【大阪・関西万博2025】《ハンガリーパビリオン》レストランで母国料理とワインを堪能!万博グルメ2人でいくら?来場者全員で歌う癒しの展示体験も
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No.409 岩井なな
大阪・関西万博の通気パスを所有する、“万博取材ライター”の【岩井なな】です♡
通開幕日から数えて通算6日間、万博会場に行ってきました!
2025年4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博(EXPO 2025)。開幕からちょうど1ヶ月がすぎ、来場者数は260万人を超えています。大阪メトロ中央線「夢洲(ゆめしま)駅」からすぐの会場は広さが約155ha、展示館であるパビリオンの数は180以上と超大規模なイベントに潜入してきました!
今回は、海外パビリオン【ハンガリー館】での体験をご紹介。展示内容やショップはもちろん、2階に入るレストランについても詳しくレポートしていきます!
- ヨーロッパの中央部に位置する内陸国。お花が咲くアットホームな雰囲気の【ハンガリーパビリオン】
- 国の歴史・文化を学ぶ待ち時間が知的!【ハンガリーパビリオンレストラン「MISKA」】
- 完成度の高い料理をハンガリー産ワインとともに。【ハンガリーパビリオンの食事】
- 美しい文化を感じ取る【ハンガリーパビリオンの展示エリア】
- マスコットキャラクター「Miska(ミシュカ)」グッズも。【ハンガリーパビリオンのショップ】
- 大阪・関西万博の万博グルメ&注目パビリオンをご紹介
ヨーロッパの中央部に位置する内陸国。お花が咲くアットホームな雰囲気の【ハンガリーパビリオン】

伝統を通じて過去と未来の架け橋となることを目指しているハンガリーパビリオン。ハンガリーと日本の文化の類似点を探り、両国が大切にしている人間と自然との密接な関係に焦点を当てた、ナチュラルな外観が特徴的です。

入場列付近には季節の花が咲いていて、癒しを感じながら待ち時間をすごせます。
展示エリアとレストランでは、それぞれ別の入場列が設けられています。施設を正面に見て左側が展示エリアの入場列、右手奥から入り、2階へと続いているのがレストランの入場列です。
国の歴史・文化を学ぶ待ち時間が知的!【ハンガリーパビリオンレストラン「MISKA」】

2階のハンガリーパビリオンレストラン「MISKA」、ディナータイムは17時から営業とのことで17時半頃に並ぶと、10組ほど列ができていました。名前を書いたりせずに、そのまま列の後ろに並ぶスタイル。そこから30分〜40分ほど待ち、席に案内していただけました。

待ち時間には階段横に、店内に入ってからも壁面にハンガリーの歴史や食文化についてのイラスト付きの解説が展示されていて、学びながら知的な時間をすごせます。


例えば、手洗いなどの消毒法の先駆者として知られるセンメルヴェイス・イグナーツはハンガリー人で、ハンガリーも消毒先進国です。他にも、ハンガリーにはワインを炭酸水で割って飲む文化があります。

レストラン内にはお手洗いがあり、その向かいにはかわいい木製人形がずらりと並びます。一つひとつ手作り感の愛らしい表情をしていてついじっくり見てしまいました♡
完成度の高い料理をハンガリー産ワインとともに。【ハンガリーパビリオンの食事】

QRコードを読み取り、デジタルメニューから料理を選んだ後、スタッフを呼んで注文します。
前菜・スープ・メインディッシュ・デザートに分かれたメニューは、しっかりとした一品ばかり。本格的なハンガリー料理を味わえそうだと感じました。
他の海外パビリオンでも食事をしたかったため、今回は3品のみを注文。すべて同時に提供されました!

前菜には「ラム・テリーヌ、野菜の酢漬け(仔羊肉)」2,980円。ラムは臭みが少なく、食べやすいです。リズミカルに並んだ野菜の酢漬けも美味しく、爽やかに疲れを癒してくれました。
「ポロネギとポテトのクリームスープ、クリスピー野菜」2,480円 は、一口サイズのコロッケがしっとりしていて美味しい。スープを絡めていただくと、ポロネギの香りを優しくまとってさらに満足度の高い食事へと昇華します。

メインディッシュには「ホルトバージ風 肉入りクレープ(鶏肉)」3,280円 を選択。トンカツのように衣を纏って調理された鶏肉が柔らかく、味わい深いです。爽やかさも残しつつ程よくコクのあるソースとクレープ生地と一緒に美味しくいただきました。

ワイン造りが盛んなハンガリー。ハンガリー産のワインもいただきました。グラス1杯2,000円前後、ボトル1本なら13,000円〜15,000円ほどの価格帯でした。
無料で炭酸水と割っていただく「スレッチ(ハンガリースプリッアー)」でいただくこともできますよ!

樽感のある赤ワインは、お肉料理によく合う。大阪・関西万博の会場内でこれほどまでに優雅なディナータイムを送れることに驚きました。
お会計は全部で10,720円。2人で軽い夕食を食べるならこれくらい、お腹いっぱい食べるならもう2品ほどあってもよさそうです。

日本人スタッフもいて安心できましたが、実際の注文はシェフにハンガリー語で伝える必要があるとのこと。そのため、ハンガリー語が話せるスタッフだけがオーダー対応をしていると教えてくださいました。
美しい文化を感じ取る【ハンガリーパビリオンの展示エリア】

ハンガリーパビリオンの展示エリアにも入場。スタッフの皆さんが「いらっしゃいませ」と優しい笑顔で迎えてくださったのが印象的でした。

文化や伝統を守り続けることは、持続可能な未来にとってとても大切なこと。それを肌で感じてもらうことを大切にしているのが、ハンガリーパビリオンの特徴です。


文字による説明はほとんどなく、エリアごとに雰囲気や演出が大きく変化。言葉よりも感性で受け取るような展示が、見る人の心に残ります。


パビリオンの中心テーマは、ハンガリーの重要な文化である民族音楽。歌を聴き、最後には来場者も一緒に歌ってこの時間を締めくくりました。
マスコットキャラクター「Miska(ミシュカ)」グッズも。【ハンガリーパビリオンのショップ】

展示を抜けると、明るいショップコーナーがあります。マスコットキャラクター「Miska(ミシュカ)」のぬいぐるみやシール、マグネットなど種類豊富なグッズがかわいい♡


ハンガリーのはちみつやチョコレートなども販売されているので、ここで万博土産を購入するのもよさそうです。
どこまでもアットホームで癒されるハンガリーパッビリオンにぜひ足を運んでみてください。
大阪・関西万博の万博グルメ&注目パビリオンをご紹介
大阪•関西万博の万博グルメ&注目パビリオンを順次ご紹介していきます。こちらもあわせてご覧いただき、思い出づくりの参考にしていただけると嬉しいです♡


