に入りの写真は、京都の喫茶店で本を読んでいるカットです。スタイリングも好きで、青いシャツにメガネをかけて、喫茶店でくつろいでいる。僕の理想の休日だからよけいに思い入れがあります」
©宮沢氷魚ファースト写真集『Next Journey』／集英社　撮影／尾身沙紀（io）

ロケ場所は、ゆかりのある地にしたかった

氷魚：モデルとしての集大成でもあり、僕が歩んできたものやこれからの人生を見てほしいと思い、自分の素に限りなく近いものを表現することになりました。そうなると、「自分のゆかりのある地で撮影したい」と考え、スタッフに提案しました。間もなく公開されますが、映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』のロケ地である京都と、連続テレビ小説『ちむどんどん』でお世話になった沖縄へ、少しでも恩返しがしたくて、この２か所での撮影にしました。全６日間のスケジュールでしたが、ちょうど京都での撮影三日目に台風が迫ってきてしまい、撮影を一日早く切り上げるという出来事もありました。台風が上陸する前に沖縄へ移動してしまおうと日程変更をしたんです。でも、京都ですでにいいものが撮れていたし、少し焦りましたが、昔から知っているカメラマン、スタイリスト、ヘアメイク陣で制作していたので、気持ちをすぐ切り替えることができました。ハプニングもなんのそのだし、そういうことがあったほうがチームって結束するものですから。

自分の気持ちにしっくりくる写真集タイトル

氷魚：７年の間、『メンズノンノ』の専属モデルとして誌面に出させていただきましたが、2023年3月9日発売の『メンズノンノ』4月号で卒業をします。７年間という充実したモデル生活はあっという間で、“メンノンの旅”は一度終わってしまうけれど、宮沢氷魚としての旅はこれからも続いていくので、そんな思いをこめてタイトルを『Next Journey』にしました。感謝の思いもこめつつ、また次のステップへ行くという決意表明でもあります。卒業のタイミングは、一昨年くらいから考えていました。メンズノンノモデルの先輩である、坂口健太郎くんや成田凌くんなども、26～27歳で卒業していますし。後輩モデルも増えてきたので「そろそろかな」と。自分で決めたタイミングで卒業できるというのは、ものすごく幸せなこと。専属モデルとして目標だった、連載を持ち、表紙を飾り、そして写真集を出すという夢まで叶いましたから。やりきったし、思い残すことはありません。

次なる旅では、海外生活を経験してみたい

氷魚：どこかのタイミングで、海外で生活をしてみたいなっていう思いが強くあります。どこの国で何をしているかはまったく想像がつかないんですけど。仕事面でも、一人の人間としても、体力があるうちにいろんな経験を積んでおきたい。海外で暮らしてみて、自分がどう変わっていくのかも知っておきたい。英語は話せるので、コミュニケーションで困ることもなさそうだし、なじみのない街で暮らすのにも抵抗がないので、あとはタイミングですかね。

30歳までの残り１年強について

氷魚：もっともっと世界を見たいですね。やっと少しずつ海外へ行けるようになってきて、この間もロンドンやパリに行ったりしました。30歳までに、アジアの国に何カ国か行っておきたい。タイやフィリピンには行ったことがないので。エネルギーとモチベーションがあるうちに行こうと思っています。28歳の今の自分に満足はしているので、こうなりたいっていう理想像は特になくて。あと何年かはこのまんまでいいのかな。30代はもちろん楽しみですけど、もうちょっと20代でいたいのが本音（笑）。今が27歳くらいならちょうどいい感じで、30歳までにあと３年あったらさらに楽しいだろうなぁ。

宮沢氷魚的Journey

氷魚：旅のタイムテーブルまでは細かく組みませんが、泊まるホテルや観光先くらいはある程度リサーチしておきたいタイプ。まったくノープランで動くのはイヤだし、ある程度行きたい店はリストアップして、移動手段まではなるべく決めておきたい。僕の友達で、行き当たりばったりで旅をするやつがいて、「現地に着いてから決めればいいじゃん！」と、ホテルすら取らないんです（笑）。そういう気持ちも分からなくはないけど、もし宿が取れなかったら……って考えたら、やっぱりいろいろ決めておきたいです（笑）。

この先も続く“旅”のために

氷魚：僕はMORE読者と同年代ですよね。僕自身の経験からしか言えないですが、やっぱり20代ってがむしゃらにずっと走り続けながら、仕事などを通していろんな人に出会い、自分に対して費やす時間はなかなか取れないように思います。でも、今みたいに走り続けることを優先し続けてしまうと、30代でバランスが崩れてくる気がして……。次のステージへのステップを考えるのであれば、自分を大事にする時間を必ず取ってほしいです。自分の精神状態であったり、体のことを最優先にしておけば、30代で芽生えてくる思いがより豊かになって、その先の40代から人生も開花するんじゃないかなって！僕はそうでありたい。そのための下準備はいろいろしておきたいし、キャリアを積んで自分の限界はだいぶ把握できたので、どんな人生だったら満足がいくかを考えて、これからもいい歳の取り方をしていきたい。ファースト写真集の『Next Journey』には、28 歳の今の自分のすべてが凝縮されています。10 年後、20 年後に見返しても、生き生きしている自分からエネルギーをもらえるような一冊になっていると思います。そんな写真集を、ぜひ手に取ってみてくださいね。

宮沢氷魚ファースト写真集『Next Journey』

発売日： 2023 年 1 月 20 日（金）
予価： 2970 円（10%税込）
版型：120P／A4 判
集英社刊 ISBN：978-4-08-790107-8
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https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-790107-8