【渋谷|おしゃれホテル】2024年12月開業のソーシャル&ライフスタイルホテル《lyf渋谷東京》支配人にインタビュー
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No.409 岩井なな
MORE“TOP”インフルエンサーズ、東京⇄富山の2拠点生活を送るホテルライター・グルメライターの【岩井なな】です♡
年間100以上のホテルや旅館などの宿泊施設を利用して、そこを拠点に地域の魅力を発信しています。
東京・渋谷に2024年12月19日に開業したソーシャル&ライフスタイルホテル『lyf(ライフ)渋谷東京』は、シンガポールに拠点を置き、世界40ヵ国230都市以上で展開する世界をリードするホスピタリティオペレーター、The Ascott Limited(アスコット)(日本での運営会社:株式会社アスコットジャパン/東京都港区、代表取締役社長:クリスチャン・ボーダー)によるホテルブランド。渋谷駅から徒歩約7分、渋谷PARCOと道を挟んで向かいという、観光の拠点にぴったりのロケーションと、自然とコミュニケーションが生まれるようなユニークで遊び心が光る空間が魅力です。
【前編】では、1階エントランスロビーをはじめ、客室のインテリアやアメニティなどの設備、朝食についてご紹介しました。【後編】では、ソーシャルスペース(共用スペース)と「lyf渋谷東京」のlyfチャンピオン(支配人)であり日本のlyf統括支配人も務める井上絵梨さまのインタビューをお届けします。
- 中長期型ホテルステイにもフィットする 機能的なソーシャルスペース
- ボーダレスなコミュニケーションの場 ソーシャルラウンジ・ソーシャルキッチン
- ヘルシーな滞在を叶える ジム
- 「lyf渋谷東京」lyfチャンピオン(支配人)にお話を聞きました!
中長期型ホテルステイにもフィットする 機能的なソーシャルスペース

「lyf渋谷東京」の2階はフロア全体がソーシャルスペースになっています。エレベーターを降りると、渋谷センター街をイメージしたアートが迎えてくれました。
通路をシックに彩るモノトーンの色使いが印象的な作品は、増田洋一郎さんによるもの。目を引くアートは、渋谷スクランブル交差点など渋谷の街並みをデザインに落とし込んだ、街の躍動感が伝わる3枚構成の作品です。

大胆なアートが設置された贅沢な廊下を抜けると、ランドリールーム「WASH&HANG(ウォッシュ&ハング)」があります。洗濯するついでに記念写真を撮影したくなる、隠れたフォトジェニックなスペースです!

アイロンやアイロン台もこちらで利用できるので、中長期滞在やビジネスでの利用の際に、衣服のお手入れができて便利です。
ボーダレスなコミュニケーションの場 ソーシャルラウンジ・ソーシャルキッチン

ソーシャルラウンジ「CONNECT(コネクト)」は、周囲の人に配慮してすごすこと以外に、決まったルールはありません。いろんな色や形の座席があり、統一感がありながらも、歩くたびに異なるデザインのインテリアに出会えるのが楽しい!

コンセント完備の席がほとんどなので、ここで仕事を進めるのもいいですし、ゆったり座れるチェアで読書をしたりぼーっとしたりするのもいいでしょう。

室内の奥にある空間「COLLAB(コラボ)」は、まさに特等席。大勢で話し合いをしたいときなどに利用できます。
実際に、複数人が集まってディスカッションをしたり、社内のワークショップが開かれることもあるそうです。

ソーシャルキッチン「BOND(ボンド)」は、ソーシャルラウンジ「CONNECT」とシームレスにつながり、自然とコミュニケーションが生まれる空間。各々が好きなようにすごせることを前提にしつつ、何かあったときには気軽に声をかけられる、ちょうどいい空気感が心地よかったです。

キッチンには、電子レンジやオーブン、食器からふきんまで、さまざまなキッチングッズが揃っています。


ラウンジは24時間開放されているので、連泊する際は日中に訪れたり、深夜に広々とした空間で気分転換したりと、さまざまな活用方法がありそうです。
ヘルシーな滞在を叶える ジム

ジム「BURN(バーン)」は、壁面にたくさんの犬が描かれたキャッチーなスペース。普段はあまり運動をしない私ですが、つい吸い込まれていき、卓球を楽しみました。


卓球台やトレーニングマシーンのほかにヨガマットも用意されていますし、お水やタオルの用意もあります。朝も夜も利用しましたが、ストイックに鍛える方もいらっしゃいました。
「lyf渋谷東京」lyfチャンピオン(支配人)にお話を聞きました!
岩井なな:「lyf渋谷東京」はズバリどんなホテルですか?

