話題沸騰中のボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」特集

INIのメンバー
(左から)佐野雄大、許 豊凡、西 洸人、髙塚大夢、藤牧京介、木村柾哉、尾崎匠海、田島将吾、松田 迅、池﨑理人、後藤威尊

大人気サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した、11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」。DAILY MOREは、デビューメンバーが決定した翌日に彼らにインタビューを行いました。オーディション期間中の想い出や今後のことなど、11人のメンバーが真摯に語ってくれました!
[目次]
  1. INI(アイエヌアイ)とは?メンバーのプロフィールをご紹介
  2. 【INIインタビュー】オーディション期間中の想い出は?
  3. 【INIインタビュー】合宿中にメンバー全員でお祝いした誕生日エピソード
  4. 【INIインタビュー】「ありがとう」を伝えたい練習生仲間
  5. 【INIインタビュー】11人が叶えたい「夢と未来」の話
  6. INIインタビュー取材後記

INI(アイエヌアイ)とは?メンバーのプロフィールをご紹介

オーディションでデビューが決まった時のINIメンバー
あいえぬあい●サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』からデビューが決まった11人組ボーイズグループ。木村柾哉、髙塚大夢、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西洸人、松田迅、許豊凡、池﨑理人、佐野雄大、後藤威尊が所属。グループ名には、「“PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 で出会った11人の僕たち(私:I)があなた(I)と繋がり合う(Network)”」という意味が込められていて、2021年内にデビューシングル発売が決定している。

INI 公式サイト:https://produce101s2fc.jp/
INI 公式ツイッター:https://twitter.com/official__INI
『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』公式サイト:https://produce101.jp/

INIのメンバー【1】木村 柾哉

INIの木村 柾哉
木村 柾哉
きむらまさや●1997年愛知県生まれ。175㎝・B型。元バックダンサーの経験を生かした、キレのあるダンスが得意。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の表題曲「Let Me Fly~その未来へ~」では練習生からの投票により、センターを務めた。あだ名は「まさや」

INIのメンバー【2】髙塚 大夢

INIの髙塚 大夢
髙塚 大夢
たかつかひろむ●1999年東京都出身。167㎝・O型。響き渡るハイトーンボイスを生かした抜群の歌唱力に注目。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のグローバル投票では1位に輝き、世界に通用する実力を証明した。あだ名は「ひろむ、たかつかくん」

INIのメンバー【3】田島 将吾

INIの田島 将吾
田島 将吾
たじましょうご●1998年東京都生まれ。179㎝・A型。ダンスとラップが武器で、パワフルなパフォーマンスに定評がある。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』では苦しむメンバーたちに積極的に寄り添う姿も見られ、「心も気遣いもAクラス」と称されることも。あだ名は「たじ」

INIのメンバー【4】藤牧 京介

INIの藤牧 京介
藤牧 京介
ふじまききょうすけ●1999年長野県生まれ。168㎝・A型。突き抜けるような高音を生かした圧倒的な歌唱力が魅力的で、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』ではほとんどの楽曲でメインボーカルを務めた。化粧水の使い方をネットで検索するなど、素朴な姿もファンを虜に。あだ名は「きょうちゃん、まっきー」

INIのメンバー【5】尾崎 匠海

INIの尾崎 匠海
尾崎 匠海
おざきたくみ●1999年大阪府生まれ。173㎝・O型。ボーカル・ダンス・ラップとなんでもこなすオールラウンダー。チャームポイントはえくぼで、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の練習生リアクションcamではおちゃめなメガネ姿も披露。あだ名は「TAKU」

INIのメンバー【6】西 洸人

INIの西 洸人
西 洸人
にしひろと●1997年鹿児島県生まれ。173㎝・AB型。フィジカルを生かしたダンスと、ダイナミックなラップで男気あふれるパフォーマンスを披露。頼れる兄貴肌で、メンバーたちからも慕われている。プチ自慢は小学4年生で英検2級をとったこと。あだ名は「ヒロト」

