シャツ、ジャケットの着こなしのお手本にしたい！『louren』ディレクター佐藤涼実さんのオフィスコーデ

It Girlのお仕事服選びのハナシ

ファッション感度が高いIt Girlたちは、「働く日」の服をどうやって選んでる？　きちんと見せるためのセオリーや、休日にも着回す方法など、今気になる3人に根掘り葉掘り、聞いてみました。

『louren』ディレクター佐藤涼実さん

EC発ブランド『louren』のディレクター。シックながらもどこかに繊細な女性らしさを秘めたデザインが世代を問わず人気を誇る理由。佐藤さん自身の洗練されたスタイルのファンも多数。
Instagram：suzumi_sato

着方でふたつの表情になるシャツを打ち合わせの相棒に

「打ち合わせや商談など社外の方との仕事の時は『louren』のシャツを愛用。生地にとてもこだわっていて、アルガンオイルを含んでいるから、上品な落ち感と動いてもしわになりづらいところが仕事にもオススメ。このシャツは袖のボタンをはずすとケープ風になる2wayですが、オンのシーンでは胸もとのボタンも留めてシュッとした着こなしに。ライトブルーも季節問わず爽やかさが出て重宝しています」

OFFはこう着る！

休日はボタンを開けてゆるさを加える
「袖と胸もとのボタンを開けて肌の面積を多めにすることでゆるっとした抜け感のある着こなしに」

撮影や作業の日は好みの背中あきを品よく

「背中があいている服などヘルシーな肌見せが実は大好きで。ただ、オフィシャルな場所だとラフすぎるので、撮影や作業の日など社内だけで仕事をする時に好きなアイテムを楽しむようにしています。やわらかなブラウンの『louren』のワンピースで上品さもしっかりキープ」

アクセにもなるビッグフリルは白でクリーンに

「実はあまり甘い服を着ることはないのですが、仕事で展示会やレセプションに行く機会も多いので、そういう時に『louren』のビッグフリルブラウスを華やぎ出しに使っています。フリルが甘いので、丈感は長めでゆるっとした印象に。これを着ればアクセはシンプルでOK。顔まわりが明るくなるので、清潔感も保てる。こってりしすぎないように色もクリーンな白をチョイス」

変型ジャケットでキリッとしつつ旬の要素を

「働く時に不可欠なのがジャケット。でもベーシックすぎると私の場合少し真面目になりすぎてしまうから、どこかにひとくせあるものがベスト。『louren』のジャケットはオーバーサイズながら肩パッドで形がはっきりしつつも、ウエストの繊細なくびれのラインが特徴です。インにはゆるさのあるオールインワンを着て、きれいめになりすぎるのを回避して」

OFFはこう着る！

インのアイテムをさらに抜け感のあるものに
「オフに着るなら、よりカジュアルなゆるめのワンピースなどを合わせてジャケットをはずします」

「働く時はやっぱりどこかにきちんとした空気感を出したいと考えています。けれど、ただきっちりしているだけではなく、どこかに抜け感を出すのが私のスタイル。それはシルエットだったり、肌感だったり、バッグの大きさだったり。そうやってバランスをとりながら、お仕事の日もおしゃれを楽しむ方法を見つけるようにしているんです」