甘い服は好き、でも甘いまま着ていていいの? きれいめで大人な服が憧れ、でもまだ似合わないかも。そんな「好きな服迷子」になっていませんか? そんな人を「そうそう、こんなおしゃれがしたかった!」と思えるカジュアルに導いてくれるのは、実はフーディ。しかもメンズの! その魅力を、人気スタイリストの高野麻子さんがじっくり語ります!

甘い服は大人っぽくなる、大人な服は甘くなる。そう、フーディが一枚あれば!!!

  • まずは“いいフーディ”を選ぶポイントから! 「フーディだけは絶対レディスよりメンズをおすすめしたいんです。その理由は、サイズが小さかったり生地が薄いと、“ピタピタ”してしまっておしゃれに見えないから。華奢な体にわざとおっきめを着るこなれ感、フードに埋もれた横顔の可愛さ。そんな雰囲気を出せるのはむしろメンズなんです。ただし袖だけはまくった時の太さを考えて、アームが広すぎないものがいいと思います」(高野さん) パーカ¥18000/ループウィラー ワンピース¥28000/アナディス(アナカ) ピアス¥12000/スピック&スパン 吉祥寺店(ルーカス ジャック)
  • ずっと大好きな甘い服にこそ、フーディを合わせてほしい。「無理に辛口な服を合わせてコンサバになってしまうより、上手にカジュアルダウンできる人こそ、実は大人だと思うのです。たとえばくすみピンクのスカートにネイビーのフーディ。カジュアル感をいちばん素敵に出せるネイビーはピンクとの相性もいちばんいいんです」(高野さん) パーカ¥4500/ディッキーズ プレスルーム スカート¥22000/デミルクス ビームス 新宿 Gジャン¥34000/ボウルズ(ハイク) 靴¥43000/ルック ブティック事業部(レペット) バッグ¥12000/ナノ・ユニバース カスタマーサービス(マルコ ビアンキーニ) スカーフ¥7800/フラッパーズ(マニプリ) イヤリング¥590(一部店舗およびオンラインストア限定販売)/ジーユー リング¥60000/キューレット バイ ニュージュエリー 新宿店(ボロロ)
  • ちょっと背伸びして取り入れたい大人のアイテムも、フーディがほんのり可愛くしてくれる。「モア世代のおしゃれは、少し“背伸び”するのも素敵。それがちゃんと手の届くものになるんです。少しずつ手に入れたい“ずっと使える”靴とバッグ。イヤミなく日常になじませてくれるから、フーディとデニムに合わせるところから始めてみませんか?」 パーカ¥11800/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店(ヴァンソン エ ミレイユ×ジャーナル スタンダード レリューム) 靴¥35000/FUN Inc.(チェンバー) バッグ¥55000(バルダン)・イヤリング¥6500/デミルクス ビームス 新宿 ニット¥18000/スタイルデパートメント(プレット) パンツ¥19000/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン)

MORE2017年11月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!

モア11月号
撮影/中野佑美(A.K.A.) ヘア&メイク /河嶋 希(io) モデル/唐田えりか  スタイリスト/高野麻子