手足が冷たすぎ、着込んでも寒い……この時期しんどい“冷え”。知っているようで知らない“冷え”の常識&対策、専門家にうかがいました! その結果をQ&Aでご紹介。今回は、“冷え”に効くお風呂の知識をお届けします♡

【今回お話をお伺いしたのは、この2人!】 ●医学博士 川嶋 朗先生 「東京有明医療大学」教授、「東洋医学研究所付属クリニック」医師。近著に『「血流たっぷり」で今の不調が消える』(日本文芸社)など ●医師 石原新菜先生 「イシハラクリニック」副院長。近著の『しょうがで体温を1度あげる』(主婦の友社)など、しょうがや体の温めに関する著書多数

Q お風呂につかる時間と温度は、どれくらいがベスト?

A 38~40度で30分が理想

「熱すぎず、ゆっくりつかれる38〜40度くらいの温度のお湯に、30分ほど入るのが理想。じっくり時間をかけて温まることで血流がよくなり、湯ざめもしなくなります。最低でも10分はつかりましょう」(川嶋先生)

Q どうしてもシャワーのみになってしまう日はどうすればいい?

A  シャワーのポイント当てで効率よく温められます

半身浴じゃ、冷えはとれないって知ってた!の画像_1

「肩甲骨の間やわきの下など、“褐色脂肪細胞”が集中する部位にシャワーを当てると効率よく温められますよ。また、入浴前にスクワット30回、もも上げ30回、つま先立ち30回などの運動を行うと、より冷えにくくなります」(石原先生)

Q 温まるには半身浴がいいって本当?

A  いいえ。温めたいなら全身浴を

「半身浴は、全身浴に比べて体にかかる水圧が半減するため、結果的に血のめぐりを促す効果も半減してしまいます。心臓に問題のある人にとっては最適な入浴方法なのですが、問題ない人なら全身浴をしたいもの。熱すぎないお湯にじっくりつかることをおすすめします」(川嶋先生)

むくみ、肩こり、生理痛… …あらゆる不調の原因かも!? “冷え”を本当に取るための30問30答

MORE2017年2月号では、様々な体の不具合を引き起こすと言われる〝冷え〟を大解剖! その種類やメカニズムだけでなく、冷えとりフードやエクサなど、毎日の生活から冷え体質を改善できるテクニックが満載。ぜひとも読んで、ヘルシーなあったかボディを手に入れましょ♪

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MORE2017年2月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/高見澤恵美 撮影/戸松 愛(モデル) 中澤真央(製品) ヘア&メイク/久保フユミ(ROI) モデル/村田倫子(モアビューティズ) スタイリスト/石田 綾 撮影協力/アワビーズ TITLES