お弁当デビューする人も、すでに習慣化している人も大満足★ 主菜は週末にざっくり作りおきして直前にアレンジするから飽きがこないし、時短になるし、おいしい! 三拍子揃ったレシピを紹介します。

ひき肉アレンジ

汎用性が高いひき肉は、ミニハンバーグとそぼろ状にアレンジしたものに。どちらもつなぎが入っているからふっくらした食感が特徴☆ 豚ひき肉だけでもおいしい。

ベースのレシピ

材料(作りやすい分量)
合いびき肉…………………………400g
塩、こしょう………………………各少々
卵……………………………………2個
パン粉………………………………30g
牛乳…………………………………40g
玉ねぎ………………………………½個
油……………………………………小さじ4
A みりん、酒……………………各大さじ2
A しょうゆ………………………大さじ1
A しょうが(すりおろし)……1かけ(小さじ2)

作り方
❶ボウルにひき肉を入れ、塩、こしょうを加えて粘りが出るまでよくこねる。さらに卵、パン粉、牛乳、玉ねぎのみじん切りも加え混ぜる。250g分を取りおき、残りを冷蔵庫で1時間休ませる。
❷フライパンに油(小さじ2)を入れて熱し、取りおいた肉だねを中火で炒める。Aを加えて混ぜ、保存容器に入れてさます。
❸冷蔵庫で休ませた①のひき肉を5㎝ほどの小判形に丸め、フライパンに残りの油を入れて熱し、色よく焼き、バットにのせてさます。
※ハンバーグはラップに包んで冷蔵で3日、冷凍で2週間。そぼろは保存容器に入れれば冷蔵で4日、冷凍で2週間保存可。

作ったあとは

【作りおきお弁当レシピ】ひき肉の簡単アレの画像_1
そぼろにして保存
冷蔵で4日
【作りおきお弁当レシピ】ひき肉の簡単アレの画像_2
ハンバーグにして保存
冷蔵で3日

ハンバーグでミニバーグサンド

【作りおきお弁当レシピ】ひき肉の簡単アレの画像_3
材料(1人分)
ハンバーグ………………………4個
パン(ミニ食パン薄切り)……2枚
グリーンリーフ…………………1枚
副菜(「紫キャベツのグレープフルーツ和え」を使用)……適量

作り方
❶ハンバーグは耐熱皿にのせ、電子レンジで約1分加熱し、しっかりと温める。
❷食パンに切り込みを入れ、さましたハンバーグとグリーンリーフ、副菜をはさむ。

そぼろで茶巾オムレツ

【作りおきお弁当レシピ】ひき肉の簡単アレの画像_4
材料(2個分)
そぼろ………………大さじ1
卵……………………1個
牛乳…………………大さじ1

作り方
❶ボウルに卵を割り入れ、牛乳、そぼろを加えて混ぜる。
❷小さい耐熱の器にラップを敷き、①の半量の卵液を流し入れ、ラップのてっぺんをひねる。電子レンジで約40秒加熱し、ゆるんだラップを巻き直し、さらに約10秒加熱する。ふきんに包んで形を整える。残りも同様に作る。

そぼろでガパオライス風

【作りおきお弁当レシピ】ひき肉の簡単アレの画像_5
材料(1人分)
そぼろ……………………適量
パプリカ(赤、黄)……各¼個
オリーブ油………………小さじ1
バジル……………………適量

作り方
❶耐熱容器にそぼろ、乱切りにしたパプリカを入れ、オリーブ油をかける。電子レンジで約1分加熱し、しっかりと温める。バジルを添える。お好みでご飯にかけて。
作りおきレシピの注意点
・しっかりさましてから冷蔵庫へ
・当日にしっかり加熱する
・当日に温めなおす
・おかずを手で触りすぎない
・保存に不向きな食材は避ける
※電子レンジによる加熱時間は600Wを目安にしています。500Wなら1.2倍に、700Wなら0.8倍にしてください。加熱の際は耐熱容器に入れ、特に記述のない場合は、ラップをふんわりかけてください。
※フライパンはフッ素樹脂加工のものを使用しています。
取材・原文/広沢幸乃 撮影/田村昌裕(FREAKS) スタイリスト/曲田有子 料理制作/コマツザキ・アケミ