INIのメンバー【7】松田 迅

INIの松田 迅
松田 迅
まつだじん●2002年沖縄県生まれ。171㎝・B型。まるで彫刻のようなビジュアルと、色気のあるパフォーマンスで、初回放送の47位から大幅に順位を上げ、ついにデビュー。明るい性格で、グループのムードメーカー的存在。あだ名は「MJ」

INIのメンバー【8】許 豊凡

INIの許 豊凡
許 豊凡
しゅうふぇんふぁん●1998年中国生まれ。175.68㎝・A型。中国語のほかに、日本語、英語、韓国語(少し)の4か国語を操るマルチリンガル。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の1分PRでは扇子を使った独特なアピールを披露。あだ名は「アンソニー。ソニー、そに、そ」

INIのメンバー【9】池﨑 理人

INIの池﨑 理人
池﨑 理人
いけざきりひと●2001年福岡県生まれ。178㎝・O型。NO.1イケボと名高いラップ担当。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のコンセプトバトルでは初のリーダーを務め、葛藤しながらも成長していく姿に涙した人多数。あだ名は「りひ」

INIのメンバー【10】佐野 雄大

INIの佐野 雄大
佐野 雄大
さのゆうだい●2000年大阪府生まれ。178㎝・AB型。抜群のビジュアルと愛嬌あふれるパフォーマンスで話題に。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で放送された「姫ビジュアルセンターを探せ」では、見事センターに選ばれた。実は絵も得意。あだ名は「おすだい」

INIのメンバー【11】後藤 威尊

INIの後藤 威尊
後藤 威尊
ごとうたける●1999年大阪府生まれ。176㎝・AB型。王子様のようなルックスだが、変顔を公開したり、コテコテの関西弁でツッコミを繰り出したりと、そのギャップにも注目が集まっている。ステージ上での”表情管理”も見どころ。あだ名は「竹千代」

※メンバーのあだ名は『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の「手書きプロフィール」公開時(2021年2月1日)のものです。

【INIインタビュー】オーディション期間中の想い出は?

木村:今からまた新たな日々が始まるんだと、ひしひしと感じている

DAILY MORE:デビュー決定おめでとうございます! そして、尾崎さんは、22歳のお誕生日おめでとうございます。

全員:ありがとうございます!

尾崎:誕生日までお祝いしていただき、うれしいです。ありがとうございます!

DAILY MORE:早速ですが、デビューが決定した昨日の晩は、どのように過ごされましたか。

木村:メンバー決定直後から、撮影やインタビューを受けていて、実は宿舎に帰ってひと息つけたのが深夜でした。数時間後には朝の情報番組への生出演も控えていたので、昨夜は、落ち着いて振り返る時間があまりなくて……。今は不思議な気持ちです(笑)。

全員:わかる! 不思議だよね!

木村:こうして取材でお話をさせていただくなかで、「INI」のメンバーに選ばれたという実感が沸いてきました。これからまた新しい日々が始まるんだなと感じています。

髙塚:僕もずっと実感がなかったけど、取材を受けて、少しずつ実感が出てきました。

田島:僕も昨夜は実感がなくて、シャワーを浴びながら、「終わったのかぁ〜」と考えていました。親にもさっきやっと電話できました! 

池﨑:僕は、昨夜両親に連絡をして、「理人の頑張りには勇気をもらえて、めちゃくちゃ元気になったし、本当におめでとう」って言ってもらいました。祖父と祖母には、この番組に出てたことを言っていなくて、昨日突然、僕のデビューを知らされて驚いていました。

藤牧:え、そうなの?

池﨑:そう(笑)。習字で「理人おめでとう」って書いた写真が送られてきて。

全員:おぉ~すごい!
 
尾崎:僕は昨日の夜は、デビューが決まった嬉しさで寝られなくて、これからのことを考えていたら一瞬で朝になっていました。

佐野&松田:確かに! 昨日は一瞬でした。

DAILY MORE:激動の一日だったと思いますが、デビューメンバーの11人で夜お話しをする時間はありましたか?

