【奄美大島でしたい8のこと】観光スポットやご当地アイス、おすすめホテルをまるっと紹介!
ライター矢野
矢野愛
2021年7月、生物の多様性から日本で5つ目の世界自然遺産に登録された奄美大島。島の大部分を森林が占め、マングローブ原生林などの手つかずの自然や、希少な生きものが多く残されています。沖縄本島と九州のほぼ真ん中に位置し、独特の雰囲気がある奄美大島に、MORE WEB編集部イチの旅好きライター矢野が初上陸! 初めての奄美でしたい8のことをピックアップしてお届けします。
- 奄美大島へのアクセス方法は? どんな島なの?
- 1:国内2番目の大きさ! 住用マングローブ林でカヌーをする
- 2:『奄美大島世界遺産センター』で島のことを知る!
- 3:ボリューム満点! 地元で人気のおそばランチをいただく
- 4:奄美限定のアイスを食べる
- 5:植物の生命力からパワーをもらう
- 6:オーシャンビューのホテルに滞在して、大浴場で疲れを癒す
- 7:ナイトツアーで、本土では見られない生きものや植物と出合う
- 8:総合スーパー『ビッグツー』でおみやげを買う
奄美大島へのアクセス方法は? どんな島なの?
奄美大島へは、飛行機かフェリーでアクセスできます。 飛行機は東京(羽田・成田)、大阪(伊丹・関西)、福岡、鹿児島、沖縄から直行便が出ていて、羽田空港からの所要時間は直行便で約2時間。今回は羽田空港から鹿児島空港を経由し、奄美へ。乗り継ぎの時間を含め4時間もかからないで上陸しました。
島の面積は沖縄本島の約8割ほど。日本で離島に認定されているものの中では、佐渡島に次で2番目に大きな島です。海・山・川・空の大自然から生まれる絶景、絶滅危惧種に指定されているアマミノクロウサギをはじめとする生きものたち、独自の文化が豊かに育まれています。食で有名なのは、奄美群島だけに製造が許可されている黒糖原料の「黒糖焼酎」や、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などをごはんの上にのせ鶏ガラのスープをかけて食べる「鶏飯(けいはん)」、さつまいも、砂糖、米を混ぜてつくる発酵飲料「ミキ」などがあります。
観光は、自由に島を巡りたいならやはりレンタカーや観光タクシーがおすすめ。台数に限りがあるので訪れる際は早めの事前予約が絶対です。運転ができない人や不安がある人は路線バスを賢く利用すれば、観光名所をスムーズに巡ることもできます。
初めての【奄美でしたい8のこと】
1:国内2番目の大きさ! 住用マングローブ林でカヌーをする
奄美空港から車で約70分の場所にある『黒潮の森マングローブパーク』は、国内2番目の大きさを誇るマングローブ原生林と、絶滅危惧種のリュウキュウアユの生態などを紹介する公園施設。全国にある道の駅のひとつで、さまざまな体験をすることができます。
なかでもマングローブ原生林を探検することができるカヌー体験は、奄美に訪れたらマストでやるべきアクティビティ! ダイナミックな自然の中で行うカヌーはとにかく気持ちがよく、都会では決してできない体験です。風で揺れる木々や動物の鳴き声、水の音etc. 耳に入ってくる音は自然の音だけ。カヌーをしている間は日差しを遮るものが何もないので、日焼け対策は万全にしていくのが◎。
カヌーの後は高台に登って、さっきまで自分がカヌーをしていた場所を上から見下ろすのもまたよし。奄美ならではの絶景が広がります。
2:『奄美大島世界遺産センター』で島のことを知る!
『黒潮の森マングローブパーク』のすぐ脇にある『奄美大島世界遺産センター』は、遊び感覚で奄美についての理解を深められる場所。センター内にはプロジェクションマッピングなどを使用して奄美大島の森とそこに生息する生きものを体感・観察することができる再現フィールドや、自然を守るための取り組みやルールを学べる展示コーナーなどがあります。知識を増やしてから観光すれば、より充実した旅になること間違いなし!
