【女性オーナーの起業ストーリー】栃木・益子がチャレンジを応援!古民家カフェを開店
日本全国 素敵なお店と女性オーナー列伝!
好きなことを生かし、地方で素敵なお店をオープンさせた女性たち。開店までのストーリーを聞いてみました!
栃木県益子町ベイクショップ&カフェ『Midnight Breakfast』早瀬友貴さん
“地域おこし協力隊”を経験後、町のサポートを受けてカフェを開店!

はやせ・ゆき●1989年7月31日生まれ、栃木県真岡市出身
SHOP DATA
住所:栃木県芳賀郡益子町益子937の1
営業時間:7:00~12:00
休業日:月・火・水曜
Instagram:_midnightbreakfast_
SHOP DATA
住所:栃木県芳賀郡益子町益子937の1
営業時間:7:00~12:00
休業日:月・火・水曜
Instagram:_midnightbreakfast_
起業DATA ~ ベイクショップ&カフェ『Midnight Breakfast』の場合
お店のオープン時期:2022年3月(32歳)
起業する前にしていた仕事:益子町の地域おこし協力隊
お店を始めようと思ったきっかけ:協力隊の仕事が一段落し、前から夢だった独立を決意!
オープンまでにかかった期間:2カ月弱
オープンにかかった金額:約120万円
起業する前にしていた仕事:益子町の地域おこし協力隊
お店を始めようと思ったきっかけ:協力隊の仕事が一段落し、前から夢だった独立を決意!
オープンまでにかかった期間:2カ月弱
オープンにかかった金額:約120万円
起業ストーリー
いろいろな人が集まる“コミュニティ”的なカフェが目標!

大学時代にアメリカに留学し、その後台湾でワーホリも経験した早瀬さん。古くから陶芸が盛んで、“陶器市”の時期には多くの観光客が集まる益子町なら自分の海外経験を生かせるのでは、と町の「地域おこし協力隊」に応募したそう。
「益子に移住し、“土祭(ひじさい)”という地域イベントの運営業務を担当する中で、町の魅力に惹かれていきました。陶芸家などのアーティストが多いからこそ、外から来た人にも優しくオープンな雰囲気で。協力隊の任期は3年なのですが、“益子にいる間に独立するきっかけをつかみたい”と考えるように」
そんな早瀬さんに転機が訪れたのが昨年の冬。益子町が所有する古民家を使った、若者の起業応援プロジェクト“チャレンジショップ”の募集が開始され、応募を決意。
「台湾にいる時に働いていたゲストハウスが、いろんな国の人が集まる魅力的な場所で。いつか日本でもそういう“コミュニティ”になる場所をつくりたいと漠然と考えていたんです。役場が募集しているプロジェクトを知った時すぐにこれだ! と確信。もともとお菓子作りが趣味で、オンラインショップでスイーツ販売をしていたので、好きなことを生かせるカフェで起業しようと思いつきました」
無事に企画が通り、町の手厚いサポートで古民家カフェが完成!
「店舗は益子町がリノベーションずみですぐ使えたり、役場からカウンターや黒板を借りられたりと、かなり格安で開店ができました。徐々に常連さんも増え、『ここのクッキーが大好き』とうれしい言葉をいただくことも! おいしいものをお出しするのはもちろんですが、誰かの活力になるような場所を提供するのが目標。今後は憧れていた滞在型施設の運営にも挑戦してみたいと思っています」
「益子に移住し、“土祭(ひじさい)”という地域イベントの運営業務を担当する中で、町の魅力に惹かれていきました。陶芸家などのアーティストが多いからこそ、外から来た人にも優しくオープンな雰囲気で。協力隊の任期は3年なのですが、“益子にいる間に独立するきっかけをつかみたい”と考えるように」
そんな早瀬さんに転機が訪れたのが昨年の冬。益子町が所有する古民家を使った、若者の起業応援プロジェクト“チャレンジショップ”の募集が開始され、応募を決意。
「台湾にいる時に働いていたゲストハウスが、いろんな国の人が集まる魅力的な場所で。いつか日本でもそういう“コミュニティ”になる場所をつくりたいと漠然と考えていたんです。役場が募集しているプロジェクトを知った時すぐにこれだ! と確信。もともとお菓子作りが趣味で、オンラインショップでスイーツ販売をしていたので、好きなことを生かせるカフェで起業しようと思いつきました」
無事に企画が通り、町の手厚いサポートで古民家カフェが完成!
「店舗は益子町がリノベーションずみですぐ使えたり、役場からカウンターや黒板を借りられたりと、かなり格安で開店ができました。徐々に常連さんも増え、『ここのクッキーが大好き』とうれしい言葉をいただくことも! おいしいものをお出しするのはもちろんですが、誰かの活力になるような場所を提供するのが目標。今後は憧れていた滞在型施設の運営にも挑戦してみたいと思っています」
お店のこだわりポイント

「店内の黒板は益子町役場からお借りしたもの。来てくださった方が書き込んでくれる落書きやメッセージに癒されています」

「もともと民芸品店だったという昔ながらの建築をそのまま生かした調理場がお気に入りです。カフェ部分の隣にある和室では定期的にワークショップを開催。最近は講師の方を招いてヨガのイベントを行いました!」

「小麦&甘酒の酵母を使用した自家製パンが自慢のモーニング(¥500)を毎日食べにきてくださるお客様も。焼き菓子には県内産小麦&益子の卵を使っています」
栃木県益子町の早瀬さんおすすめSPOT
『和食 杣』

「“海なし県”の栃木ですが、このお店では兵庫県明石市から直送された新鮮な魚が食べられます。地元産の野菜も美味!」。
instagram:wasyokusoma
instagram:wasyokusoma
関連リンク
撮影/つぼいひろこ 取材・原文/衛藤理絵 中西彩乃 ※MORE2022年10月号掲載