西
:話す時間はあまりなかったですね。「よろしく!」みたいな軽い挨拶だけで、話す気力も残っていなかった……。

田島:(尾崎)「匠海誕生日おめでとう~!」ってお祝いしたくらいです。

髙塚:(後藤)威尊は、さっきぐっすり寝たって言ってました(笑)。

後藤:応援してくれる人の存在を実感したとたん、ステージを楽しむ余裕が生まれた

INIの後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田 迅、許 豊凡
(左から)後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田 迅、許 豊凡

DAILY MORE:オーディション期間中、最も記憶に残っていることを教えてください。

後藤:僕は、コンセプトバトルの時。この時くらいから肩の力を抜いて、ステージを楽しむことができるようになったので記憶に残っています。それ以前のバトルの時は、緊張していて“練習したことを出し切るだけ!”というところがありました。でも、コンセプトバトルのリハーサルの時にファンの方々から届いたサプライズメッセージ動画を観て、僕も応援されているということを実感したら、リラックスしてパフォーマンスできるようになりました。個人としても、チームとしても、コンセプトバトルはすごくいいパフォーマンスができたと思うし、最高の想い出です。

:自分は、悔しい想い出があるグループバトルが特に記憶に残っています。歌に関して経験が少ない自分が、いきなりヴォーカルを務めることになって。他のチームに練習経過を見てもらった時も思うように歌えなくて、悔しさのあまり爆発しちゃったんです。その時のことは、今でも思い出すと恥ずかしいです……。

松田:それぐらい本気だったってことだよ。僕は、そうやって自分の想いをさらけ出せるところを、見習わないとって思ったよ!

:ありがとうございます。

西:僕はファイナル曲の練習中、トレーナーの仲宗根梨乃先生に、「自信を持って。前の洸人じゃない」と言われたこと。言われたときは、「自信を持ってやっているのに……」と思ったんですけど、言われた理由を後々考え直してみたら、これまでの順位や票数といった数字に、知らず知らずのうちにとらわれている自分がいることに気がついたんです。その気づきのおかげで、順位や票数を多く獲得することを目指したパフォーマンスをするんじゃなくて、“自分やり切ったな”と思えるパフォーマンスをしようと考えることができるようになりました。だから、ファイナルステージは納得のいくパフォーマンスができて、バックステージに戻った瞬間、達成感で泣いちゃいました。

池﨑:自分の“武器”を手に入れたことが成長につながりました

INIの田島将吾、池﨑理人、西 洸人
(左から)田島将吾、池﨑理人、西 洸人

佐野
:僕がいちばん印象に残っているのは、最初のレベル分け評価。あんなに大きい舞台でパフォーマンスを披露することが人生初だったので、とても緊張したのですが、どこかワクワクする部分もあって。新しい気分を味わえて、忘れられない出来事のひとつでした!

池﨑:自分は、ターニングポイントとなったポジションバトル。元からラップ志望ではあったけれど、スキルが足りなかったので、それまでのバトルでは自分のラップにあまり自信が持てなかったんです。でも、自分でリリックを書くポジションバトルを通して、自分のラップに自信が持てるようになったし、ラップが“武器”と思えるようになりました。あと、何よりもこの時のチームメイト、田島くんと西くんと切磋琢磨できたことが、僕を成長させてくれました。

DAILY MORE:池﨑さんといえば、「違反ダンスの動画」もバズっていましたが……!

全員:(爆笑)

池﨑:あれはターニングポイントでもなんでもないです(笑)。

田島:僕のターニングポイントは違反ダンスですって(笑)。

池﨑:自分で見直したら、あれは面白いなって思ってしまいました。でも、今は少しですが成長しました! 違反ダンス……ありがとう(笑)。

全員:(爆笑)
INIの髙塚大夢、藤牧京介
(左から)髙塚大夢、藤牧京介

田島
:僕は、全部がターニングポイントなんですけど、特にグループバトルの「無限大」2組が、一番と言っていいほど記憶に残っています。最初のチーム形式の評価バトルで、僕がリーダーを務めさせていただきました。探り探りだったけど、本当に素敵なメンバーに恵まれて。一生忘れられないグループです。

藤牧:自分は、ポジションバトルの「花束のかわりにメロディーを」の舞台。合宿期間中は放送を観られなかったのですが、周りのスタッフさんから、”たくさん反響が上がっているよ!”と教えていただけて。すごくうれしかったのを覚えています。チームワークが本当に良かったので、それがこういった反響に繋がったのかなと思います。

木村:ターニングポイントとかではないですが、印象に残っていることは、オーディション期間中の生活スタイル! 毎日、朝9時〜夜12時くらいまで練習。宿舎に帰って、一旦横になるつもりが、起きたら朝5時という毎日を送っていました。今思い返すといい想い出です(笑)。

合宿中の癒しは、ご飯と“アノ人のお顔”!?

