誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「ずんだって何のこと?」。今やさまざまなお菓子に使われるようになった、宮城名物の“ずんだ”。黄緑色のつぶつぶしたものだってことはわかるけど、これは一体何からできているの……? 枝豆じゃないの……? 今さら聞けない! ご当地グルメ探偵Mが調査結果を報告します!

夏のわずか3〜4日間しか収穫できないもの!

Q.「ずんだ」って一体何?

A.黄色く熟す前の若い大豆を茹で、砂糖を混ぜたものです
「ずんだ」は宮城県仙台地方で昔から愛されてきた伝統食です。使用する枝豆は黄色く熟す前の若い大豆で、夏のわずか3~4日の内にしか収穫ができません。その枝豆を採れたての内に茹でてすりつぶし、砂糖を混ぜて仕上げた「ずんだ」は、枝豆の産地の人びとが夏のほんのわずかな時期にだけ味わえる、極上の旬の味覚です。

『ずんだ茶寮』で使用している枝豆は、その中でも味も香りも強く風味豊かなものを厳選しています。洗練した味わいになるよう、厳選された枝豆の中から配合を専門に行う職人が独自にブレンド。『ずんだ茶寮』でしか出会えない深い味わいに仕上げています。

教えてくれたのは……ずんだ茶寮

宮城・仙台の郷土料理「ずんだ」の文化を守りたい、そのおいしさを全国に伝えたいとの思いで『ずんだ茶寮』はスタートしました。2021年12月には20周年を迎え、現在宮城県内に5店舗、関東に5店舗、関西に1店舗を展開しています。

■『ずんだ茶寮』公式サイト
http://zundasaryo.com/

「ずんだ茶寮」のおやつ情報をチェック!

仙台名物ずんだ餅の画像
仙台名物ずんだ餅 8個入 ¥1080・15個入 ¥1944
常温で持ち歩ける新ずんだ餅。伝統の食文化「ずんだ餅」を手軽に食べられるよう、ずんだ餡をお餅で包み食べやすい大きさに仕立てました。
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取材・文/堀越美香子 ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。