井上支配人:一方的なサービス提供ではなく、lyfガード(=スタッフ)とゲスト、双方向の関係性を築くことを大切にするホテルです。
ホテルステイの満足度は「どれだけパーソナルな部分に踏み込めるか」にかかっています。その実現には、環境・トレーニング・人材の資質、この3つの要素が重要だと考えています。

1981年生まれ。兵庫県出身。同志社大学文学部卒業。2005年より12年間、中国、韓国、シンガポールのホテルに勤務した後日本に帰国。主にセールス&マーケティング、新規ホテル・リブランドホテルの立ち上げに従事。 2021年6月株式会社アスコットジャパン入社。lyf天神福岡、lyf銀座東京の開業・運営を経て2024年10月より現職。日・英・中・韓4か国語が堪能なマルチリンガル。趣味は6歳の娘と楽しむホテル旅、写真、物書き。
岩井なな:私も、lyfガードの気さくなコミュニケーションに癒されました!スタッフの第一印象やちょっとした心配りによって、ホテルステイの満足度だけではなく、その土地を好きになれるかどうかにも関わってくると思います。
そんなすてきなlyfガードのみなさんは、どのようなトレーニングを経て「lyf渋谷東京」でお仕事されているのか気になります…!
井上支配人:ホテルは、多様な部署がひとつの施設内で連携する、まるで異なる企業が共存するような場所です。そのため、業務の幅も広く、目に見えない部分にも多くの仕事が眠っています。
そこで、スタッフ同士が業務をシェアし、ディスカッションを通じてホテルビジネス全体を俯瞰できる「ホテルマネジメントワークショップ」を四半期ごとに開催。これにより、スタッフの成長や離職率の低減、将来のリーダー育成にもつながっています。

岩井なな:lyfガードのみなさんのオープンマインドな姿勢は、そんなふうに作られていたんですね。ライフガードの心配りが感じられて、ホテルをコンフォートな環境だと感じられると、ゲストである私たちもゆっくりくつろげます。
井上支配人:lyfブランドの施設は「Live Your Freedom(自由に生きる)」をコンセプトに、ドレスコードや細かな決まりごとは設けず、スタッフであるlyfガードがサポートすることで、より豊かな滞在を提供しています。すでに、外国人ゲストがグループワークをしたり、1階ロビーでくつろいだりと、それぞれのスタイルで自由に滞在している姿があり嬉しく思っています。探検するように、自分に合った使い方を見つけてほしいです。
岩井なな:まさに、ホテルにチェックインしてからチェックアウトするまで、渋谷滞在の拠点として、思いつくままに楽しい時間をすごさせてもらいました。

井上支配人:コミュニティマネージャーである「Ambassador Of Bazz(通称:AOB)」の存在も欠かせません。lyfブランドでは、コミュニティ作りやファンを増やすことを大きなミッションのひとつとしています。AOBがコアメンバーとなり、さまざまなイベントを企画してライフを盛り上げています。
岩井なな:「lyf渋谷東京」では、これまでに、写真展や講演、水引やソープを作るワークショップなど楽しいイベントが開催されていますね。私も次回の滞在時には参加してみたいです。
最後に、今後このホテルを訪れる方にメッセージをお願いします。
井上支配人:これからもファシリティーのデザインの良さが伝わるような、スタッフのちょっとした心配りを徹底していきたいです。ぜひ「lyf渋谷東京」に遊びにきてください。

「lyf渋谷東京」は、ゲストとスタッフが一緒になって空間を作り上げる、ユニークなホテルです。おもてなしを一方的に提供するのではなく、ゲストがそれを受け取り、共に楽しめる場所。そんな自由な滞在をぜひ体験してみてください。
【lyf渋谷東京】
住所:東京都渋谷区宇田川町4-3
アクセス:渋谷駅から徒歩約7分
電話番号:03-6433-7865
公式サイトほか、各種宿泊予約サイトからご予約可能
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