INIの後藤 威尊、佐野 雄大、尾崎 匠海
(左から)後藤 威尊、佐野 雄大、尾崎 匠海

DAILY MORE:大変な合宿生活のなかで、みなさんの“癒し”は何だったんですか?

全員:ご飯!

佐野:めっちゃ楽しみやった。

松田:僕はカレーライスが好きで、カレーの日は必ずおかわりしてました♪

木村:3杯くらいおかわりしていたよね!?(笑)

松田:食べすぎて、午後の練習は、お腹がたっぷんたっぷんの中で頑張りました!

髙塚:ご飯といえば、夜食用にインスタントのスンドゥブとかコムタンとかもたくさん用意してくださってたよね。ある時、スンドゥブにカップラーメンの麺を入れた練習生がいて、それがめっちゃおいしくて、それ以降練習後にみんなそれを食べてたこともあったね(笑)。
 
DAILY MORE:みなさん混ぜるのがお好きですね。ドリンクバーとか。

池﨑:オレンジジュースとりんごジュースのやつ(笑)。

田島:緑茶とウーロン茶も一緒に入れてたからね。感覚がおかしくなってたかも(笑)。

全員:(爆笑)

尾崎:僕の合宿中の癒しは、(佐野)雄大の顔だった。今もそうですけど、いつもポケッとした顔をしているんですよ〜。

佐野:してへん!

尾崎:たまに雄大の顔を見て、癒されていました(笑)。

後藤:俺も人を癒すことができる顔になろ!

松田:いやいや、もうすでに(後藤)威尊くんの顔は、ファンの方からしたら、眺めるだけで頑張ろってなってると思うよ♪

後藤:(照)

【INIインタビュー】合宿中にメンバー全員でお祝いした誕生日エピソード

宿舎でお祝いしたメンバー3人のサプライズバースデーの裏側

INIの後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海
(左から)後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海

DAILY MORE:宿舎生活で記憶に残っている想い出を教えてください!

髙塚:ファイナル練習のときにした、(西)洸人くんへのバースデーサプライズですね!

木村:0時を越えた瞬間に、ハッピーバースデーを歌いながらケーキでお祝いしました。

西:みんなにお祝いしてもらって、めちゃくちゃ嬉しかったです! 誕生日前日は、朝から夜中までずっと練習をしていて、ちょうど日をまたぐ頃は、ONEチームとRUNWAYチームの練習成果を見せ合っていた時でした。初めて見るRUNWAYチームのパフォーマンスに圧倒されて、自分の誕生日を忘れていたところに、みんなの歌声が突然聞こえてきて、すごく驚いたのを覚えています。最高の誕生日になりました!

田島:その時に面白かったのが、合宿が始まってから食べる機会がなかったケーキを(西くんにだけ)ゆっくり味わわせたくないとみんなが思って、西くんの口に一気に突っ込んだこと(笑)。

髙塚:2個あったチーズケーキを無理やり……(笑)。

西:みんなテンションが上がっていて、「おめでとう! おめでとう! チーズケーキ! チーズケーキ!」という意味不明な掛け声をしていたのを覚えてる?(笑)

田島:覚えてる(笑)

西:いやぁ。面白かったよね(笑)。

全員:(爆笑)

西:この合宿にいなかったら、携帯にメッセージが届くばっかりだったから、直接大勢の人に「おめでとう」と声をかけてもらえたのが、うれしかったです。

藤牧:(微笑む)

西:いい誕生日プレゼントになりました!

