【東京・目黒】ミニチュア展は3/9まで!ホテル雅叙園東京の文化財“百段階段”を使った展覧会
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No.409 岩井なな
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東京・目黒にある、1928(昭和3)年創業のホテル『ホテル雅叙園東京』。創業97年を迎える歴史ある施設内から見渡せるお庭や大きな滝が印象的な開放的な空間は、訪れる人々を非日常へと誘います。
そんな同施設が誇る文化財「百段階段」で行われている展覧会「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」にうかがいました。

ホテル雅叙園東京の文化財【百段階段】

ホテル雅叙園東京で2025年3月9日まで開催されている展覧会「ミニチュア×百段階段 ~文化財に広がるちいさな世界~」では、さまざまなスタイルのクリエイターによる作品に出会えます。そのすべてに共通しているのは、“ミニチュア”であること。
入場料は一般1,600円ですが、1,300円の前売りチケットを購入したところオリジナルのポストカードを1人1枚いただけました!(前売り券の販売は終了しています)
ミニチュア展の会場となるのは、ホテル雅叙園東京が誇る東京都指定有形文化財の「百段階段」です。この階段は、施設の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた、この施設で現存する唯一の木造建築です。
かつて、豪華な食事や華やかな宴が開かれていた7つの部屋。それらをつなぐのは、99段もの長い階段廊下です。この階段には、厚さ約5cmのケヤキ板が使われており、重厚な趣を感じさせます。階段で結ばれた各部屋は、それぞれ異なるデザインが施され、天井や欄間には、当時を代表する名だたる画家たちが描いた美しい世界が広がっています。

華やかさと永い歴史を感じる奥深さが印象的で、永い歴史を持つ施設の昔にタイムスリップしたような、独特の空気が漂っています。
このミニチュア展は、普段は一般開放されていない百段階段にたち入れる貴重な機会。百段階段の質感やきしみ、天井の絵柄などをくまなく観察するのも楽しみ方のひとつです。
心ときめくちいさな絶景【ミニチュア×百段階段 ~文化財に広がるちいさな世界~】

「ミニチュアは、現実で見慣れたものがちいさなスケールで出現することの面白さや精巧な技術と遊び心にあふれた世界など、その魅力は時代や国を越えて人を惹きつけるものであると言えるでしょう。」と提案する通り、この展覧会はミニチュアの世界への没入体験ができる特別な機会です。


精肉店やフラワーショップなどの商店をミニチュアにしたものから、民家やカフェをミニチュアにしたものまでさまざまなクリエイターの作品に出会えるので、部屋を変える度に驚きと発見がありました。

カメラでの写真撮影もOK!作品にスマホや一眼カメラを向けて、思い思いにこのちいさな世界を切り取ろうとする来場者の姿がありました。


本の間にミニチュアの街が隠された作品は、そのアイデアに脱帽。レトロな展示の雰囲気と作品の雰囲気が見事にマッチしていました。



私たちが知る東京や横浜の街のジオラマもあり、その街の様子を思い出しながら鑑賞を楽しみました。
自分自身がミニチュアの世界に!?体験型展示

百段階段を上った先、一番奥の部屋に足を踏み入れると…まるで自分がミニチュアになったかのような体験ができます。カラフルな大きなお花のフォトスポットが用意されており、そんな没入感あふれる世界を写真に残せるのも嬉しいポイントです!

3月9日までの期間限定開催ですが、今後も歴史ある百段階段を使った展覧会やイベントが行われることを楽しみにしています。

【ホテル雅叙園東京】
住所:153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1
電話:03-3491-4111 (代表)
【ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~】
期間:2025年1月18日(土)~3月9日(日) ※会期中無休
時間:11:00~18:00(最終入館17:30)
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