【渋谷】旅のお供はカレーとワイン。渋谷《Sta.》から始まる本と人生の旅へ出かけよう。
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No.17 しんしん
こんにちは!しんしんです! 2020年もよろしくお願いいたします! 先日いただいたねずみパン。 かわいい♡
渋谷の隠れ家ダイニング《Sta.》
さて、今日ご紹介するのはこちらのお店。 渋谷の《Sta.》さんです。
渋谷の喧騒を通り抜け、東急Bunkamuraを右手に見つつ、松濤方面に抜けていくと、路地裏にひっそり佇む看板が。
もともと友人から教えてもらって気になっていたお店だったのですが、なかなか訪れる機会がなく…。 今回は、Sta.さんで初めて読書会が開催される! ということで、勇気を出してDMを送ったところ、なんとあっという間に満席… やっぱり人気だものなぁとすっかり肩を落としていたところ、なんと当日にキャンセルが出たとご連絡をいただき、急遽参加できることに…! (奈雲さん、ありがとうございました…!)
ゲストを本で紐解く“GUIDE→BOOK"
ブックディレクターの幅さんとゲストの山木悠さん、そしてコーディネーターの奈雲さんが、飲みながら話しているうちに「やってみよう!」となって実現したというこの企画。 幅さんが、山木さんのやりたいことややってきたこと、興味のあることからイメージした本たちを紹介してくださいました。
本から人間の輪郭を掘り出していく感覚って少しわかる。 自分の本棚を誰かに見られるのが少し恥ずかしいとか 恋人の本棚を覗いてみたいとか 本は一冊一冊は独立していても、ある人が集めた集合となると、その人の興味のあることや考え方の好みみたいなものが色濃く滲み出る装置になる感じがします。
今回のゲスト・山木さんが雑誌編集者であるということもあり、今回の選書は雑誌が多かった印象。 Andy Warholが企画した月刊誌《Interview》には、Michael JacksonやJohn Lennon&オノヨーコなど、彼と同じ時代を生き、歴史に名を刻んだアーティストたちのインタビュー記事が。
Steve Jobsがスタンフォード大学の卒業式スピーチの中で引用したフレーズ“Stay hungry. Stay foolish"は、《Whole Earth Catalogue》の最終号の背表紙に書かれていたものだそう。 1960〜1970年代のアメリカのヒッピーカルチャーを牽引した伝説的雑誌は、実際に手に取ってみるとかなり分厚く、文字もぎっしりで、編集者たちの本気がずっしりと重たく感じられたのでした。
思考を深めるカレーとワイン
読書会のお供はカレーとワイン。 カレーは奈雲さんが仕込んだものだそう。 ほのかにココナツの香り?がして、まろやかだけどピリッと辛い、複雑な味。 単純じゃないものに触れると、五感が刺激され、頭が柔らかくなるような感じがします。 思考の導入剤のような感覚。
ワインは4種類から選べるスタイル。 わたしはピュアなクリーンの赤を。
食べながら飲みながら本を手に取れるって、それだけで幸せな体験です。
静かに思考を深めたい時にまた訪れたいお店
ほの暗い空間で、見知らぬ人たちが集まって、ある人の人生の話を聞き、本を手に取りながら、同じカレーを食べる。 そのことがなんだかとても特別で。 ひとりなんだけど、孤独じゃない。みたいな。 心地よいイベントでした。 ゆるゆると続けてくれるといいな。
最後までお読みくださりありがとうございます♡ *しんしん*