許 豊凡の掲げた抱負とは?

INIの松田 迅、許 豊凡、木村柾哉
(左から)松田 迅、許 豊凡、木村柾哉

木村:誕生日といえば、(後藤)威尊と(許)豊凡の誕生日も、それぞれお祝いしたよね。威尊は、レコーディングの日が誕生日で、スタッフさんが差し入れでケーキとピザを持ってきてくださって。

松田:めっちゃ楽しかったよね!

後藤:僕は、2日前に西くんが祝ってもらっているのを見ていたので、誕生日当日はソワソワしていました。祝ってくれるんだろうなぁ、と期待しちゃっていました(笑)。

:僕は、みんなが自分の誕生日を知っていることにびっくりしました。ファイナルのリハーサルが終わって、宿舎に戻ったらハッピーバースデーが聞こえてきて、うれしかったです。

松田:その時に、抱負も聞いたよね! そこで言った抱負が最高だったから、もう一回聞かせて♪

:「言うまでもないでしょ!」からの「デビューっしょっ!」。

佐野:そう宣言して今ここにいるってカッコいい!

全員:カッコいいよね!

【INIインタビュー】「ありがとう」を伝えたい練習生仲間

ともに過ごした大切な仲間たち

INIの木村柾哉、後藤威尊、許 豊凡、佐野雄大、尾崎匠海、松田 迅
(左から)木村柾哉、後藤威尊、許 豊凡、佐野雄大、尾崎匠海、松田 迅

DAILY MORE:オーディション期間中、たくさんの練習生と切磋琢磨されていましたよね。オーディション期間をともにした全員が大切な仲間だとは思うのですが、しいてひとりを選んで“ありがとう”を伝えるなら、誰に伝えますか?

全員:難しい〜!

木村:僕は最初のレベル分けテストで、一緒のチームになった(阿部)創。ミサンガを、チーム全員に作ってくれました。今も普段身に着けている想い出のミサンガで、それを見るたびに創の顔が思い浮かびます。

松田:僕は、仲が良かった(小池)俊司くん。順位発表式で隣になることが多くて、いつも「ふたりで一緒にデビューしようね!」と高め合っていました。昨日(6/13のこと)、デビュー決定後に話す機会があったのですが、ふたりで号泣してしまって。うれしい気持ちと悔しい気持ちの半分半分でした。同じチームのメンバーとして、一緒に舞台に立つことはできないけど、いつか共演することはできるはずなので、「ふたりともビッグになってまた会おう!」と、再会の約束をしました。

佐野:僕は栗田航兵くんです。落ち込んでいると、満面の笑みで温かい言葉をかけてくれて。年下なのに、いつも僕の心の支えになってくれました。

尾崎:柾哉くんのおかげで、僕は成長できた

INIの後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田 迅、許 豊凡
(左から)後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田 迅、許 豊凡

尾崎:僕は最初の「Let Me Fly~その未来へ~」のステージの時、(木村)柾哉くんの後ろで踊っていたのですが、その時から柾哉くんをお手本にして、ダンスの練習を重ねてきました。それに、柾哉くんの人柄からは人間的な面でもたくさんのことを学びました。彼がいたから、僕は成長できたと思うので感謝しています。

木村:これ、何度も伝えてくれるんですよ。

後藤:僕はどうしてもひとりに絞れなくて……、ふたり答えさせてください! まずひとりめは、くり(栗田航兵)。彼に対しては、僕は何でもさらけ出すことができて、彼の前ならバカなことも全力でできました。一緒にいるとリフレッシュできて、感謝しています。ふたりめは、モーリー(森井洸陽)。人生相談をするほど、頼りにしていた存在です。

:自分がこのオーディションを乗り越えられたのは、小林大悟くんの存在が大きいです。オーディションが始まった時から仲が良くて、毎日起こし合って、一緒に朝ごはんを食べたり、お互いのパフォーマンスをチェックし合ったりしていました。あと、大悟くんには、精神面でもすごく支えてもらいました。僕が、順位が下がる一方で落ち込んでいた時には、「ふたりでデビューできるよ!」と励ましてくれたし、昨日お別れする時も「(活動の場は違っても、2人で)世界をぶっ飛ばすよ!」と声をかけてくれて。感謝してもしきれません。

