
【東京】六本木ヒルズにて、ムーミン小説出版80周年記念「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」開催決定!
ライター
菅原 麻葉
祝・出版80周年!ムーミンの生みの親の作品を一挙公開

2025年はムーミン小説の出版80周年にあたります。これを記念して、フィンランドのヘルシンキ市立美術館(HAM)の協力のもと、「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」を開催します。今年7月16日から始まる森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)での開催を皮切りに、全国を巡回します。
ムーミンの生みの親で、絵画、風刺画、漫画、絵本、小説など多方面に才能を発揮したアーティスト、トーベ・ヤンソン(1914-2001)。彼女の初期の油絵や第二次世界大戦前後の風刺画、ムーミン小説・コミックスの原画やスケッチ、愛用品など約300点を通して、トーベの創作の世界を振り返ります。また、彼女の人生が色濃く反映されたムーミンシリーズの魅力にも迫ります。


トーベ・ヤンソン「フェアリーテイル・パノラマ」(左面)1949年 フレスコ・セッコ
フィンランド・コトカ市 © Moomin Characters™ Photo © HAM / Maija Toivanen ※映像で紹介予定

トーベ・ヤンソン「フェアリーテイル・パノラマ」(右面)1949年 フレスコ・セッコ
フィンランド・コトカ市 © Moomin Characters™ Photo © HAM / Maija Toivanen ※映像で紹介予定
誕生から80年を経ても色あせず、世界中の人々を惹きつけるムーミンシリーズ。その中には実に様々な個性をもったキャラクターたちが登場し、他者をありのままに受け入れ、自分自身も自由に生きています。トーベの人生や価値観とも深く結びついた「多様性」と「寛容性」にあふれた物語は、多くのファンの共感を呼んでいます。
会場では、ムーミンの世界を体感できるような演出や、日本ではあまり知られていないトーベの壁画も紹介します。この機会にぜひ、ムーミンシリーズの魅力と、その源泉であるトーベの豊かな創作の世界を楽しみに、足を運んでみてはいかがですか?


「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」開催概要


会期:2025年7月16日(水)~9月17日(水)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
※開館時間・休館日については、決定次第、展覧会公式サイトでお知らせします。
問い合わせ:050‐5541‐8600(ハローダイヤル)

1987年生まれ。OLで雑誌編集を行う傍ら、ファッション、美容、お出かけ系などのライター業も。ファッション初心者ゆえ、安い・着やすい・コーデしやすいアイテムに目が行きがち。身長162cm、ブルベ冬・骨格ストレート寄りらしい。インスタグラムは愛猫と食べログ3.5以上のお店巡りが多め

