傑作多数の人気スタジオの最新作! 負け犬女性ラッパーのサクセスストーリー『パティ・ケイク$』

せっかく貴重な時間とお金を使って映画を観るなら、「絶対ハズレを引きたくない!」と思うのは当然のこと。キャストや監督、ジャンルなどの好みで選ぶ方法はもちろん、アカデミー賞やカンヌ国際映画祭など、有名な賞レースで話題になっていたかも大きな決め手になると思います。さらに洋画を選ぶときは、どこの映画会社が本国で製作・配給しているかをチェックするのもおすすめ。これを知っていれば、魅力的な映画に出合うチャンスが広がるはずです。

2017年度のアカデミー賞で作品賞を含め4部門を獲得した『シェイプ・オブ・ウォーター』や、主演女優賞&助演男優賞を受賞した『スリー・ビルボード』をはじめ、過去には『グランド・ブダペスト・ホテル』、『ブラック・スワン』、『(500)日のサマー』など、インディペンデント色の強いアート系の良作を多く生み出しているのが、「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」。毎年各映画賞に作品がノミネートされるので、「このスタジオが手がけた作品はおもしろい」というのが、映画好きの中ではよく知られていることなのです。

今回取り上げる『パティ・ケイク$』も、もちろんココの作品。その容姿から“ダンボ”というあだ名をつけられた23歳のパティが、ラップで成功する夢を叶えるために奮闘する姿を描いた青春映画です。白人でぽっちゃり女子という、ヒップホップ映画の主人公としてはかなり異色のパティが、貧困や差別に直面し、挫折を繰り返しながらも周囲への優しさを失わず、めげずに立ち上がる姿がとにかく爽快! 環境や人のせいにしてできない理由を探すことは簡単だけど、誰に何を言われようと自分の心の声に従う彼女の勇敢さに、きっとパワーをもらえるはずです!

(文/松山梢)

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© 2017 Twentieth Century Fox

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