監督たちの本音がチラリ!? 「箱根駅伝 監督トークバトル」に進藤さんが潜入!

監督たちの本音がチラリ!? 「箱根駅伝 監督トークバトル」に進藤さんが潜入!_1
リポートは箱根駅伝愛にあふれるイラストレーター進藤やす子さん。「監督トークバトル」は大好きなイベントで4年連続参加中!

監督たちの個性は、各大学のカラーともリンクしている!?

 本番まで1か月を切った12月10日、都内で「箱根駅伝 監督トークバトル」が行われました! 毎年チームエントリーの発表日に開催されていて、前回大会の上位5校の監督が登場し、熱い舌戦を繰り広げる人気イベント。抽選で選ばれた箱根駅伝ファンや、毎年参加している進藤さんが熱視線を送るなか、監督たちの本大会への意気込みが語られました。


「各校のエントリー選手16人が発表される日ということもあり、大学ごとの戦略が見えてくるのが、このトークバトルの最大のおもしろさ。それに4年連続取材をしていると、優勝にかける監督の“意気込み”が少しずつ変化しているのもわかるんです。


 例えば、毎年のように『絶対に優勝するぞ!』と力強く宣言している駒澤大学の大八木監督と東洋大学の酒井監督が、今回は気負いすぎず和やかで控えめに映ったのが印象的でした。だからこそ、“打倒・青山学院大学”を胸に、優勝を狙っている感じがひしひしと伝わってきました。


 一方、前回大会優勝の青山学院大学の原監督は、今大会のスローガンを前回の“ワクワク大作戦”に続き、“ハッピー大作戦”と命名するなど、相変わらず雰囲気作りがうまい(笑)。“明るい青山学院大学”、良い意味で“実直な東洋大学”など、それぞれの監督の個性がそのままチームのカラーに繋がっているなと実感しましたね」(進藤さん、以下同)
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「重要視している区間は?」とのく問いに対する監督たちの答えがこちら! 例年は「1区」「2区」など意見が分かれることも多いが、今回は明治大学・西監督の「やはり5区」など、「5区」の意見が勢ぞろい!

注目区間はやっぱり5区! 監督たちの腹の探り合いにワクワク!

 約1時間半のトークバトルでは、「期待を寄せている選手」や「ライバル大学への対策」、「目標順位」などさまざまな質問が投げかけられた。その質問に対する各監督たちの回答に会場は大盛り上がり。


 今年から監督に就任した早稲田大学の相楽監督は優勝を目標に掲げ、「今年は粒ぞろいの“金太郎あめ”集団。全員に注目してもらいたい!」と熱く語り会場からは拍手が! 3年ぶりのトークバトル出演となる明治大学の西監督は、エントリーの日本人選手の中で、唯一、1万メートル27分台の記録を持つエースの横手健選手について、「(ケガがちで)ボディは軽トラだけど、エンジン(精神力や心肺機能)はすごいよ!」など、ひょうひょうと語り、笑いを誘っていました。


「中でも注目だったのは、トークバトルのコーディネーター役だった山梨学院大学の上田監督が『いまの箱根駅伝では5区を起点にして考えないと区間配置が成り立たない』と言ったように、ほとんどの監督が注目区間に“5区”を挙げていたこと!


 特に『前回は5区で青学さんに6分の差をつけられた。平地で6分を縮めるのは難しいので、神野くんがどういう状態かによってレース全体が変わってくる』という酒井監督の言葉通り、前回大会で“新・山の神”と呼ばれた青山学院大学・神野大地選手の動向は監督も私たち観衆もかなり気になる様子でしたね。


『(ケガをしていた)神野くんの状態は?』、『駒澤大学は大塚祥平選手に5区を走らせるの?』などなど、監督たちの腹の探り合いがおもしろかった! 今大会も各大学、5区に誰が起用するのか見逃せません!」
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「指導者として注目している選手は?」との問いに、駒澤大学・大八木監督は「中谷圭佑(3年)はトラック、工藤有生(2年)はマラソンで五輪を狙える」と名前をあげていた

箱根駅伝に注目すれば、将来のオリンピックの選手がわかる!?

 もともと箱根駅伝は、世界に通用する長距離選手の育成を目標に作られた大会。今大会は五輪イヤーで、自国開催の五輪も5年後ということもあり、「東京オリンピックに向けての思いは?」という質問が飛び出すなど、これまでにない展開に。


「各監督が、箱根駅伝の先にオリンピックをしっかり見据えているのがよくわかったのが、『指導者として注目している選手は?』という質問。

 青山学院大学・原監督は、『一色恭志(3年)は確実に東京オリンピックの有力候補になる素材』と語り、東洋大学・酒井監督は、『服部勇馬(4年)はマラソン、服部弾馬(3年)はトラックでオリンピック出場を目指すプロジェクトをすでに始動している。東京と言わず、リオを狙っていきたい!』など、全員が『指導者として選手をオリンピックで活躍させるんだ!』という熱い思いを具体的に語っていたのが印象的でした。

 実際に、近年箱根駅伝に出場していた選手たちは世界陸上で活躍したり、前回大会、城西大学のエースとして出場していた村山紘太選手(旭化成)は、今季1万メートルで日本記録を更新するなど、箱根駅伝をステップに大活躍している選手が大勢います。だからこそ、今回の箱根駅伝は、将来、特に東京オリンピックに出場する選手を発掘する楽しさもあるので、そこもぜひ注目してください!」
サッポロビール 新春スポーツスペシャル
『第92回 東京箱根間往復大学駅伝競走』
(日本テレビ)
■往路 1月2日(土)7:00~14:05
(7:50~全国ネット)
■復路 1月3日(日)7:00~14:18
(7:50~全国ネット)
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取材・文/松山 梢
撮影/永躰侑里
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