“夢”を忘れかけた大人に贈る『星に願いを、そして手を。』【今月のイチオシ★BOOK】

“夢”を忘れかけた大人に贈る『星に願いを、そして手を。』青羽 悠

「第29回小説すばる新人賞」を史上最年少で受賞した16歳、現役の高校生男子による青春小説……という字面だけで、“20代女子の自分には関係なさそう”と思わないで。なぜなら、きっと誰しも忘れていないはずの唯一無二の“何か”が、この物語にはつまっているから。 毎日のように一緒にいた幼なじみの男女4人が、高校、大学を経て大人になるにつれてそれぞれの道を歩み始めた矢先、ある人の死をきっかけに再会する。しかし、4人が星空を見上げながら心に誓った“夢”は、いつしか形を変えていた。もう二度と取り戻せないの――? 謎解きの要素や甘酸っぱい恋の行方もあり、ページをめくる手が止まらなくなる。そして、読み終わったら、彼らのように星空を見上げてみてほしい。そこには、今、いる世界が少しだけ違って見える“何か”が瞬いているはず(集英社 ¥1600)
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