誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「熊本名物のいきなり団子、何が“いきなり” なの?」。薄い皮であんことさつまいもを包んだ「いきなり団子」は、熊本で愛されるお菓子です。でも名前の“いきなり”にはどんな意味があるの? 調査結果を報告します!

熊本弁と深〜い関わりがありました

Q.いきなり団子の「いきなり」って何?

A.「いきなり」は熊本弁だと違う意味もあるんです。

いきなり団子という名前は、広く普及している「いきなり」という言葉の意味と、熊本弁での意味の融合に由来します。熊本弁で「いきなり」は「すぐに、手早く、簡単」という意味でも使われており、いきなり(突然)訪ねてきた客人にも、いきなり(手早く簡単に)作ってもてなすことのできる団子という意味で、いきなり団子と呼ぶようになったという説が有力です。

いきなりやわたなべのいきなり団子

いきなり団子黒 10個入 ¥2000/いきなりやわたなべ

熊本県阿蘇地方の名産地・大津産のさつまいもは、大きさと甘み、ホクホク感が絶品。北海道十勝産の小豆で作った粒あん、斗六寸豆で仕上げた白あんとの相性も抜群です。

教えてくれたのは……いきなりやわたなべ

熊本城下町の坪井地域で、半世紀以上地元民に愛されている菓子・惣菜製造販売の人気店です。地元熊本の名水・食材・手作りにこだわり、貴重なお客様の声を大切に日々進化し続ける、いきなり団子業界におけるリーディングカンパニー。白あんやチーズ・ずんだあんなど、様々な素材を使用したいきなり団子をどこよりも先に提案しています。

■『いきなりやわたなべ』公式サイト
http://www.ikinariya-watanabe.com/index.html