こんにちは!
宮城県出身、岩手県在住、生粋の東北人Sakieです。
有名どころから、地元人しか知らない穴場スポットまで、東北の魅力をたくさん発信していきますので、ぜひチェックをお願いします。

今回は、一関市にある「蔵元レストラン せきのいち」さんのご紹介です。

こちらは、日本酒の蔵元「世喜の一酒造」さんに併設されているレストランで、ハレの料理「もち」、ケの料理「はっと」をメインに地元食材を使用した郷土料理が味わえます。

【ハレの料理“もち”】

1月6日の厳美渓の記事でも少し触れましたが、一関地方では古くから節目や年中行事など「ハレの日」にもちを食べる風習がありました。
この“もち”を含む和食文化はユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

蔵元レストランせきのいちさんでは、色々なもち料理を楽しむことができます。
私がいつも注文するのは「果報もち膳」。
9種類のたれがかかったお餅と、お雑煮のセットです。色んな味が楽しめるだけでなく、縁起を担ぐ萩の枝探しの遊びも楽しめます♪
もち膳
果報もち膳(私のおすすめは小エビ餅)

【お餅×チーズフォンデュ=最強】

注目メニューは「もちフォンデュ」。
考えた人天才すぎる…

チーズフォンデュに、お餅をつけたことのある方ってなかなかいないんじゃないでしょうか?
お餅のもちもちと、チーズのもちもちが合わさって、もちもち感が爆発しています!!
もちフォンデュ
もちフォンデュ

【ケの料理“はっと”】

「ケの日」とは「日常生活」という意味。
一関のみならず、東北地方の「ケの料理」の代表メニューが「はっと」。

蔵元レストランせきのいちさんでは「手切りはっと膳」という体験型メニューを提供しています。
小麦粉でつくられた“はっと”の生地を自らの手で伸ばし、お鍋に入れていただくことができ、素朴な味わいの郷土料理を五感で楽しめます。季節の野菜との組み合わせも◎
一関のもち文化を体験できる「蔵元レストランせきのいち」さんへ、ぜひ行ってみてください!
正面玄関