仕事の人間関係で傷ついたときに思い出すべき名言とは?【はあちゅうのお仕事名言博物館】

会社員&フリーランスとして働いてきた作家が、自身の経験した〝仕事にまつわる名言〞を紹介します。
仕事の人間関係で傷ついたときに思い出すべき名言とは?【はあちゅうのお仕事名言博物館】_1
 見てくれている方もいるのかもしれませんが、私はツイッターでたまに炎上します。賛否両論あることをあえて口にすれば肯定・共感派と否定・反感派が入り乱れるのは当たり前。炎上したくないなら口をつぐめばいいだけなのですが、それでも言わずにはいられない性格だからこの仕事をしているんでしょうね。最近では「弱者への過剰な配慮は逆に差別を生む」、「仕事相手からいきなり電話がかかってくるのはイヤ」といった発言が炎上しました。こんなことを言うと否定意見も出てくるだろうなぁ……とわかっていることでも、つい意見を言いたくなってしまうんです。初めてネットで炎上を経験したのはブログを始めた18歳の時なので、炎上には慣れっこだと思われたり、傷つかない人だと思われたりもしますが、そんなことはなく、実は一回一回の炎上をかなり気にしています。炎上状態の時は、わざわざエゴサーチしてまで自分に向けられたきつい言葉を確認してはへこんでしまうことも。悪意のある書き込みはコンプレックスのど真ん中を射抜き、心にぽっかりと穴があいてしまいます。そんな時「つらい……」と泣きついたら、友人がひと言。「取り組みたいことの原動力にならないものは追いやるのだよ」。この言葉、今月の“お仕事名言”に認定させ
ていただきます。

傷つくことを選んでいるのは自分だった

これを聞いて、「たしかに私、わざわざ傷つく言葉を探して、何がしたいんだろう?」と思えたんです。自分の意見へのまっとうな反論ではなく、ただ心をかき乱すだけのコメントを読み飛ばさずにまともに吸収しているのはほかでもない自分。そんなことしなくていいんです。へこんでいても、ものごとは何も進まない。それよりは、炎上によってさらに考えを深めた自分の意見を発信していくほうが生産的です。自分の人生の原動力にならないものを自ら選び取って自分の人生に吸収するのではなく、原動力になるものだけを吸収すること。そうすることによって、自分の人生がよりよい方向に進むのだと実感しました。

誰にも嫌われずに生きることは難しい。けれど……

働くことは人と関わることなので、意見がぶつかることは、ネットのみならず現実の世界でも避けては通れません。人からどう思われるかは、自分ではどうにもできませんが、せめて自分の感情と態度をコントロールすることを学んで、自分の意見をこれからも恐れずに発信していこうと思います。
●はあちゅう
作家・コラムニスト。本誌の前連載をまとめた『恋愛名言博物館』がデジタル版として発売中。公式ツ
イッター&インスタグラム■@ha_chu

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