旅先のホテルで新体験! 2023最新キーワード

トレンドとレジャーに詳しいMOREインフルエンサーズたちに、今気になる旅行について調査。価値観を揺さぶって、人生を豊かにする。普段はめったにできない体験ができるホテルをラインナップしました。

メディテーション × ホテル

日常生活から離れて、自分と向きあう“リトリート”への関心が高まる昨今。“瞑想”ができるホテルが急増中!

【兵庫】禅坊 靖寧(せいねい)

兵庫『禅坊 靖寧』の座禅道場

“空中座禅道場”で心を鎮める

淡路島の自然に囲まれた座禅リトリート施設は、世界的建築家、坂茂が設計を担当。全長100mのウッドデッキで、禅、ヨガ、瞑想を組み合わせたプログラムが受けられる。「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づいた、畳のベッドと机だけのミニマムな宿坊で過ごせば、本来の自分を取り戻せるはず。

兵庫『禅坊 靖寧』の客室
兵庫『禅坊 靖寧』の座禅道場の中

INFORMATION
住所/兵庫県淡路市楠本字場中2594の5
電話/0799-70-9087
HP/https://zenbo-seinei.com
料金/1泊1室1名利用時(2食つき)¥48000〜

銭湯 × ホテル

おしゃれに進化を遂げた銭湯文化に触れる旅をしよう

【広島】yubune

広島『yubune』の銭湯

世界的ホテリエが手がけた銭湯

有名ラグジュアリーホテルの創業者が、尾道市瀬戸田にある商店街内で2021年に開業。瀬戸内の海を描いたタイル壁画が目を引く銭湯に入ったあとは、爽やかなのど越しのクラフトビール「尾道エール」を。客室は、ひのきなど地元の自然素材がぬくもりを演出する。

広島『yubune』の外観
広島『yubune』の客室

INFORMATION
住所/広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269 yubune
電話/0845-23-7911
HP/https://yubune.co
料金/1泊1室2名利用時¥25000〜

農業体験 × ホテル

スローライフへの憧れを叶える農業体験ができるホテルへ

【千葉】KURKKU FIELDS cocoon

千葉『KURKKU FIELDS cocoon』の外観

自分で収穫して、作って、食べる楽しさを知る

音楽プロデューサー・小林武史が手がけるサステナブルファーム&パーク『クルックフィールズ』内にある繭の形をした客室は、シンプルで温かみのあるデザイン。宿泊者はキッチンラウンジで自ら収穫した野菜やハーブを調理することも可能。敷地内に点在するアートも楽しい。

千葉『KURKKU FIELDS cocoon』の収穫体験の様子
千葉『KURKKU FIELDS cocoon』で収穫した野菜

INFORMATION
住所/千葉県木更津市矢那2503
電話/080-4838-0865
HP/https://kurkkufields.jp
料金/1泊1室2名利用時¥52800〜

お茶 × ホテル

今、注目を集める“お茶”が主役のホテルで養生ステイを

【京都】moksa Rebirth Hotel

京都『moksa Rebirth Hotel』の客室

お茶で心身のバランスを整える

比叡山のふもとにある八瀬は、釜風呂発祥の地で歴史ある療養の地。そこにある『moksa』では、お茶とサウナを通して心身の生まれ変わりを体験できる。苔庭が眼前に広がる茶どころ『帰去来』では、体のめぐりをよくする薬膳茶、中国茶・台湾茶、『一保堂』の日本茶などを提供。

京都『moksa Rebirth Hotel』で体験できるお茶
京都『moksa Rebirth Hotel』のサウナ

INFORMATION
住所/京都府京都市左京区上高野東山65
電話/075-744-1001
HP/https://moksa.jp
料金/1泊1室2名利用時(2食つき)¥76000〜(オールインクルーシブプランのみ受付)

商業施設 × ホテル

丸一日いても飽きないホテル併設の商業施設がアツい

【三重】旅籠(はたご)ヴィソン

三重『旅籠ヴィソン』の客室

食やアートを発信する商業リゾート『VISON』内

全4棟で、1棟ごとに異なるクリエイターがデザイン。朝食は、メインダイニングでのビュッフェ以外に、日本料理店『笠庵 賛否両論』や『猿田彦珈琲』など、人気店のモーニングメニューを頼める。近隣には伊勢神宮や熊野古道などがあり、観光の拠点としても便利。

三重『旅籠ヴィソン』がある商業施設VISON
三重『旅籠ヴィソン』

INFORMATION
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672の1 サンセバスチャン通り5
電話/0598-39-3090
HP/https://vison-hotels.com
料金/1泊1室2名利用時(旅籠棟・ツインルーム、2食つき)¥35000〜

取材・原文/衛藤理絵 海渡理恵 ※MORE2023年6月号掲載