冬のファッションアイテムの韓国語名称をチェック!

ということで今回は、冬のファッションアイテムの韓国語名称をご紹介。
韓国旅行でのショッピングや、SNSで検索する際に役立ててみてください。
冬のアウターの定番「ペディン」

英語では「down coat」「puffer jacket」「padded coat」といい、「ペディン」は「padded」が「padding」に変形して使われるようになりました。和製英語ならぬ韓製英語です。
韓国の冬は平均気温が氷点下ととても寒いため、真冬になると街がペディン一色に。学生には黒のロング丈「ロングペディン」が人気で、『THE NORTH FACE』『adidas』などの有名ブランドのものを着ることがステータスだったりします。
また、近年は暖かさもおしゃれもかなえてくれるショート丈がトレンドに。
『8 SECONDS』(エイトセカンズ)『SPAO』(スパオ)といった韓国のカジュアルブランドのペディンは1万円前後が相場なので、韓国旅行用のアウターを現地でゲットするのもありかも。お手頃なうえに日本ではなかなか出合えない明るいカラーがあってかわいいですよ。
薄くて保温性に優れた「カルカリ」って?

韓国では軍服の下に着用する防寒具として軍隊の定番アイテムなのだそう。語源には諸説あり、カーキ色から転じた説や、昔は肌触りがごわごわしていたことから「刃」を意味する「칼날(カルナル)」から転じて「カルカリ」になったとも言われています。
このように軍服のイメージが強い「カルカリ」ですが、近年はストリートライクなファッションの人気が高まり、おしゃれなアイテムとして注目されるように。
Instagramで「#깔깔이」と検索すると6万件以上の画像がヒットする一方、「#퀼팅(キルティング)」の投稿数は約2万件なので、「カルカリ」と言った方が伝わりやすいようです。
ムートンは韓国語で「ムスタン」

韓国風に着こなすにはショート丈がおすすめ。上半身をボリュームアップさせることで脚長効果を狙うことができます◎。私が高校生の頃からすでに人気だったので、かれこれ10年以上は冬の主役を担っていることに!
ボタンがトッポギに見えるコートとは?

ダッフルコートは、ボタンがトッポギのお餅に見えることから「떡볶이코트(トッポギコート)」と呼ばれているんだとか!なんとも韓国ならではのネーミング!
Instagramで「#떡볶이코트」で検索すると4万7千件がヒット。キャップをあわせてカジュアルダウンすると今年っぽい着こなしに。
トレーナーは韓国で通じない!

ブランドのロゴをあしらったTシャツやトレーナーは韓国っぽさを演出してくれるアイテム。
こちらも日本と韓国では名称が異なり「맨투맨(メントゥメン)」と呼びます。トレーナーと言っても通じません。
正確な由来はわからないものの、ネット上では、韓国で初めてスウェットシャツを作った会社がつけたブランド名が「맨투맨」だったことから定着したのでは?と言われているそう。
ちなみに、パーカー/フード付きトレーナーのことは「후드티(フードゥティー)」「후디(フーディー)」と呼びます。1年を通して活躍してくれるアイテムなので、「メントゥメン」とセットで覚えておくといいかもしれませんね◎。
- YUKI
- 20代の韓国系ライター。K-POPアイドル、俳優にインタビューを行い、現在はソウルと東京を行き来して活動中。美容/コスメ好きで、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国美容のコラムを担当。私生活でも3日に1度はポーチに新入りコスメが増える。韓国人ビューティユーチューバーのメイク動画を見るのが癒し。
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