今買って、一生使う。20代女性のための名品

『J&M DAVIDSON(ジェイアンドエム デヴィッドソン)』のバッグ「フリンジ カーニバル」

「ここ最近、勢いのあるバッグは?」と聞かれたら、真っ先に浮かんでくるのが「フリンジ カーニバル」。雑誌などメディアでも常に引っ張りだこで、おしゃれな人はたいてい一個持っていると言っても過言ではない人気バッグです。今回は、そんなブランドを代表するシリーズの魅力を紐解きます。
20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル シルバーのバッグ
ボディもメタルパーツもすべてシルバーで統一し、存在感抜群! フリンジ カーニバル M(17×17×22)¥179300/J&M デヴィッドソン

「フリンジ カーニバル」の歴史をおさらい

ジョンとモニク・デヴィッドソン夫妻によって1984年からロンドンを拠点に始まったのが『J&M デヴィッドソン』です。今回ご紹介する「フリンジ カーニバル」は、ブランドのアイコン的存在である「カーニバル」を再解釈し、2019年にアップデートされたデザイン。長く細いフリンジが特徴的です。

「フリンジ カーニバル」が愛される理由を深掘り!

20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル パステルイエローのバッグ
春先も活躍しそうなパステルイエロー。フリンジ カーニバル M(17×17×22)¥172700/J&M デヴィッドソン
いちばんに注目したいのは、名前にも入っている細く長いフリンジ。歩くたびに揺れる繊細さと、一度見たら忘れられない大胆さ、両方を兼ね備えています。テーブルなどに置くとフリンジがくしゅっと表情を変え、また素敵。フリンジの付け根をぐるりと囲むようにつけられたシルバーのスタッズや、チェーンの持ち手が華やかさを加えています。ショルダーストラップもついているので、肩にかけて使ってもOK。
20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル バッグの寄り
ブランドロゴは、正面にほんのりエンボス加工で。わかる人にだけ伝わるさり気なさが心地いい。ほんのりツヤを感じる滑らかなカーフレザーは、どんなコーディネートと合わせても違和感なくなじみます。
20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル バッグを開けた写真
巾着を開くと中は直径17㎝の円柱型なので、荷物が多い人も大満足の容量。長財布もしっかり収まります。天口を開け閉めするストラップの先についたコロンとしたトグルは、ブランドが始まるきっかけになったベルトをイメージしたもの。

「フリンジ カーニバル」のバリエーションをチェック

「フリンジ カーニバル」はM(底直径17㎝×高さ22㎝)とミニ(底直径14㎝×高さ20㎝)、2つのサイズを展開。どちらも必要なものはしっかり入る容量です。今回は、Mの中からヘビロテ間違いなしのベーシックカラーと、「カーニバル」20周年を記念した特別デザインをピックアップ。

ブラック

20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル 黒のバッグ
いつもの黒バッグをカーニバルに変えるだけで、コーディネートが刷新されること間違いなし。フリンジ カーニバル M(17×17×22)¥172700/J&M デヴィッドソン

ライトグレー

20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル ライトグレーのバッグ
どんなカラーの服にもすっとなじむニュアンスカラー。フリンジ カーニバル M(17×17×22)¥172700/J&M デヴィッドソン

チャコールグレー

20代で買う名品 J&M DAVIDSON チャコールグレーのバッグ カーニバル
黒ほど重くならず、でもしっかり全身を引き締めてくれる絶妙なカラー。フリンジ カーニバル M(17×17×22)¥172700/J&M デヴィッドソン

20周年を記念して発売されるスペシャルデザイン「アニバーサリー カーニバル」

20代で買う名品 J&M DAVIDSON カーニバル 20周年スペシャルデザイン シルバー
カーニバル発売から20周年を記念したスペシャルデザインが2/1(水)より発売。アニバーサリー カーニバル(17×17×22)各¥148500/J&M デヴィッドソン

『J&M デヴィッドソン』ブランド担当者からのメッセージ

「フリンジカーニバルは歩くたびにフリンジが動き、とてもドラマティックにコーディネートを楽しむことができるバッグ。イギリスが誇る伝統的なクラフツマンシップが光るデザインを楽しんでいただきたいです。季節問わず人気なカラーは、黒とシルバー。2022年12月に発売した、隠れたボディのみカラーが異なる"ピーキー"も大人気!」

エディターからみた「フリンジ カーニバル」の魅力

私、この「フリンジ カーニバル」が大好きで。二個持っていて(白、白黒の柄)本当に毎日これ!ってくらい愛用しています。なんでこんなに使えるの? 改めて考えてみると、理由は"メリハリの効いたデザイン"にある気がしました。カラフルなわけではなく、基本は潔く一色のみ。でもフリンジやスタッズ、巾着型のフォルムなど、実は映えるディテールがしっかり詰めこまれています。このバランスが「何にでも合うのに、主役にもなれる」「シンプルなのに、華やか」という矛盾するデザインを成立させているんですよね。バッグに困ったら「フリンジ カーニバル」。そう言い切れるくらい、おしゃれ度を一段階上げてくれる頼もしい存在。一度手にしたらもうやみつきです。
  • エディター 荒井理沙
  • ハイブランドの新作情報などファッション記事を担当しつつ、本人はプチプラが大好物。長年の悩み“腰張り”が目立たない、スタイルアップするコーデが毎日のテーマ。骨格ウェーブ。好きなテイストは女っぽカジュアルと甘モード。趣味はヨガ、漫画、アイドル♡
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取材・文/荒井理沙 ※掲載している情報については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。●本文中( )内の数字は、バッグのサイズ(横×縦×マチ)で単位は㎝です。