【東京 銀座】シャネル・ネクサス・ホールで芸術の秋を楽しもう!
MORE編集部
国内外3名のアーティスト作品が終結!
暑かった夏もようやく終わり、お出かけにぴったりな季節がやってきました。
銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは 10月 19 日(土)から 12月 8 日(日)まで「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」を開催します。
この展示では、長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学名誉教授)が次世代キュレーターを育成する「長谷川Lab」とのコラボレーション企画として、フランス、日本、アメリカを拠点に活動するビアンカ ボンディ、小林椋、丹羽海子の3名の作品が紹介されます。
ビアンカ・ボンディ
ボンディは主に塩水を使った化学反応により、日常的なものを特別なもの、崇高なものに変えていくアーティスト。作品を通して視覚を超えた体験を作り出し、物と物のつながりや、はかなさ、生と死のサイクルといったテーマに注目させています。ボンディが作り出す神秘的なタぺストリーは、苔や結晶などミクロな生命に形をあたえている様子を見ることができます。
1986年、ヨハネスブルグ(南アフリカ)生まれ。パリ在住。
近年では、ダラス・コンテンポラリー(ダラス、2023年)、ラ・カサ・エンセンディダ(マドリード、2023年)、ラファイエット・アンティシペーションズ(パリ、2023年)、ルドルフィヌム(プラハ、2022年)で展示を行う。今秋開催中の「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に参加。
小林椋
こちらの作品は身近な物や装置を使い、その結果生まれる動きや不調和を観察しながら制作されています。ユニークなタイトルにも思わず目を引かれる作品。
1992年、東京都生まれ。
多摩美術大学大学院情報デザイン領域でメディアアートを学んだのち、京都市立芸術大学大学院にて彫刻専攻を修了。近年の展覧会に「スゥと数えるように湿っぽい佇まいは、スゥと巻かれる音として砕ける前に、スゥと囲いまで敷きつめているようで」(ギャラリー16、京都、2023年)「亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2022年)、「ニューミューテーション#4小嶋晶・小林椋」(京都芸術センター、京都、2021年)など。2016年から時里充とのユニット「正直」でサウンドパフォーマンスを継続的に行う。
丹羽海子
しおれた花や、熟したフルーツなどの素材を用いて、はかなく移ろいやすい存在を表現。西洋的な主体概念を否定し、身体やジェンダーにしばられない、新しい主体のあり方を彫刻を通して探究しています。
1991年日本生まれ。
2020年にバージニア・コモンウェルス大学リッチモンド校で彫刻、拡張メディアの修士号を取得。十和田市現代美術館で11月17日まで開催中の「野良になる」に出展中。
開催概要はこちら
展覧会名:「Everyday Enchantment 日常の再魔術化 」ビアンカ ボンディ/小林椋/丹羽海子
会期:2024/10/19(土)~12/8(日)
開館時間:11:00~19:00(最終入場 18:30)
※10/19は17:30閉館、アートウィーク東京開催期間(11/7-10)は10:00-19:00
入場無料・会期中無休・予約不要
会場:シャネル・ネクサス・ホール (中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階)
主催: シャネル合同会社
シャネル・ネクサス・ホールとは?
シャネル銀座ビルディングの4Fにあるシャネル・ネクサス・ホールは今年で20周年。コンサートやエキシビションが開催されています。新たに北京のUCCA現代アートセンターのディレクター・フィリップ ティナリ氏をアドバイザーに迎え、写真を含む現代アートの新しい才能をサポート・紹介する活動を展開し、アートの可能性を広げています。
芸術の秋を楽しんで
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