藤牧:本当に多くの練習生たちに助けられた

INIの田島将吾、池﨑理人、西洸人、藤牧京介、髙塚大夢
(左から)田島将吾、池﨑理人、西洸人、藤牧京介、髙塚大夢

藤牧:本当に多くの練習生の方たちに助けられたので、ひとりを決めるのは難しいのですが……、古瀬直輝さん。いちばん気分が落ちた、レベル分けの再評価テストの時に支えてもらいました。もちろんBチームの全員に助けてもらいましたが、いつも何かあるたびに優しい言葉をかけてくださったのが直輝さんで、とても感謝しています。本当に助けられたので、忘れられないです。

髙塚:僕は四谷真佑。ポジションバトルの『Pretender』の練習中に、パフォーマンスのクオリティに悩んでいた時期がありました。その時に、真佑に相談したら、「目の前のことだけに目を向けるんじゃなくて、もっとデビューやその先のことを見据えて、“今どうしたらいいのか”っていうのを考えるといい」というアドバイスをくれました。その言葉で視界が開けて、ポジションバトル以降のバトルは、目先のことだけでなく、遠くの目標に向かって動くことができるようになりました。本当にありがたい言葉だったなって思います。

池﨑:まるで弟かのように、「お兄ちゃんお兄ちゃん」という感じで僕のところに来てくれる、松田 迅に感謝を伝えたいです。実は1歳差なんですけど(笑)。

田島:(1歳差に)見えないよね(笑)。

池﨑:迅は、眠い日もきつい日も、僕だけでなく練習生みんなのことを太陽のように照らしてくれて。元気いっぱいの迅に、毎日救われていました!

西:柾哉へ。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の顔になってくれてありがとう。

INIの田島将吾、髙塚大夢、西 洸人、藤牧京介、池﨑理人
(左から)田島将吾、髙塚大夢、西 洸人、藤牧京介、池﨑理人

西:僕は、たじ(田島)と(池﨑)理人には、いっぱい助けてもらったので感謝しています。今も一緒にいるだけでパワーを感じますね。あと、やっぱり(木村)柾哉。シーズン2の顔になってくれたので。「Let Me Fly~その未来へ~」のセンターを務めてくれて、それってすごく良いことであると同時に、彼にしか分からないプレッシャーもあったと思うんです。しかも毎回のバトルでは、リーダーやセンターを務めて、ファイナルの時はみんなをまとめてくれた。メンタル的に辛い時もあっただろうけど、どんな時も練習生の士気を上げてくれたことに感謝しています。

田島:僕は(西島)蓮汰。最初のレベル分けのときからずっと一緒にいたし、蓮汰がいたから頑張れたっていう想いもすごく強くて。昨日(6/13のこと)お別れする時に、蓮汰も「たじくんがいたからここまで来られた。ありがとう」と言ってくれました。その言葉を聞いた時は、名残惜しくて、何とも言えない気持ちだったのですが、「最後じゃないから」と伝えました。お互い応援しあおうねって。

【INIインタビュー】11人が叶えたい「夢と未来」の話

全てのレベルを底上げして、グローバルに活躍するグループを目指す!

INIの後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田迅、許豊凡
(左から)後藤威尊、佐野雄大、尾崎匠海、木村柾哉、松田迅、許豊凡

DAILY MORE:デビューに向け、これからどんな部分を伸ばしていきたいと思いますか?

池﨑:個人的には、ダンスは課題が多いのでデビューまでに徹底的に練習をして、レベルを底上げしたいです。デビューする時には、全員でそろったダンスを披露できるように頑張ります!

髙塚:僕もダンススキルを伸ばしたいです。

藤牧:僕は、自分の武器である歌だけでなく、ダンスや表情管理など、すべてにおいて成長したいと思っています。実は、機会があればラップにも挑戦したい気持ちがあって。どんなことにも貪欲にチャレンジしていきたいです。

佐野:実力を大幅に伸ばしたいです。今の僕は全てにおいて未熟で、到底世界で戦えるレベルではありません。チームの足を引っ張りたくないので、実力をつけて全てのレベルを思いっきり上げたいです!

