1300年の歴史を味わえる【鎌倉 長谷寺】

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神奈川県鎌倉市長谷3-11-2、江ノ電「長谷駅」から5分ほど歩いたところにある浄土宗の寺院。

鎌倉といえば、高徳院の大仏のイメージが強いかもしれませんが、ほかにも観光名所として欠かせないのがこの長谷寺。

行ったことがある方はよくご存じだと思いますが、
階段を登っているとかわいいお地蔵様に癒され、階段を登った先には由比ヶ浜が見渡せる見晴台でリフレッシュでき、夏頃には綺麗な紫陽花が咲き誇り、秋から冬にかけては銀杏、紅葉が美しく咲き誇る見どころ満載のお寺です。
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私が6月に訪問した際は紫陽花が見頃でした。

このようにいつ行っても楽しめる長谷寺ですが、今回は、今年ならでは!の魅力を中心にご紹介したいと思います。

あの観音様に触れられる?ご利益たっぷり御足参り

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長谷寺の見どころの1つであるご本尊「十一面観世音菩薩」(以下観音様とお呼びします)。
今年2021年に、造立1300年を迎えたのをご存知でしょうか?

長谷寺の観音様は木彫仏として日本最大級の大きさを誇り、金色に輝き、圧倒的な存在感を放っています。
普段は全身が見えないようになっていますが、1300年を記念して膝から下も含めて全身を拝むことができるようになっています。

さらに志納金として1,000円をお納めすると特別参拝として御足参りをすることができます
御足参りとは読んで字のごとく、観音様のあの大きな足にほぼ直接(感染症対策もあり手ぬぐいを敷きます)触れることができます!

例年は年に1度(12月18日)だけこの御足参りが行われているそうですが、ご本尊1300年記念として今年は3月以降毎日実施されているようです。

普段から寺院を見つけては参拝し、御朱印を頂戴するのが好きな私は大変有難い機会と思い、特別参拝をしてきました。

ちなみに上にあるお写真は、御足参りの記念手ぬぐいです。ご利益がありそう・・・!

写経・写仏体験もできるんです

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境内にある庭園も魅力的。特にこの枯山水は趣があります。
この庭園にいるだけでも心が洗われますが、さらに心を清めたい方は、書院で写経・写仏を体験してみるのはいかがでしょうか。

体験受付は毎日しているようで、必要な道具は揃っているため(用紙代の1,200円)初心者でもチャレンジしやすいですね。
時間に余裕がある場合はぜひ体験してみてください。

私も新型コロナウイルスが落ち着いたら挑戦したいなと思っています。

いかがでしょうか?

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いかがでしょうか?

今回記事で取り上げてはいませんが、洞窟に入り探検気分を味わうことのできる「弁天窟」(腰を屈める場面もあるため腰が痛い人は要注意)や多くの観音菩薩を見ることができる「観音ミュージアム」、季節の花が見頃の時期には「眺望散策路」など、通常時でも充分すぎるくらい見どころ満載のお寺です。

特に今年は1300年という節目の年、特別参拝できるというのは貴重な体験です。
せっかくのタイミングでも、このご時世なかなか気軽に伺えないのが残念ですがもし興味を持たれた方は、今年に限らず12月18日を狙って御足参りに行かれるのも素敵ですね。

早くなごみ地蔵がマスクを外せる日が来ますように。