
【神奈川】横浜みなとみらいで「体感型古代エジプト展」開催。スーパーレプリカによる超絶イマーシブ展示にビックリ!
ライター
菅原 麻葉
エジプトを感じて学べるエンターテインメント空間

2025年12月25日(木)まで開催の「MYSTERY OF TUTANKHAMEN/ミステリー・オブ・ツタンカーメン~体感型古代エジプト展~」。開催場所である横浜みなとみらいのツタンカーメン・ミュージアム(PLOT48)は、この展覧会のために特別に作られた空間です。そんなミュージアムで3300年前の至宝がリアルに再現。最新デジタルを駆使した技術とイマーシブな体感に驚愕すること間違いなしです!
100余年前にツタンカーメンの王墓から発見された黄金のマスクや黄金の棺は、今や門外不出の宝物となっています。本物を見るには飛行機に乗ってエジプトへ行くしかありません。しかし本展示会では日本にいながらにして、エジプトへ、ルクソールへ、古代へ、そして黄金の遺物の目の前にワープできる仕掛けがたくさん!

①本物のツタンカーメンの遺物からデータをキャプチャー
WORLD SCAN PROJECTが実際にカイロ・エジプト博物館に足を運び、ツタンカーメンの数々の遺物をフォトグラメトリ用に撮影し、3D化。会場入り口では、その黄金のマスクを探検家になった気分で楽しめるホログラムを設置しています。本物からスキャンしたいわば「3Dデジタルクローン」の細部の質感に注目です。
②完全再現された玄室
ルクソールで発見されたKV62(「王家の谷の62号墓」の意)。ツタンカーメンの王墓の玄室を、日本映画美術の職人技によってリアルに再現。監修の河江先生をして、「おおぉ、これはもう本物のようです!」と言わしめた角川武蔵野ミュージアムで展示したものをそのまま横浜に移築してきました。ルクソールに行かなければ感じられないその佇まい、サイズ感、壁画や副葬品、カビの生え具合までリアルに再現しています。
③限りなく本物に近づけて製作された「スーパーレプリカ」
展示場には130点を超える実物大のレプリカが展示されています。しかも、博物館のようにガラス越しに眺めるのではなく、顔を近づけて、その詳細まで具に見ることができます。エジプトのミニア大学美術学部彫刻科のムスタファ・マハムード・エル=エザビィ教授率いるプロフェッショナルな彫金師、彫刻家などによって、3300年前の至宝が再現されたのです。このレプリカは世界に3セットしかなく、一番新しく精巧なセットが展示されています。
④音楽と映像
ツタンカーメン・ワールドをさらに体感型にするために、数々のコンテンツが用意されています。監修河江先生の解説動画シアター、ツタンカーメンの生涯を感じられるイマーシブ・プロジェクション映像、展示会オリジナルで書き下ろしたテーマ音楽など様々なアプローチから、没入感あふれる非日常を体験できます。
「MYSTERY OF TUTANKHAMEN/ミステリー・オブ・ツタンカーメン~体感型古代エジプト展~」概要

●会場/神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-1ツタンカーメン・ミュージアム(PLOT48)
●会期/2025年12月25日(木曜)まで
●チケット価格/大人(大学生以上)2600円、中高生2000円、小学1500円(全て税込)、未就学児無料
●開館時間/11時~18時 ※最終入館は閉館の30分前 火曜休館
※休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
※展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合がございます。
※展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
※最終入場時間は閉館時間の30分前でございます。
※再入場はできません。

1987年生まれ。OLで雑誌編集を行う傍ら、ファッション、美容、お出かけ系などのライター業も。ファッション初心者ゆえ、安い・着やすい・コーデしやすいアイテムに目が行きがち。身長162cm、ブルベ冬・骨格ストレート寄りらしい。インスタグラムは愛猫と食べログ3.5以上のお店巡りが多め