西:ダンスも歌もラップも全てレベルを上げたいです。「INIには、“西洸人が絶対に必要だ”」と思っていただけるような、オールマイティーにこなせる存在になりたいです。

松田:僕はこのオーディションを通して、自分のメンタルの弱さに気づかされました。今後は、今まで以上に大変なことや高い壁がたくさん待ち受けていると思うので、メンタル面をもっと強化したいです。あとは、唯一無二のアーティストになれるよう、歌とダンススキルを高めていきます。

木村:みなさんに常に喜んでもらえる活動がしたい

INIの西 洸人、池﨑理人、髙塚大夢、藤牧京介、田島将吾
(左上から)西 洸人、池﨑理人、髙塚大夢、藤牧京介、田島将吾

後藤:僕は歌唱力を上げたいです。もともと、このオーディションに参加したときは、ラップとダンス志望でした。ですが、いくつものバトルでボーカルを担当して、歌うことの楽しさを知ることができました。だから、もっと上手くなりたいです!

田島:ダンスとラップのスキルを伸ばしたいです。自分のパフォーマンスレベルにまだ納得がいっていないので、成長できるように努力したいと思っています。それと、歌も! ファイナルのRUNWAYチームは、(髙塚)大夢、(藤牧)京ちゃん、(尾崎)匠海とか、歌が上手い人が揃っていました。みんなに歌を教えてもらったことで、もっと上手くなりたいという欲が増したので、頑張りたいです! あと、グループとしては、みなさんにそろったパフォーマンスをお見せするためにも、チーム力を上げたいと思っています。

尾崎:歌とダンスのスキルを伸ばすことは前提として、僕は人間力を高めたいです。これから世界で活躍する息の長いグループになるためには、チームワークが大切。いい雰囲気のチームを作るためにも、まずは、自分自身の人間性を磨いていきたいと思います。

:グループで活動するということは、自分のことだけでなく、周りにも気を配ることができないといけないと思います。だから、僕ももっと人間力を高めていきたいです。

木村:僕は知識です。この世界で活動していくためには、あらゆる知識が必要だと思います。今は、右も左も分からない状態なので、徐々にいろんなことを学んで、みなさんに常に喜んでもらえるような活動がしたいと思っています。

INIが叶えたい夢とは……?

INIの佐野雄大、西洸人、藤牧京介、尾崎匠海、松田迅、後藤威尊、許 豊凡、髙塚大夢、木村柾哉、田島将吾、池﨑理人
(上段左から)佐野雄大、西洸人、藤牧京介、尾崎匠海、松田迅、後藤威尊 (下段左から)許 豊凡、髙塚大夢、木村柾哉、田島将吾、池﨑理人

DAILY MORE:最後に、INIとして叶えたい夢はありますか?

池﨑:紅白歌合戦に出たい!

田島:日本を代表するアーティストになりたいです。

DAILY MORE:ありがとうございました。

全員:ありがとうございました!

INIインタビュー取材後記

デビューメンバー決定翌日に行われた今回の取材では、11人に“INI結成1日目”という特別な日だからこそ聞いてみたいことをぶつけました。
質問を投げかけるたび、さまざまに表情を変えながら回答する皆さんの姿が印象的でした。なかでも、“感謝を伝えたい練習生仲間”を教えてくださった時の、“言葉にできない想いを噛みしめるような表情”。“伸ばしたいスキル”を発表してくださった時の、“凛とした表情”。さらには、合宿中の癒しやサプライズについて聞いた時、「そんなことあった!」と“無邪気な笑顔で振り返る姿”が強く記憶に残っています。

初々しくて愛らしい。人間味にあふれていて明るい。そして、頼もしい! そんな魅力いっぱいのメンバーが集まったINIの、“世界で活躍するグループになる”という夢。それが叶う時が今からとても楽しみです! これからも『MORE』は彼らを応援していきたいと思います♪
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撮影/花村克彦 文/海渡理恵