- 奄美大島世界遺産センター
住所:鹿児島県奄美市住用町石原467番1
時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日:木曜日、年末年始
入館料:無料
https://amami-whcc.jp/
3:ボリューム満点! 地元で人気のおそばランチをいただく
『つむぎ庵』は、奄美のさまざまな食材を使って独自にメニューを開発しているそば屋さん。営業はランチタイムのみです。目玉料理は、奄美の健康食材である長命草やシマ桑、シマアザミなどで作った「奄美薬膳そば」。
今回いただいたのは、薬膳そばや薬膳かき揚げ、そばの実ごはんなどがセットになった豪華な「奄美薬膳まんぷくセット」(¥1850)。薬膳と聞くと、苦みやクセのある味を想像する人もいると思いますが、そうしたクセは一切なし。そばにごはんにおかず、食後にはたんかんまでついたボリューム満点のランチセットです。
- つむぎ庵
住所:鹿児島県奄美市住用町大字役勝87
営業時間:11:30~15:00
定休日:不定休
http://tsumugian.amamisp.net/#section-contact
4:奄美限定のアイスを食べる
矢野が初めて訪れた土地で絶対に食べたいもの。それはご当地アイス! 奄美ではいくつかのご当地アイスが販売されていますが、なかでもおいしかったのが『Tropica Amami(トロピカ・アマミ)』のジェラート。ホテルや施設の売店でよく見かけました。
味のラインアップは、奄美のマンゴーや月桃、喜界島の白ごまやハチミツ、沖永良部島の塩やコーヒー豆など、奄美群島の素材を活かした13種類。私は鮮やかなマゼンダピンクがキャッチーな「魅惑のドラゴン&パッションフルーツ」(1個¥350~)をチョイスしました。あとから知ったのですが、「魅惑のドラゴン&パッションフルーツ」は奄美群島観光物産協会の島一番コンテスト優秀賞を受賞したフレーバー! “龍のさとの町”・龍郷町で育ったドラゴンフルーツと笠利で育ったパッションフルーツをふんだんに使用しています。まるで果実そのものを食べているかのようなみずみずしさと濃厚さ♡ 製造の仕組みも素敵なので、公式サイトからぜひともチェックしてみて!
5:植物の生命力からパワーをもらう
自然な状態で残されている奄美の花や植物は、通り沿いで見かけるものでも都会とはひと味違った力強さがあります。色の濃さや幹の太さ、制限なく自由に伸びているツタなど、人の手が入っていないありのままの姿は見ているだけで元気をもらえます!
6:オーシャンビューのホテルに滞在して、大浴場で疲れを癒す
奄美大島の宿泊施設は、おしゃれなリゾートホテルからホッとする民宿までさまざま。今回は名瀬湾の入口・山羊島にあり、市街地へのアクセスもよいリゾートホテル『奄美山羊島ホテル』にステイしました。一部の客室や、洋食や海の幸をメインに楽しめるレストランはオーシャンビュー! 最上階にはサウナ付きの大浴場を完備し、露天風呂から見る海や夕陽、朝陽には見惚れてしまいます。疲れた体を景色とともにしっかりと癒して。
7:ナイトツアーで、本土では見られない生きものや植物と出合う
夜は、三太郎線で行われるナイトツアーへGO。三太郎線は、奄美でしか見られない希少な生きものたちが多く生息する道路。三太郎線を通る際には細かなルールがあり、生きものたちに負担をかけないよう、環境省が車両の数を制限しています。予約したツアー以外で訪れる場合は、事前に環境省に申請をしなければなりません。そのため初心者は、地元の方のガイドがついたナイトツアーを利用するのが圧倒的におすすめです。
今回のナイトツアーでは、国内希少野生動植物種に指定されているアマミノクロウサギを4匹も見ることができました! ほかにも童話『ジャックと豆の木』のモデルになった豆といわれる「モダマ」や巨大なツルなど、これまで見たことがなかった植物との出合いもたくさんありましたよ♪
8:総合スーパー『ビッグツー』でおみやげを買う
日用品や食料品、ブランドもの、おみやげなどを販売する総合ディスカウントスーパー『ビッグツー』。黄色い看板が目印です。店内のおみやげ特産品コーナーは島内でも有数の規模で、奄美大島の商品はもちろん、周辺離島の商品も幅広く販売しています。奄美に限らず離島での買いものは、気になる商品を後回しにせず、その場その場で購入していくのが◎。
緑々しい植物にパワーをもらった奄美大島
1日半と短い滞在でも、緑々しい植物にパワーをもらった奄美大島の旅。離島として国内2番目の広さを誇る奄美には、魅力的なものやスポットがまだまだたくさんあります。 手つかずの自然が残された奄美に、あなたも訪れてみませんか?
※掲載されている情報は2023年4月8日時点のもので、テキストには個人の感想が含まれます。
MORE WEBのアクティブ担当! 元・モア読者ブロガーのフォトライター。スタバの新作レポなどグルメを中心に、ホテルや旅行、テーマパーク情報などライフスタイル全般を執筆中。地元(横浜・湘南)が好きすぎて、過去にはみなとみらいエリアのフリーマガジンを作っていたハマっ子です♡ 夏と旅行と海が大好きで、スポーツが大得意。旅先には島や自然があふれる場所を選びがち。ファッションは行き先の空間に合わせてコーディネートを組むのが好きです:)