No.531*Maya*

モアハピ部 No.531*Maya*

普段は舞台やイベントの企画・制作、スタジオ運営、振付、webライターなどをしています。舞台、映画、音楽etc...アート・エンターテイメントがより身近になるような記事を書ける人になりたい。

全米ヨガアライアンスRYT200
ビューティーアンドフードアドバイザー

Likes...ダンス / 舞台 / 映画 / 音楽 / 写真 / ヨガ / 英語 / 読書 / カフェ / チーズケーキ / 海 / BBQ / LA / NY

Twitter▶︎@maya_matsui8
Instagram▶︎@maya_matsui8
photo Instagram▶︎@maya_pics8
お気軽にフォローしてください☺︎

DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』を観てきました。

池袋あうるすぽっとにて現在上演中のダンス公演

DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』

を観てきました。
DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』を観てきました。_1
生の舞台はもちろん、DVDやその他映像などでもDAZZLEさんの舞台を観たことは何度かあるのですが、今回の作品はまさに20周年に相応しい、DAZZLEさんの魅力とこだわりの詰め込まれた、20年の重みを感じる大作。

この感動を忘れたくないのと、一人でも多くの方に観ていただきたいと思い、感想を書いておくことにします*
私がDAZZLEさんの素敵だなと思うところは、ダンスカンパニーでありながら、【ダンス以外の要素がダンスの付属品になっていない】ところです。

ダンスが良ければいい、とか、チームとしてかっこ良ければいい、とかではなく、魅せたいものがまさに”舞台空間そのもの”で、舞台を構成する要素全てに妥協がない。

”観てくれる人の心が動く、誰も観たことのない表現を作りたい”という主宰の長谷川達也さんの言葉の通り。

観ている人の心を動かす要素が、踊りに限らずいたるところに散りばめられていて、その一つ一つにはっとさせられ、そのこだわりに感動してしまいます。
DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』を観てきました。_2
振付や構成はもちろん、音楽、照明、舞台装置、シナリオに演出に、全てのタイミング。どこをとっても”意味の無い”ものがなく、緻密に計算された美しさがある。良い意味で踊りが踊りとして浮き出てきてしまわない点が、DAZZLEさんならではの魅力だと思います。

それでいてもちろん、見せ場となるダンスシーンは圧巻。物語を追っているうちに、いつのまにか踊りで描かれる情景が繰り広げられていた、という感じでしょうか。歌詞の無い音楽がほとんどの中で、そのシーンにぴったりの世界が、振付だけでも構成だけでもなく、道具や照明までもが融合し、”意味のある”状態で創られているんです。


そしてこのような表現を20年にも渡り追求し続けていることだけでも、私は本当に尊敬の念しかないのですが...今回はさらに、そこまでの情熱と愛情を持って走り続けてきた方達だからこその温かさのある作品な気がして、私にとっては今までのDAZZLE作品で一番好きな作品となりました。
前回の記事にも書かせていただきましたが、今回の作品には、20周年に相応しいスペシャルな点がいくつか。

①マルチ・エンディング

まずは、DAZZLE公演で初めての試みという、二つの異なる物語の行方を観客が選択し、結末が変わるという「マルチエンディング方式」。私の観た回は初めてレアな方の結末になった日でした。

観る人の楽しさや、客席に漂う緊張感が作品に影響を与えるのはもちろんのこと。演じる側もまた、その日に運命づけられたストーリーを、新鮮にリアルに、心を動かして生きられるんだろうと思いました。

そして何より、”命懸け”。これは色んな意味で。

あれだけ緻密な世界を、2パターン同時に用意してしまうこだわりと、挑戦し続ける姿勢。本当に尊敬です。

②林ゆうきさんによる音楽、初の挿入歌

そしてDAZZLEの世界に欠かせない大きな要素の一つである音楽。担当するのはこれまでも何度もDAZZLEの楽曲を手がける林ゆうきさん。
ストロベリーナイトやリーガルハイの音楽も担当されている方です。

”鱗人輪舞”の世界のために作られた音楽、しかも、エンディングによってそれぞれ異なり、更には初の挿入歌まで。
ジャンルに縛られることなくシーンをより濃くするために効果的な音楽と、結末を迎えた後に心に響く歌声と歌詞。そしてそこに合わさるダンスが本当に素敵でした。
今週日曜日まで池袋あうるすぽっとにて上演中のこの公演、なんと23日(日)17時〜の千秋楽がFresh! by abemaTVにて生中継されるんだそうです。
DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』を観てきました。_3
ダンスの世界は奥深いです。そして妥協しない限り限界はありません。だから好きです。そして進み続けられる方達、その世界を魅せて下さる方達を心から尊敬します。
純粋なエネルギーで走り続ける人達にしか見えない景色、描けない世界があるのだろうと思います。20年の歴史を持ちながら、”次の10年”を見据えていらっしゃるDAZZLEの皆さんが本当に素敵です。
観に行けて幸せでした*
有難うございました☺︎
DAZZLE20周年記念公演『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』を観てきました。_4