野村周平×賀来賢人が初共演! クスッと笑えてちょっと切ない青春映画『森山中教習所』

野村周平×賀来賢人が初共演! クスッと笑えてちょっと切ない青春映画『森山中教習所』_2
ふたりの若者が教習所で過ごすひと夏のドラマを描いた青春映画。野村周平と賀来賢人という若手実力派のイケメン俳優が、初共演にしてW主演を務めました。原作は新鋭漫画家の真造圭伍がわずか23歳で書き上げたデビュー作で、『ソフトボーイ』の豊島圭介監督が実写化。企画の立ち上げから脚本の完成、撮影開始までになんと4年の歳月をかけ、登場人物たちのキャラ設定や内容を試行錯誤して掘り下げたそうです。

舞台は山と畑に囲まれた田舎町。大学生の清高(野村周平)はある日、ヤクザになった高校の同級生、轟木(賀来賢人)ととんでもない状況で再会し、中学校の跡地を利用して作られた非公認教習所「森山中教習所」へ共に通うことに。そこは教官を務めるサキ(麻生久美子)ら上原家の家族経営で成り立っている教習所で、不法滞在の外国人やチンピラ、ギャルや轟木のようなヤクザも受け入れる自由な雰囲気。居心地のいいその場所で水遊びをしたり、焼き肉パーティをしたり、甘酸っぱい恋をしたりと、ふたりは夏を満喫していきます。

まず“ノーテンキな大学生とネクラなポーカーフェイスのヤクザ”というキャラ設定だけでクスッとしてしまいますが、映画全体を覆うトーンも脱力系のユーモアに満ちています。ただしゆる〜い日常の中には、清高の崩壊しかけている家庭事情や組織に縛られる轟木の不自由な未来など、チクリと胸を刺す悲しみが隠れていて、なんとも切ない気分にさせられるのです。複雑な思いを抱えながらも、やっぱり表面的にはノーテンキに、飄々と限りある夏の日々を過ごしていくふたりの姿が愛おしく見えてくる本作。コメディの裏にある味わい深い人間ドラマに、きっと意表をつかれるはずです。

(文/松山梢)

●7月9日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー

©2016 真造圭伍・小学館/「森山中教習所」製作委員会

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