【広島】のメロンパンはラグビー型が当たり前って本当!?【ご当地グルメ探偵M】
ライター
堀越 美香子
誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!
今回は広島県のメロンパン。メロンパンは日本全国で食べられていますが、広島のメロンパンは一般的なものとは形が違うらしい……!? 調査結果を報告します!
ラグビー型メロンパンの秘密とは
Q.広島県の「メロンパン」がラグビー型になった理由とは?
A.「マクワウリ」という果物をメロンと呼んでいたんです
戦前、「マクワウリ」というメロンの変種である果物が「メロン」と呼ばれていたそうです。この「メロン(マクワウリ)」は高価で庶民が食べられるものではなく、パンにしてお腹いっぱい食べてほしい、という思いから「メロンパン」を考案したと言われています。その「マクワウリ」が紡錘形(ラグビーボールのような形)だったことから、これを模して作られたそうです。
毎朝、早朝から一つ一つ手作業で焼き上げたメロンパンは、特製のクリームをたっぷり詰めて焼きたてのうちに各店へ配達しています。戦前から味が変わらないよう、今も3代目が製法を守り続けています。
教えてくれたのは……呉のメロンパン
呉の名物メロンパンや、ナナパン、平和パンなど、永く愛される自慢のパンを、創業当時から変わらぬ製法で作り続けています。瀬戸内海の穏やかな海を見ながら、その味をご堪能ください。
MORE WEB立ち上げからライターとして活動。主にファッション記事を担当。プチプラファッションと100円ショップと靴下をこよなく愛する。身長170cmでもつんつるてんにならないブランドや着こなしを日々模索中。